今年2017年から「狩猟生活」って猟師専門雑誌が発売されていたこと、皆さんご存知でしたか?
は2017年8月31日に発売になってます。
いやあ!私が初めて猟師になる年に、こんな雑誌が創刊されるなんて

なんか命運を感じます!!
最近その存在を知ったので、2冊とも購入しました。そしたらVOL.1・VOL.2ともに、私が猟師を目指す前にその世界を教えてくれた本の著者、
「ぼくは猟師になった
」:千松信也さん
「猟師になりたい!
」:北尾トロさん
「羆撃ち
」:久保俊治さん
が記事書かれてます。
さて、この「狩猟生活」という雑誌が創刊されたということは、間違いなく「狩猟」に関して多少のブームが起きているわけですね。
そしてこの「二大巨頭」によってハンターの世界に引きずり込まれた有名人が、「猟師になりたい!
」の北尾トロさんです。
北尾トロさんの作品と言えば、
が、一番有名でしょうか?映画化までされた作品ですからね。
まあそれ以前から、私は北尾トロさんの存在は知っていたのですが、ある日Amazonで検索かけたら、傍聴マニアから猟師になったって鞍替えを見たときは、さすがに驚きましたね!
で、早速作品読んでみると「二大巨頭」に影響されてエアライフル選択し、カモ狙いのハンターになっていました。
私がハンターを目指すようになったのも、「二大巨頭」の描き出す世界観に魅了され、とどめに北尾トロさんに背中を押されたからでした!
まあ、私にとっては定期購読が必須の雑誌ですね

さて、まずは初刊号の感想から。
トップ記事に千松さんが書いていて、イノシシをホースで洗う写真の男の子は、おそらく千松さんのお子さんでしょう。
「ぼくは猟師になった
」の中で、千松さんの写真が狩猟者登録書に写っているのですが、茶髪のなかなかどうして、まあイケイケの若者のような千松さんのイメージがずっとあって・・・。
ああ・・・その千松さんも、結婚しパパとなったのかあ・・・(遠い目)
で、まあ全体的な印象としては、初刊号としての役割、いわゆる狩猟免許の取り方とか、エアライフル・散弾銃・ライフル銃と、銃猟での様々な狩猟方法、解体から料理法まで、幅広く書かれている感じです。
罠猟に関してはスッポリ抜けてますが、それは次号で特集が組まれるためでしょう。
雑誌なので、多少の広告が入るのですが、初心者の私にとっては、どれもなかなか一般的には物珍しい広告で、本当にありがたいです。
VOL.2の感想として、トップ記事は北尾トロさんが書いてます。
実は北尾トロさん、私個人的にずっと心配だったんです。
1作目で猟師初年度書いていて、結果0羽。
2作目は猟師2年目のこと書いていて、結果バン1羽。
で、3年目以降の作品が待てど暮らせど出なかったんです。
正直「2年もやって1羽しか捕れなかったから、猟師やめちゃったのかなあ・・・。まあ職業がフリーライターだから、捕れない猟師続けてもネタにはならないしなあ・・・。」
って思っていたんですよ。
そしたら記事中に書いてます!
「初年度0羽、2年目1羽、3年目は家庭の事情でほとんど出猟できず・・・。」
って!!
で!!4年目の結果が「青首1羽・カルガモ1羽」計2羽だそうです!!
ハンターからすると、4年間で3羽しか捕れていないようなライターに、あまり興味持てないかもしれません。確かにトロさんは、ハンターとしてはアマチュアですが、取材力と文章力は「プロ」ですので、情報量が多いのにもかかわらず、「狩猟関係本」としては、トップクラスの読みやすさです。
あとですね、トロさんは私からすると、本を通してのエアライフル先輩であり、追いかける目標であり、そして同じ「二大巨頭」の世界に引きずり込まれた同志でもあります。だから私、トロさんに負けたくないんですよね、後輩として。せめて狩猟数と発砲の経験数だけは追いつきたくて。
だからこそ初年度は小物ハンターとして数と経験をかせごうと思ってます。
全体的には、特集が「罠猟」で組まれていて、VOL.1で扱われなかった罠猟をギッチリ埋めるだけの内容となってます。
でも狩猟雑誌として、解体記事や射撃場記事等、罠猟をやらない狩猟者の配慮として、狩猟全般にまつわる内容が掲載されてます。
とにかく、なんて表現していいのかわかりませんが、私は本当に感動を覚えてます

現在の千松さんやトロさん、今回私の記事では書きませんでしたが、多大なる感動を受けた「羆撃ち
」の著者久保俊治さんの、現在の状況を知ることができて・・・。
ある意味「みんな変わんないなあ・・・やっぱり狩猟ってひとりの男をそこまで魅了する生き様なのかなあ・・・」
って印象でした!!
多分、記事を書いている作家の書籍を、先に私が読んでいたからこその感想だと思います!
まず「狩猟」に興味がある方なら、定期購読が必須の雑誌です

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