医王山 おまけ デジスコ動画編

デジスコいわゆるデジタルスコープ、望遠鏡とデジカメを何らかの方法でつなぐことによって、望遠画像を写真に収める方法をデジスコと呼びます。
以前、超簡易的デジスコの記事を書きました。
それでですね、今回医王山でその方法を用いて、射撃練習の動画を撮ることができました!

医王山の雰囲気、エースハンターの発射音、射撃スタイルの変化での着弾の変化などを、できる限りわかりやすい編集で5分程度でまとめることができたので、最後まで見ていただけるとありがたいです。

あと、動画の内容が始まる時間と、それと対応した記事を下記に挙げておきます。

00:29 8回ポンプ50m レスト

02:12 8回ポンプ50m 膝射

03:30 8回ポンプ50m 立射

04:42 8回ポンプ50m 傘依託射撃

さて、動画内でもテロップ入れましたが、デジスコとレストが同じ机なので、レストと傘依託は作業や発射のたびに画面が激しく揺れます。
DSC05287.JPG
正直、ぶっつけ本番だったんです!デジスコ動画撮影って
こんなにうまく撮影できるとは思っていませんでした!自宅帰ってから見て、こんなにきれいに撮れているって本当にびっくりしました!
これで自信がつきました。次回は単独の三脚でデジスコ挑みたいと思います。

あと、当たり前ですが、これはフィールドスコープ60倍の映像であって、私のエースハンターのスコープは最大9倍です!
こんなに大きく的は見えてませんから!!残念!!
20140928_1095647.jpg

あとですね、射撃用の的の中心を狙いやすくするために、今回私はキラキラ★シールを使いました。
DSC05309.JPG
私はウッドデッキだの家の壁紙だの、本格的DIYは何一つできませんが、市販されているものの見た目を多少グレードアップさせるような、なんちゃってDIYは非常に得意です。
だから★シールで簡単デコレーションってのも得意なんです。

で、医王山でずいぶん★シール使ったので、近所の100均に補充するために買いに行ったのですが、私が欲しかった感じのキラキラ系の良さげな★シールってなかったんで、結局買わずに帰りました。

で、よくよく考えてみると、私、手持ちの道具と材料で、こんなのあること思い出しました。
DSC05318.JPG
いわゆるクラフトパンチホログラムシールです。

クラフトパンチってのは好きな大きさに切りぬくパンチです。ただ100均にはもちろん、文具専門店にもあまり在庫ないことが多いので、ネットで調べることをお勧めします。

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感想(0件)


まあクラフトパンチなくったって、鉄定規とカッターで、1cm*1cmの■シールを大量に切り出せば、味気ないですが、的の中心素材としては十分に成り立ちます。
でもなあ・・・なんていうんですかねえ・・・文章では伝わりにくいですが、なんか的の中心としては、最低でも●できれば★ってのが、狙う立場として気分が盛り上がると個人的には思うんですよ!

まあこういうところなんでしょうね、本格的DIY人間からすると、こだわりが小さすぎて、私のこだわりなんてどうでもいいような感じなんでしょうね。
でも私のような細かいところだけをDIYするような、なんちゃってDIY人間からすると、的中心の形と光の反射に関しては、どうしても妥協できない感じです!

実際に、黒丸的でしか射撃してこなかったハンターからすると「的にシールを貼る」ってだけのアイデアでも、ものすごく使えるアイデアだと思いますよ!


以上!医王山射撃場に行ってきて、こんなことを経験しましたってことの全てです。








余談ですが、笠取射撃場と医王山スポーツセンターの違いを、私見で述べます。

「エアライフル射撃場」という射撃場として見るなら笠取が断然上です。
滋賀県との県境の京都っていう地理的要因が全く気にならない方なら、単純に笠取をお勧めします。
やっぱり「屋内射撃場」っていう風雨っていう天候に全く左右されず、精密なゼロイン調整ができるってことは圧倒的なメリットですし、50mだけでなく的を動かせるという、自分でゼロイン距離を調節できる点もお勧めです。
あとは、医王山は5.5㎜までって制限ありますので、それ以上のパワフルなエアライフルを撃とうと思えば、私のような福井県人にとっては笠取しか選択肢が無くなります。

一方で、医王山スポーツセンターは金沢市から多少離れた山奥にあります。この地理的要因がありがたい人にはありがたいでしょうね。私のような福井県人にとってはメチャクチャありがたい施設です。
で、正直、私が訪れるまで不安だったのが、笠取は純粋に射撃場、つまり公安当局に許可されたハンターしかいないわけです。でも医王山はスポーツ施設、言葉悪いですが、一般人がうろちょろできる施設であり、射撃場と言っても、基本的にはスポーツ射撃。治安的にどうなのかなあ・・・って思ったら、そんな不安を払しょくするくらい、射撃場は一般施設とはかけ離れたところに孤立してありました。途中の細道には電気柵までありましたから、小学生的なお子ちゃまたちが近寄れる雰囲気ではありません(笑)
射撃場にしても、同伴者は射撃場内立ち入り禁止って厳格に決められてましたので、やっぱり一般的なスポーツ施設とは射撃場だけは一線を引くほどの厳格さが医王山であっても漂っていました。

それから、金銭的な気軽さは、断然スポーツ施設である医王山に軍配が上がります!本当に安い!1日の使用料が1000円に的代1枚200円!そこら辺で映画見るより断然安い!!
浮世離れした金持ちでない、私のような一般人にとって、金銭的安さというのは「利用しやすさ」に直結します。
これはですね、地味にありがたい施設です。

あとは、これは運の要素を多分に含みますが、私の場合、笠取で出会った先輩方の情報は、プライスレスの価値のある情報でした!医王山での出会いがなかっただけに、私は余計にそう感じたのかもしれません。

はい!これが本当に医王山記事の最後です。
笠取の時もそうでしたが、今回の医王山も長くなりました。

最後までお付き合いくださったみなさん、ありがとうございました

この記事へのコメント

  • NIY

    お疲れ様でした。

    大変楽しくこのシリーズも読まさせていただきました。

    経験上で “立射” は、ほぼ 使うことはありません。(私の猟場の場合または散弾は除くw)
    どちらかというと“伏せ撃ち”あるいは“膝撃ち?”(体育座りのように座って右利きなら左足を前に伸ばして右膝の上に銃の先台を載せる)が多いです。

    沼とか川とか雑草がたくさん生えていても、自分の体を標的に見せるよりは雑草の間から銃口をニョキっと出して撃つ。
    あるいは雑木林の中からなら、立射時の目線の高さって案外と低木の木の葉っぱとかあるのでそれよりも下に行くと必然的に膝撃ちor伏せ撃ちになります。


    それにしても、マッチョですね~♥
    あれだけの回数をポンピングできるなんて!!!
    2017年09月16日 21:08
  • morimori

    NIYさん、コメントありがとうございます。
    私の心のバイブル「山賊ダイアリー」がほぼ立射だったので、疑いもせず「立射が基本」って思ってました。やっぱり一般紙の掲載漫画ですから、「立射」のほうが漫画的にはわかりやすい手法だったのでしょうね。
    そういう漫画的な嘘を、医王山では体験として実感したのは、良い経験になりました。
    そしてとどめにNIY先輩からの実経験話!本当にありがとうございます!
    やっぱりエアライフルの場合、膝射というよりは座射のほうがより安定するってことですね。今回医王山では座射で撃ってませんので、猟期ぶっつけ本番ってことになりそうです。
    2017年09月16日 22:37