5.5㎜エースハンターに適したペレット重量を考える

まずエースハンターの情報源というと「近江屋」さんを忘れてはいけません。

簡単に近江屋さんの話をまとめると、
「できる限り重い弾を、できる限りポンピングして撃つ!」
ってことを推奨されてます。
このページなんか、シカの止め刺ししてますね。
「5.5㎜エース、ポンプ回数は15回、弾は非鉛弾バラ22グレイン、射距離は15m」
だそうです。

この記事のおかげで、私は空気銃の口径を5.5㎜に決めることができました。
いわゆる、将来さまざまな使用方法に対応できる口径だと考えたからです。

ちなみに「桔梗屋繁盛記」さんのこの記事を読むと、
エースハンター5.5㎜で16グレインの弾を15回のポンプ数で撃つと、
初速が862.8FPS、威力が26.3FP
だそうで、200気圧のプリチャージ式の銃の初速が約900FPSくらいらしいので、ポンプ銃でも、プリチャージ式に引けを取らないほどの威力を出せることがわかります。


さて、私は初年度はヒヨドリやキジバト中心に狙っていきたいです。
練習も兼ねて、数狙いたいのと、カモのように水中にいる鳥は、中てることよりも回収のほうが面倒で、そのための道具も必要になるからです。
そのため最初は、小物狙いの軽量弾と、大物狙いの重量弾の2種類を使い分けようと考えていました。
しかし、どうもいろんな人のブログや記事を読むと、
「射撃場等でのデータや経験を集めるために、使う弾は1種類に固定したほうがいい」
って考えに達しました。
確かにそうですね。エースハンターはポンプ回数を変えるだけでもデータが変わりますからね。そこに弾の重量まで加わると、掛け算式にデータが増えることにつながりますね。

あっはっは!そんなにポンピングできませんよ!
ブートキャンプじゃあるましし!!
いやあ懐かしいですね!画像クリックすれば、今でもAmazonで購入できます。


さて、ペレットの重さです。
やはり近江屋さんの5.5㎜ペレット販売ページを参考にします

販売している5.5㎜ペレットの中で、最重量弾は
「JSB イグザクト 22 モンスター」の25.4グレインです!
JSB22MONSTER.jpg

いやあ!これはすごい!
同じ販売ページの4.5㎜ペレットの最軽量弾が8.44グレインなんで、3倍以上の重さがあります!
口径は違えど、同じ空気銃の弾丸とは思えないですね!
例えるなら30㎏の子供と100㎏の大人が相撲を取るほどのパワーの違いがありますね!!

まあ、極端な弾丸の話はさておき、私が選ぶべき重量です。

確かに初年度は小物狙いです。しかし小物設定のままだと、カモなどの大物には、きちんとヘッドショットしなければ半矢の可能性が増えてしまいそうです。
逆にカモなどの大物設定にした場合、そのまま小物に中てた場合には、可食部がなくなるほどのダメージを与えることがあるそうです。

さて、どう考えるかですね?

私の結論は16グレインの中量弾です。
まあ、近江屋さんは中量弾って言ってますが、一昔前までなら重すぎる弾だったのでしょう。
それが、プレチャージ式等、銃の性能が上がって、16グレインという重い弾を安定して飛ばせるようになってから、空気銃の認識が変わってきたのではないかと思われます。

で、私はポンプ式ながら重い弾、16グレインの弾で勝負したいと思います!
重い弾は横風に強いって話もありましたし、エースハンターの中では最大口径の5.5㎜を選ぶんですから、ある程度の重い弾を使ってこそ、5.5㎜の良さを引き出せると思うんですね。

さて、ポンプ回数なのですが、きりのいいところで10回と決めてデータを集めていきたいと思います。
先ほどの「桔梗屋繁盛記」さんのデータによると、ポンプ数10回では、
初速785.5FPS、威力21.8FP
だそうです。
プレチャージ式所有者からすると、多少物足りない数値かもしれませんが、ポンプ回数を1回でも余分に設定するだけで、射撃場では地獄を見ると思うんです。
プレチャージ式の圧縮空気を空気入れで手動で行う場合、あるいはポンプ式銃を射撃場でスコープ調整を行う場合、前述のような「ブートキャンプ」を思い起こさせるほど、強烈な体力使うらしいです。

正直、小物狙いならポンプ数5回とか6回くらいで十分だと思うんですね。
でも今後のデータ収集って考えた場合、ポンプ数10回って決め、射撃場でも50mをゼロイン距離にしてスコープ調整したいと考えてます。


さあて、ペレットの重さは16グレインで決まりました。
ちなみに、16グレインってグラムに直すと、1.03678g
ほぼ1gで、1円玉と同じ重さです。
重さだけで考えると、1円玉をぶつけて、カラスを殺すようなもんです。
なんか、そう考えると、空気銃ってなかなか奥が深そうですねえ。


さて次は弾丸のメーカー選びです。






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