今回、自作したスリングのアイデアは、他のエアライフルでも散弾銃でも応用が利きます。
実際の写真はこれ。
実は私、数年前にヤフオクで工作用に「革ハギレ5㎏」ってのを落札したことがありまして、で、今でも収納ケース半分ほどの革ハギレがあります。
ハギレなのでどれもベルトほどの長さはないのですが、単純に接着してつなげば長い革ハギレが作れます。
もし革ハギレがない場合でも、100均で合成革ベルトが売ってますので、それをベースに作ることも可能です。
で、今回のために、改めて購入したパーツは、「ナスカン30mm」・「Dカン30mm」の2つ。
計627円也。
この手のパーツは手芸屋さんにあります。いわゆる手作りのカバン用の部品です。
ちなみにこのスリング、ミシンや手縫い等、いわゆる手芸っぽいことは一切してません。
全て接着剤のみの簡単DIYで作ってます。
さて今回、スリングを作るにあたって、一番苦労したのが、
「銃本体に穴を開けないこと!!」
です。
スリングを引っかけるところのない銃でも、木材部分にネジ1発埋め込んで、引っかかりさえ作れば、スリングなんてあとは簡単なんです。
ただですね、私のエースハンターは正式名称「スーパーエース」で、クルミ材で作られているんですね。
以前の記事でも書いたのですが、クルミ材は今でも私の自慢でもあるんです。
そんなクルミ材をスリングごときで傷物にしたくない!!
ってのが、DIYの条件でした。
あと、私のエースハンターは、上記の記事の最後の部分にも書きましたが、通常エースより、銃身が短いんですね。銃身とポンプ体の長さが同じ。
つまり、銃身側のスリングは、銃身の先に結び付けることができず、条件としてポンピングするときには必ず外さなければなりません。
さて、作ったスリングの使い方を動画にしてみました。
このスリング、最大のアイデアはやはり銃身部分でしょう。
● 革ハギレを筒状にしたこと
● 磁石をつけて下向きにしてもずり落ちないようにしたこと
この2点が大きいと思います。
この銃身部の筒状のアイデアは、実は「プアさん」のこの記事からヒント得ました。
いわゆる、目の良い鳥たちに気づかれないように、銃身部分にカモフラージュテープを巻くというものです。
これは良いアイデアだと思ったんです!
ぜひとも、我がエースハンターもカモフラテープでぐるぐる巻きに・・・って、ハッと気がついたんです。
「ああ、銃身とポンプ体を一緒にグルグル巻きにしたら、ポンピングできねえ・・・。」
って。
それでも、カモフラテープのアイデアは、私の頭の中にこびりついていて、そしてスリングを作ろうと、いろいろアイデア出していた時に、急にパアアって閃いたんですね!
カモフラテープは筒状にすればいいって!
筒状なら、ポンピングするときにすぐ外せるって!
ただ、すぐ外せるってことは、銃を下向きにしたらずり落ちる可能性があるということです。
撃ち下ろしができないスリングじゃ不合格です。
まあ、これは銃身が鉄でできていることに気がついたら、すぐに解決しましたけどね。
今回は革ハギレで作ったことを見せるために、このままの状態で動画撮りましたが、正直、銃身部の筒にカモフラテープ巻くことも可能です。
あと、地味なところで、妙な光沢感が出ないように、通常なら革の裏、いわゆるスエードのほうが表に来るように、このスリング作ってます。
私のように、銃の木材部分に加工したくないハンターもいると思います。
そのために、スリングをつけられずに苦労されている方もいるかもしれません。
そのような方に、今回のアイデアは朗報だと思います。
この記事へのコメント
ナイス!
海外と日本とではエアライフルの使い方が違いますから、スリングは基本的に要らないっていう感覚なんですよね。だから多くのエアライフルにはスリングが無くて。
ポンプ銃で美しい木製ストックで、、、傷つけたくないですし、難しいですね。もっとも、かの有名なブロガーは美しいストックを切ったり削ったり黒く塗ったりと、凄いことをしていますが。
さすが、自作魂ですね!
私は背中に罠の機材を背負いますので、銃は3点スリングで胸元にローレディーです。あと3ヶ月半、楽しみですね!
morimori
コメントありがとうございます。
「多くのエアライフルにはスリングが無くて」ってのが、知りませんでした。
元々山賊ダイアリーから入っている人間なので、山賊ダイアリーの登場人物はほぼスリングあるのが普通だったので、私の銃のほうが特別、スリングがないものだと思ってました。
黒猫
山賊ダイアリー、まだ読んでいないので、買うかレンタルか、チェックしたいです!