目的はですね、狩猟鳥獣の剥製を見学するためです。
もちろん狩猟免許ありますから、狩猟鳥獣の名前とイラストは覚えてますよ。書籍で写真も見てますよ。自宅近くに、キジバト・ヒヨドリ・スズメ・カラスがいますから、レーザー距離計で観察して、経験値あげることも怠っていません。
しかし正直、狩猟鳥以外の鳥をほぼ見たことないし、ヒヨドリ・キジバトですら、手に取るくらいの至近距離で観察したことないんです。
そんな狩猟鳥獣の剥製が間近で見られる施設が身近にあることを知ったので、「福井市自然史博物館」に訪れてみました。
さて、行ってみて驚きました!!
例えば、普通なら図書館とか美術館とか、そして博物館って、街中にあるじゃないですか。
「福井市自然史博物館」って福井市近くにある足羽山の山頂にあったんです!ってことは、心の準備もないまま、突然山道を登らされることになりました。
「ああ、なんかこんな道、最近車で登った気がするなあ。」
って思いだしたら、笠取射撃場に向かうときの山道に似てました。
http://fukuihunter.seesaa.net/article/451688768.html
さて、駐車場に車を止めて、博物館に向かう階段がこれ。
博物館ってのに「バリアフリー」もクソもありません。
これが博物館
ようやくつきました。
入館料100円。なんて安いんでしょう。
さて、「足羽山の動物」ってコーナーに、足羽山に生息する動物の剥製が展示されてます。
4足動物も展示されてますが、私の見たいのは狩猟鳥です。
まず目に飛び込んできたのはヤマドリです。
いやあきれいですね!!
次にキジ
下から見上げて逆光なのでイマイチきれいさがつたわりませんね。
さて、ヒヨドリ
キジバト
ムクドリとスズメ
チョットコイってコジュケイ
捕っちゃいけないけど、美味しいツグミ
全体的に見て、こんな展示コーナーです。
私のように、1度も出猟していないハンター

あと、展示物というか常設ビデオコーナーだったのですが、
「タヌキが土にかえるまで」
ってコーナーがありました。
文字通り、死んだタヌキを固定カメラで撮影しただけの映像です。
これね、なかなかの衝撃映像ですよ!
私は近くのパイプ椅子持ってきて、ゆっくりと最初から最後まで見ました。
内臓が腐敗してお腹がパンパンに膨れるタヌキ
蝿で全身真っ黒になるタヌキ
蛆で全身真っ白になるタヌキ
蛹になる準備のため大移動始める蛆
骨と皮だけのタヌキ・・・。
この映像見ながら、人間も孤独死したら、こんな感じの終末を迎えるんだなあって想像したら、なかなかえげつない映像が頭の中をよぎりました。
さてですね、唯一この施設のハンター目線の欠点は、川鳥いわゆるカモ類の剥製がないんですね。
この施設のコンセプトは「足羽山に生息する生き物」です。
私からすると、福井県唯一の自然史博物館なんだから、できれば足羽川に生息する生き物も展示して欲しかったです。
まあ、入館料100円って施設に高望みしてはいけませんね。
逆に言うと、「ハンターが100円で楽しんでみた」って企画なら、100円以上の価値のある施設だと思います!
福井県在住で、ハンターの方あるいはハンター予備軍の方、自然史博物館はなかなか楽しめますよ!
あと、この施設で見ることのできなかった、カモ類の知識の補い方を、「けろあき」さんから教えてもらいました。この図鑑です。
決定版 日本のカモ識別図鑑
Amazonのレビュー読んでもなかなか良さそうな本です。ぜひ入手して判別知識のレベルアップをしてみたいと思います。
この記事へのコメント
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タヌキの動画は自分も見たことありますが、衝撃的でたいへん勉強になるんですよね。また見に行こうとおもいます。
morimori
近所の田んぼにはカルガモっぽいのがせっせとエサついばんでます。多分合鴨農法でしょうね。銃所持してから、まだカモ類を見たことがありません。まあ本日「カモ識別図鑑」が届いたので、レベルアップしたいと思います。