自分自身、今思い出しても、リアル「世にも奇妙な物語」クラスの話です。
確か、私が高校生の時の話だったと思います。
家に帰ると、黒の大きなゴミ袋が台所に一つ。
中見てビックリ!鳥の死骸だらけ!
家族に話を聞くと、知り合いの猟師からもらったらしい・・・。
・・・で、私が処理をするハメに!
先に言っときますが、後にも先にも、処理してないジビエをもらったのって、これっきりですし、知り合いに猟師がいたなんて初耳でした!
改めてゴミ袋の中見ると、大量のスズメの死骸が・・・。
もう一回言いますが、私は青春真っただ中の普通の男子高校生ですからね!
意を決して、1匹をつかむと、すでに冷たくなっているスズメちゃん・・・。
「ああ!すげえ嫌!」
仕方なくゆっくりと毛をむしってみました。
徐々に素肌になって小さくなっていくスズメさん・・・。
「毛をむしればいい」ってだけ聞かされて、誰にも教えてもらうことなく、1匹をむしり終わったころには、多少の根性がつきました。
そして改めて、ゴミ袋の中見ると、
「結構、数いるなあ。これ、ちんたらしてたら終わらんぞ・・・!」
って考え、スピードアップを考えながら毛をむしり始めました。
3匹終わるころには、スズメの死骸を触ることにも慣れ、毛むしりのコツもつかみ始めて、あとは流れ作業のような感じでしたね。
はいはい!
その流れで、内臓までさばきましたよ。男子高校生とはいえ、多少なりは包丁が使えましたから。でも内臓をさばくのは魚くらいで、もちろん鳥なんか初めての経験ですよ!
当たり前です、私は普通の高校生でしたからね!
ああ!やだやだ!
ってのも3匹くらいで、後は流れ作業でしたね。
全てをさばき終えたときには、さすがにぐったり疲れてしまって寝てしまいました。
さて、夕食ができたってことで起こされまして、焼き鳥・・・というかスズメの丸焼きが食卓に並びました。
「頭をカジって噛むと、脳みそがプチュっと出て、それが美味しいんだよ!!」
って言われたのが、最後のああ!やだやだ!でした!
さすがに、くちばしは食べられないって聞いたので、これもまた意を決して、くちばしつまんで頭をかみつきましたよ!
プチ!!!!
「・・・・?!」
いやあ!旨いです!旨いんだけど・・・でも、このネットリ感がスズメの脳みそだと想像すると、いや想像しなくても、ついさっき自分が次々と毛をむしったスズメの脳みそだと考えるだけで、気持ちのバイオリズムが激しく上下しました!
まあ、珍味の脳みそはさておき、驚いたのが、スズメ本体の肉のほうですね。骨自体は細いのでそのままバリバリ食べたのですが、旨味と香りと食感が良くて、異様に旨かったです。
「スズメは旨い!!」
って情報が、頭の中にインプットされた日でした。
・・・というか、その後人生けっこう長いこと過ごしてきましたが、スズメを食べたのはこの日だけです。
いやあ、今から考えると、あのスパイシーな夕暮れは何だったんでしょうかね?
通常の男子高校生からすれば、その日の夜中に家出してもおかしくないくらいの衝撃体験だったと思います。
でも、その強烈な1日があったため、私は今ハンターになろうとしているのかもしれません。
いやあ!人間って、どんな嫌な体験でも時間が経てば、自分自身の経験として役に立つのかもしれませんね。
この記事へのコメント
黒猫
来期は4.5ミリで雀を中心に活動したいところです。morimoriさんのエースも、雀に良いのでは?
エジプトで食べた鳩の丸焼きも良い感じでした。あと3ヶ月、待ち遠しいですね!
morimori
想像してください、くちばし持って、奥歯でプチッて。
いろんな意味でいろいろ経験した今ならいいですけどね、当時本当に多感な高校生でしたからね。
はああ、でもやっぱりまた食べてみたいなあ、スズメの丸焼き。やっぱり私はもう一度スズメを食べたい!って思いが強かったから、ハンターになった気がします。
182
自分は何度か元猟師の爺様の知り合いからエゾ鹿を何度か頂いて、これは旨いとインプットされました。これが猟師を目指したきっかけです。
爺様の知り合いの家にもお邪魔したことも有りそこには何頭ものエゾ鹿の首の剥製が有り驚いた記憶があります。
morimori
そういえば、福井市中央卸売市場の近くの業務用スーパー「マルシン」に、10年ほど前にはシカの刺身肉の冷凍の塊が売ってました。
解凍して切って、しょうが醤油で食べるのが、私にとってたまに食べるごちそうでした。
まだそのころには「セリオ・ガーデン」の食肉コーナーに馬刺しが売られてましたね。あれも美味しかったんですが、本当に最近は見ません。