エースハンターが我が家に来て以来、私はずっと筋肉痛です・・・。
まずは自宅に届いた次の日に「スコープ合わない事件」で強烈な筋肉痛。
それから、実際にポンピングしてみて、恐ろしいほどの重労働で筋肉痛。
まあ、今までが私がインドアな生活送ってきたことも原因としてあるんですが、楽しい実感と裏腹に、両腕、特に肩周りの筋肉は毎日毎日悲鳴をあげてます。
さて、スコープの覗き方すら知らなかった私が、とにかく練習したかったのが、ほほ付け練習、いわゆるスコープ覗いての銃の構え方練習です。
ただ、狭い自宅室内で、せまいせまい室内目標でスコープ覗いても、さすがに最低倍率の3倍でしか焦点合わないんです。
一応私のエースハンターのスコープは3-9倍ありまして、最高倍率が9倍です。
いろんな記事読むと、エアライフルで9倍では物足りないのかなあ・・・って気もしますが、愛読書山賊ダイアリーの岡本さんは標準スコープ4倍のままで、いろんな獲物捕ってましたから、まあまずは初年度は最高倍率9倍スコープで勝負!って考えてます。
問題はですね、その最高倍率の9倍スコープの練習方法です。
専門的にはアイレリーフ、スコープを覗きこむ目の位置と角度が決まっていて、それが下手に覗くとパララックスっていう影が出てしまうんです。
これはネットで拾ってきた画像なんですが、これがパララックスです。
3倍の場合、多少へたくそに覗いてもパララックスは出にくいんですが、9倍でいい加減に覗くと、ほぼ真っ黒なくらい強烈にパララックスが出てしまいます。
しかし位置と角度が決まった瞬間に「ビンゴ!!」って叫んでしまうほど、その瞬間きれいにズーム画像が真ん丸に見えるのです。
だからこそ9倍でほほ付した瞬間にピタッとパララックス無しのスコープ画像を見ることができる位置を、体感として、何度も何度も反復練習できる、自宅環境が欲しかったんです。
そのためには9倍スコープで狙えるだけの目標距離が必要です!
さて・・・でも目標距離をつくるために、室内から室外へ、いわゆるご近所さんへ、銃むき出しのまま銃口向けたら、窓開けてない室内でもそんな姿を簡単にさらしてしまえば、さすがに通報されると思ったんですね。
それでもどうしても室内から室外へ、それもスコープ9倍で、そして立射で狙える練習環境が欲しかったんです。
そしたら自宅にいい場所見つけました!
家の中の全ての窓もカーテンも完全に閉め切った状態でも、天井近くの開閉できない窓、いわゆるはめ殺しの窓がありまして、その方向には隣近所の家も窓もなくて、そしてその窓から見える1点の非常に良い練習目標を見つけました!
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それは、電線の間に挟まっている白い玉です!
正確には電線の間ではなく、電柱を固定するために、雷の影響でワイヤーが切れないように、絶縁体としてかまされている物体です。
そしてその正確な名前は「玉碍子(たまがいし)」と呼ばれるものです。
いろいろ調べると、玉碍子は約10cmほどです。
玉碍子の存在を知ってから、電柱や電線を眺めてみると、電柱と電柱を繋ぐワイヤーの途中にけっこうあります。
これは格好の練習ターゲットです!
それで、以前購入したレーザー距離計で、自宅から見える、その玉碍子の距離を測ってみたら40mでした。
さて、玉碍子をスコープ9倍で立射で狙ってみると、まあ揺れる揺れる!!
左手の支え方をいろいろ試してみましたが、時間が経てばたつほど、まあ揺れる揺れる!!
ちなみに私の所持しているエースハンターは銃身の短いスーパーエースで、通常のエースハンターよりも重量が軽いはずなのですが、それでも量ってみたら3.4kgあります。
3.4kg銃の立射って、いやあ難しいですね!!
ようやく実際のハンターとしての難しさを実感しました!
あと、ちなみにこの練習していると、「ポンプ銃エースハンターのセットトリガー付き」で、本当に良かったことに気が付きました。
なぜなら、ターゲット狙って、きちんと引き金引くところまでの実践練習ができますから。
ポンプ銃の場合、ポンプ回数0だと圧縮された空気がないために、引き金引いても「パチン」というだけで破裂音しません。
これがPCP式なら、空気圧0ってことはありえませんので、スコープ狙うだけならまだしも、引き金引いてしまったら大なり小なり破裂音がしますね。
これはポンプ銃の利点です。
あとですね、「セットトリガー」だと、ポンプ0回もポンプ10回も、引き味がほぼ変わらないので、ターゲットを狙って本当に撃つ感覚までの練習が、自宅において簡単にできることに、改めて気が付いたんですね。
これはセットトリガーの大きな利点です。
いやああああ!!!!これはありがたい!!!
今後自宅練習で十分な経験値が積めます!!!
で、ですね、今回スコープから覗いた画像はさすがに撮れなかったのですが、ターゲット玉碍子を、私の愛用デジカメで撮ってみました。
私のデジカメはSONY Cybe-shot DSC-WX100
調べてみると、2012年3月16日発売になった機種です。私は今でも現役で使ってます。
これを買った当時、コンパクトデジカメで光学倍率10倍ってのが売りでした。
あと、動画も撮れるので今でもずいぶん重宝してます。
それでですね、9倍スコープで狙った感じの画像を、デジカメの光学9倍で撮ろうと思ったら、なんかやけに感じが違うんです。
で、思い切って、デジタル光学まで引っ張って26倍で撮ったターゲット玉碍子の写真がこれ。
正直、9倍スコープで私がさんざんスコープ覗いて練習した、玉碍子の感じがこんな感じです。
もう一度言いますが、スコープでは9倍ですが、デジカメ設定では26倍で、上の写真はデジカメ26倍写真です。
ちなみに、デジカメの設定極限までズームした153倍で撮った写真がこれ
まあ、覗いたことはないんですが、9倍スコープの感覚からすると、デジカメ153倍は、24倍スコープくらいですかねえ。
以前に、人間の「目」いわゆる「脳」はズーム機能を有しているって記事を書いたことがあります。
下記アドレスの後半のおまけのコーナーに書いてます。
書いてたその時は、単純に知識として、そして目測という経験として、実感していたのですが、スコープというズーム機能を持つ道具を覗いたときの「ズーム機能付き」目の感覚は、今回初めて知りました。
実際の景色として、実際の倍率としては、デジカメのほうが正しいんです。
しかし、実際の感覚としては、9倍スコープが、デジカメ26倍と同じ感覚となります。
つまり、このくらいの倍率だと、私の「目」いわゆる脳は、それに3倍くらいのズームを有していることになります
あっはっは!
はい!後半、難しいこと書きましたが、結局次の日は筋肉痛です!!
立射9倍ピタッとスコープが当面の課題になりました。
ちなみに、私の愛用デジカメの最新機種がこれらしいです。光学ズームは30倍とか。コンパクトデジカメなのにすごいですね!
はああ、左腕痛い・・・。ついでに右肩も・・・。
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この記事へのコメント
NIY
楽しそうで何よりです!!
10㎝の玉碍子ってスズメのサイズですねwwww
morimori
私としては、仮想マガモのヘッドショットって考えての練習です。
ただ40m立射ってあたる気がしませんね。こんなに空気銃が難しいとは思いませんでした。
まあ、今期の猟期までは練習あるのみです。
黒猫
ポンピングマッチョ、大変ですね。私も前期はポンプばかり使っていましたので、大変でしたが、射場でなければ連続して多く撃つことはありませんので、PCPであってもポンプで十分かなぁ。
あとmorimoriさんのエース記事を見て興味を持ち始めたのは、FXのインディペンデンスです。あれもポンプ内蔵ですね。ただ東京銃砲さんのカタログからは消えましたので、もう古い存在なのかなぁ。