さてさて、現在所持許可を待つ身です。
待つ身は辛いんですが、一方でハンターとしての好奇心は止まりません!
今回は、狩猟試験でも勉強した、鉛中毒について調べてみました。
正直、狩猟試験で鉛中毒の話を聞いたとき、「?!」って思ったんですね。自然環境的に問題になっているのかもしれませんが、人間自身、いわゆる医学的には鉛中毒って、ほぼ初耳だったんですね。
それで今回調べてみる気になりました。
空気銃も散弾銃も、その弾丸は鉛です。
鉄より重く、鉄より柔らかいのが特徴です。
これは銃の弾丸にとって最適な物質ですね。
重量が重いということは、運動エネルギーを引き出しやすくなり、そのまま獲物を破壊するエネルギーへと変換します。
次に鉄より柔らかい物質ってのが、またまたよくて、鉄由来の精密機器である銃身内部よりも柔らかい物質なので、銃身内部に傷をつけることが少なく、また獲物に中った場合は、柔らかいということは変形しやすく、変形するということは表面積が広がりやすいということで、運動エネルギーを獲物のダメージに変換しやすいって特徴があります。
そして鉄と違って「錆びない」ってのが大きな特徴ですね。
そのために、釣りの重りも鉛が今でも使われてますし、いろんなジャンルで使い勝手がいいから、鉛は使われている物質みたいです。
Amazonで検索かけたら、上記の品がトップに出てきました。レビュー読んでも、工作用に使っている人が多いですね。
で、鉛中毒の話です。
「鉛中毒の可能性があるので、空気銃弾であるペレットは手袋して触りましょうね」
って記事がネット上にあります。
あっはっは!それは言い過ぎですね!鉛は皮膚吸収される物質ではありません。もし鉛がそれほど毒性強いのだったら、Amazonなんかで工作用として気楽に買えるわけないですよ!
つまりですね、鉛単体では水にも溶けにくいために、人間サイズの大きさの動物が、例えば散弾銃の鉛粒を1つや2つ飲み込んだところで、まあ害はないですよ。
もっというと、日本人の中でハンターくらいじゃないですか?鉛って物質を危険視しているのって?
しかしですね、これが人間じゃなく、小さな個体だと話が違ってきます。
例えばカモが、人間の20分の1の大きさの生き物だとした場合、鉛弾1粒が人間で言うと20粒ほど飲み込んでしまった毒性と同じです。
そのために、小さな個体では小さな鉛でも、致死量になる可能性があるのです。
人間に例えても、成人ではダメージなくても、新生児や幼児だとダメージが出る例があるのと同じです。
鉛中毒の本当に怖いのは、有機化合物のような、いわゆる塗料やガソリンに混ざっている場合に、吸収がしやすくなります。そういう工場で、もっというと発展途上国の劣悪な環境で働いている人間が、今でも鉛中毒で苦しんでいる現状があります。
ただ、日本は世界一治安がいい国だけではなく、世界一環境的安全が進んでいる国です。
日本で普通に暮らすだけでなく、日本で特殊な工場で働いている人間でさえも、鉛中毒はまあ無関係と思っていいでしょう。それほど世界の基準から比べても日本は安全なんです。
少し話を脱線させます。
ニュース見てると、日本が嫌いな真っ赤な日本人が、政治家にも一般市民にもいますけど、私はですね、いろいろな国を情報として知る限り、「日本を嫌だ!」っていう日本人が考えられませんね。視野狭くないですか?この情報化社会で生きている割には・・・?!
じゃあ日本以外にどんな国のほうがいいと思ってるの?!って言いたいです。
例えばですね、先進国で言うとアメリカやフランス、イギリスやイタリアなんかが挙げられますが、かの地「フランス」の情報を、この本で読んでみると、到底日本と同じ先進国って思えないほどの話が書いてあります。
クリックすればAmazonに飛びます。
フランスってパリって、日本からすると、距離的に一番遠い先進国です。
アメリカ文化のように、日本に音楽や映画なんかで、ジャンジャン入り込んでいる国じゃないです。海外に目を向けたことのある日本人からすると、一種アメリカ以上に憧れの国になりえる国です。筆者もそんな感じでパリに渡ってます。
じゃあ実情のパリ、フランスはどんな国なのかというと・・・それは読んでからのお楽しみです!
読んで驚いてください。
一方、日本にとって一番身近な国であるアメリカは?って話なんですが、いい本あります。
結構古い本なんですが良書です!
筆者はいわゆる日本人的「一般人」ではないかもしれませんが、アメリカ在住の日本人の観点からみた「自由の国」の本質を書いています。
まあ簡単に言えば「自由の国アメリカ」は、金さえあれば本物の自由を得られる、超資本主義国だってことが書かれてます。
つまり貧乏だと、現在でも下手すると「盲腸」で死ぬ可能性のある国が、アメリカなんです。
まあ大金持ちのセレブにとっては、ドバイやアメリカなんかは、税金的に優しい国なんでしょうね。
でもですね、世界中を見渡した時に、税金や治安を含めて考えた場合、資産家は暮らしやすい国だと認識しても、私のような一般人からすると、そんな国が暮らしやすいとは到底思えないんですね。
さて、話を戻しますと、鉛中毒の怖さを前面に押し出しておいて、少しでも安全性をってことで、ペレット触るときはゴム手袋をって、そんな「絶対安全主義」な国って、世界中探しても日本しかないですって。
まあハンターからすると、日本は超安全主義過ぎて、肩身が狭いかもしれませんが、それでも日本はですね、いろいろあるかもしれませんが、治安という面から考えても、日本の警察も含めて、私は世界トップクラスの国だと思います。
それと、「田園生活の教科書」の著書「齋藤令介」さんも書いてましたが、日本は本格的ハンターの国よりも優れている点があると。
私の持っている本は2001年発行の本なので、現時点で情報的に間違っている部分もあるかもしれませんが、そのまま抜粋します。
「日本はハンターズ・パラダイスといえるゲームの豊富な国だ。鹿を1日に2頭も撃てる国は他にないのである。アメリカもカナダも1シーズンに1頭だ・・・。」
ちなみに、現在福井県ではオスのシカは1日2頭、メスなら無制限で撃てます!!
福井県は世界的にも、超ハンターパラダイス地域ってわけです!!
いやあ、なんか楽しくなってきましたね!
細かい神経使うこと多いけど、日本人でよかった!!
この記事へのコメント
黒猫
いやぁ、ユーチューブ画像とか見ていますと、日本と違ってガンガン撃てるようなイメージがありましたから。。。
ペレットのメーカーによっては、缶の記載に、手袋をしろとか、弾を扱う際にタバコを吸ったり飲食物を摂るなと書いてありますね。指に付着した微量の鉛を経口摂取しないようにとの注意書きですね。
そこまで神経質になる必要はないと思いますが、まぁ、奴らは馬鹿ですから、そういう所からすぐに訴訟に持ち込もうとしますから。。。
hayate
ハンターになる前に胃に穴が空きそうです(泣き
morimori