「空気銃は威力が弱い」
山賊ダイヤリー著者の岡本さんも、登場人物の赤城さんも、ポンプ式のエースハンターです。
近年、威力の強い空気銃が・・・ってことは、プリチャージ式が出てくるまでの空気銃は、スプリング式・ガス式・ポンプ式ってところで、確かにプリチャージの200気圧に比べると、断然威力の弱い銃です。
威力が弱いということは、弾丸自体も軽くないと安定しないということで、標的射撃の空気銃のように、ポンプ式の空気銃は4.5㎜の弾丸が標準だと考えたほうがよさそうです。
しかし軽い4.5㎜弾は、どうしても殺傷能力が弱く、きちんと頭に当てないと難しいみたいです。
でもですね、どうせ空気銃は飛んでる鳥には撃てない銃ですから、倍率と性能の高いスコープ使って、きちんと頭を狙いさえすれば問題ないって考えていたので、私自身ポンプ式で4.5㎜で考えていたんですね。
ところが、もっと調べてみると、どうやら4.5㎜の軽い弾丸は、横風にかなり弱いらしいんです!
これは私にとって悩ましい情報でした。
我が福井県は、全国有数の雪国であり、日本海に面して、冬は荒れるんですよ。そんなビュンビュン風吹くさなかに、4.5㎜で繊細に狙いを定めても、素人考えでも当たる気がしないですね。
そう考えると、福井県で空気銃で狩猟をやろうとすると、横風にブレにくい5.5㎜でやるしかないのかなあと。
あと、地味にエースハンター情報として、5.5㎜のエースハンターは、4.5㎜と比べて余計にポンプ数が必要らしいんです。もちろん回数を重ねるにつれ重くなりますし、連動して引き金も重くなるみたいです。そのために、5.5㎜使用者は、4.5㎜に買い替えるって現象が起こるみたいです。
これも悩ましい情報ですよね。
ポンプ式であれ、プリチャージ式であれ、人力で空気を圧縮しようとすると、とにかく体力腕力が必要ってことです。
空気圧縮作業が、猟自体に支障がでるくらい辛い労働なのも考え物ですが、だからといって4.5㎜で風に流され、獲物が取れない状態が続いたら、猟自体に楽しさがなくなってしまうかもしれませんものね。
とにかく決定事項なのは、
「プリチャージ式の空気銃なら口径5.5㎜を選ぶ」
ということですね。
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