以前、「ワイヤーとダイアルロックを購入した記事」を書きました。
で、「私の愛車はジムニー」なんですが、その2点セットを利用して、銃を輸送するさいに、トランク部分で固定できるフックがあれば便利だなって考えたわけです。
・・・。
いやいやいや、銃を車に置いた状態で、コンビニやスーパーに立ち寄ってはいけません!
ハンターとしての常識です!
銃を車の中に入れたままで、車から離れることは、「所持」ではなく「放置」です!
知ってますって!そんなこと!
私だって、ハンター予備軍ですから!!
・・・。
でもですね、人間ですからね、銃を車で運搬中にトイレに行きたくなることだってあると思われるんですよね・・・。
あっはっは!!
知ってますよ!ハンター予備軍ですから!!その場合は銃を所持した状態でトイレに入るべきですね!!
はああ・・・。銃は運転免許と違って、「免停」っていう中間部分がなく、OKか?NGか?だけなんですね。だから、職質でNGだった場合、いきなり所持許可取り消しを喰らう可能性があります。
「銃の管理ができない人間には所持許可なんぞ与えない!!」っていう、所持許可反対の立場の警察の意志が見え隠れします。
さてさて、今回の記事は、ハンターうんぬんとしてではなく(ここ大事!!)、ただ単純に、完全固定されたフックがトランク部分にあれば便利だなあって思ったのが始まりです。
はい!そんな記事見つけました!
これは便利そうです!
このフックと、ワイヤーと鍵の2点セット、そして車外から見られても猟銃とわからない「ソフトケースに入れるアイデア」があれば・・・。
・・・。
いやいやいや!!
銃を車内に置いて離れる提案なんか、全くしてませんよ!!
嫌だなあもう!
銃の所持許可申請中の、微妙な立場の絶頂で待つだけの身の私が、グレーゾーンの記事なんかアップしませんって!本当にもう!
さてさて、自宅から歩いていけるほどの近所に自動車の整備工場があるんですが、これも近所のご縁かと思って、前述の記事を印刷して持って、初めて利用することにしました。
普段は業者に近い人間が利用する場所なのですかね?受付のおばちゃんおねえさんも、つなぎの兄ちゃんも、営業トークにはあまり慣れてない感じでしたが、その分その道のプロって感じがありました。
さて、印刷した記事を見せると、これなら部品代だけで手間賃もいらないとのこと・・・。
いやあ!申し訳ない!
素人が行えば立派なDIYで、ブログのネタになるほどのDIYなのですが、さすがにプロの目からすると手間賃すら発生しない作業ってことですね。
ただ、記事をジッと見ながら質問されたのが、
「この記事に書かれてある、「インチネジ」って使わなければダメですか?一般的な「センチネジ」使うんなら、うちにもあるんで安く作れますよ。なにかネジにこだわりがありますか?」
って聞かれたんで、
「いやあ!全くこだわりありません!フックが付くんならどんなネジでもいいですよ。」
って答えました。
さて、先日部品が入荷したとの連絡受けて、取り付けてもらいに行きました。
出来上がった状態がこれ!
掃除してません!トランク汚いまま写真撮りました。
このフックにワイヤー通して、その先にダイヤル式ロック錠を通した状態がこれ。
いいですね!!
何がいいのかわかりませんが、とにかくいいですね!
この3点セットなら、窓ガラスを割られるような車上強盗にあっても、ワイヤーにつないである「何か?」を、簡単に持っていかれる心配は全くありません。
今回かかった費用は、ラゲージフック1個570円が2個で1140円
ボルトが1個80円で2個で160円
合計が1300円で消費税104円で総合計が1404円
で、「1400円でいいです。」
って言われたので、
結局、今回の費用は1400円でした!
待ち時間にコーヒーまで入れていただいてこの値段です!!
いやあ、いい買い物した!!
さあて、この3点セットの先に何をつなごうかなあ・・・。
最後に、とあるブログ記事で読んだ、怖い話を紹介します。
Aさん・Bさんの2人で車にて銃猟に向かう途中で、コンビニに立ち寄りました。
Aさんは見張りということで車に残り、Bさんがコンビニで買い物しているところで、Aさんへ警察の職質。
車内からAさん以外の銃が見つかった時点で、Bさんの銃は管理不十分ってことで、所持許可取り消し!!
他にもこんな例も。
4丁の銃を所持しているCさん。
Cさんは年1回の警察の一斉調査に向かうため、4丁の銃を車に積み込んで警察所へ。
さて、警察に到着したCさんは、一度に4丁持ちきれないからと、2丁ずつ運びはじめました。
そこで職質。
残りの銃2丁を車内に放置したという理由で、所持許可取り消し!!
ひゃあああ!怖い怖い!!
ハンターのみなさん!銃所持許可反対の立場の警察は、狩猟期には、ハンターが銃を車に置きっぱなしの現場狙っている可能性もありますから、重々気をつけましょうね!
この記事へのコメント
黒猫
銃検査の事例は、明らかにダメだと思います。警察による講習会でも、その例は紹介されました。
が、コンビニ事案はちょっと。。。確か狩猟中の車内放置の判例で、30メートルだか50メートルだか、あったような気が。しかも見張りが一人残っている訳ですから。。。難しいですね。
morimori
黒猫さんの言われてる、車内放置の何mまでOKって記事もどこかで見かけました。私も具体的な数字は覚えてませんが、ただいずれにせよ、視界に入る範囲で離れなければならないってことですね。
やっぱり、銃の所持扱いは難しいですね。
hayate
ギターケースに入れて偽装しているのであれば、そのまま担いで店に入ってしまえば良いと思った私は失格ですか?w
morimori
でもですね、狩猟期になると、猟友会特有のオレンジベストを着て、長靴履いている人間が、いくらミュージシャンになりきろうとしても無理ですね(笑)
警察も、その人の服装見て、コンビニから出てきたところを「猟師の方ですか?」って職質するみたいです。
こういうグレーゾーンの問題は、なかなか悩ましいですよね。