銃を持った限りは、まだ獲物を捕ったことがなくても、もれなく「ハンター」です。
ハンターたる者、そのメイン猟具である「銃」については、熟知してなければなりません。
さて、私はポンプ式空気銃「エースハンター」ハンターなのですが、その製造会社の「シャープ・チバ」が倒産してしまったために、現在ネットにおいても必要な情報が入りにくくなってます。
そこで今回は、これまで私なりに集めた「エースハンター」所持者に必須の情報をまとめてみたいと思います。
1.ポンピングは8回まで!
一般的には標準ポンプは10回までって情報が多いと思います。
しかし近江屋さんの「追記の記事」を見てもらうとわかります。
元々、製造会社の「シャープ・チバ」の説明書には「10回以下を推奨」と書かれていたみたいですが、製造の初期と後期では、その構造に違いがあるみたいです。
いわゆる初期製造銃のほうが丈夫らしく10回ポンプに耐えられるらしいのですが、後期製造銃だと8回が限界らしいです。
現在エースハンターは全て中古市場なので、正直いつ製造されたエースハンターなのか、さっぱりわかりません。
そのために「ポンピングは8回まで」って制限かけていたほうが無難です。
それ以上のポンピングを標準にしたい人は、近江屋さんに「強化レバー」を頼んだほうがいいでしょうね。
さて、元々私は銃所持する前に、エースハンターを持ったら、基本ポンピングを10回にしようと決めてました。
5.5㎜という口径と、16グレインいわゆる1gというわかりやすいペレットの重量と、10回ってわかりやすい数字だったからです。
しかしねえ・・・実際にエースハンターを持ってから、考え変わりましたよ。
普通の腕力でぎりぎりポンピングできるの6回までですよ!
7回目から世界が変わります。
8回目で限界を迎えます。
9回目でフルパワー!!
10回目は自分の限界を知ることができます・・・。
ってのを、射撃場で10発も20発も撃つことできないと思うんですよ!!
本音と建前で言うと、
建前は「10回以上ポンプするとレバーが曲がるから」
本音は「9回以上のポンプはしんどいから」
ってことで、今後私は「5.5㎜エースハンターFXプレミアム16グレインペレットで、8回ポンプで50mゼロイン」を基本として、射撃場デビューしたら調整していきたいと思います。
2.定期的なオイル
まあ当たり前ですが、ポンプ銃なので、オイルは必要です。
ただ、油なら何でもいいかというと、どうやらそうではないようで、空気充填のためのゴムに悪影響ないオイルしか使ってはいけないとのこと。
まあ、いわゆる純正オイルだけしか使うな!ってことですね。
まあ、これは理解できますね。車のエンジンオイルにサラダ油をぶち込んでいいのか?って話ですからね。
とにかく、製造会社が倒産しているために、中古でエースハンターを入手しても説明書がなくて、なかなかオイルをどこに使っていいかもよくわかりません。
ありがたいのが、シロさんが説明書付きでブログアップしてくれてます。
しかし、正直このブログ見ても、手元にエースハンター届いたときに、正確にどこにオイルを差せばいいのかわかりませんでした。
今でもよくわかってませんが、ポンピングすると良く動く部分はわかるようになりました。多分そこに差せばいいんでしょうね。
あと、オイルの差し過ぎはダメらしいです。
これも正直、なぜダメなのかわからないのですが、まあオイルが回ってはいけない部分にまで浸透してしまうってことでしょうね。
3.長期保管にはポンプ解放
エースハンターは先台を動かしてポンプするのですが、パチンと締めた状態だと、圧縮するためのパッキンのゴムが密着するらしいんです。
それが長期間密着すると金属部分とくっついてしまって、その状態で先台を動かすと、密着したゴムが剥がれてしまって、いわゆる「ムシれ」っていう状態になってしまうらしいです。
そのために、猟期を終え、長期保管する際には、先台を中途半端に開けた状態にしておくことが有効らしいです。
まあ、これは長期保管の場合です。
できれば、エースハンターは定期的にポンピングしてやって空撃ちしてやるのが、最良の保管だそうで、まあそれはそうでしょうね。
金属機械の車で言っても、毎日でなくても定期的に乗ったほうが状態がいいわけですからね。
私のように、ようやく手元にエースハンターが来た人間は、ほぼ毎日のようになんやかんや触っている状態ですので、先台閉じてても全く問題はありません。
これは長期保管の時の注意点です。
まあ、他にもいろいろあるでしょうが、エースハンター所持者なら100%間違いない!って話に絞って書いてみました。
プレチャージ式よりも故障が少ないって言われているポンプ式ですが、精密金属機器であることには間違いないので、日頃のメンテナンスはもちろん必要ですね。
この記事へのコメント