何度か、数年前までイノシシ肉もらってましたって記事に書いてきまして、それがここ数年なかったのですが、先日本当に数年ぶりにもらうことになりました!
あっはっは!自分自身ハンターとして捕れた肉はないけど、なんかハンターになった瞬間に、もらう肉が増えました❤
今回は、以前紹介した調理方法を、写真を交えながら、もう一度紹介したいと思います。
それで改めて久しぶりに見る豪快なイノシシ肉の表面に・・・。
あっはっは!写真ピンボケしてますがマダニですね。
一般人がもらったなら、気持ち悪くて肉ごと捨てているかもしれませんね。
そうなんですよねえ、イノシシ肉の場合、表面の脂身に毛やゴミ、そして今回のようなマダニのような虫がついていてもおかしくないんですよね。
猟師はそれでOKでも、スーパーの精肉された状態しか経験のない一般人だと、けっこうキツイ状態の生肉ですよねえ・・・。
さて今回は、猟期でありながら、時間があったので、もらったイノシシ肉を本気で料理してみました。
まず、もらったイノシシ肉をよく見ると、やはり分厚い脂身と強烈に固そうな筋肉です。
で、まず脂身と肉と分けました。
その前にやかんに沸騰湯を作っておきます。
で、赤身肉のほうは一口大に切って、ボールに移し、やけどしないように注意しながら、お湯入れながら肉と混ぜます。
ひと肌よりも熱い感じにイノシシ肉が温まったら、お湯切って「塩麹」を適量入れます。
混ぜ合わせた感じがこんな感じ。
当たり前ですが、麹菌も納豆菌も、ひと肌くらいの温度で働き始めます。
私が「塩麹」を扱った感覚で言うと、冷蔵庫で一晩置くよりも、ひと肌温度で1時間置いたほうが、よっぽど効果あります。
塩麹を使って、効果を感じられなかった方は、ひと肌でお試しあれ。
さて、赤身肉を仕込んでから、次に脂身に移ります。
脂身表面はずいぶん汚れていたので、なるべく熱い流水で流しながら洗いました。
きれいになった脂身をサイコロ大に切って、フライパンで油ひかずに焼きます。今回は久しぶりなので多少大きめに切りました。
さいしょはこんな感じです。
炒めていると、ドンドン油が出てきます。だんだん焼いているのか揚げているのかわからなくなるまで油が出てきます。
こんな感じです。
フライパンを傾けるとこんな感じ。
この油をきって、漬けこんでいた塩麹赤身肉を同じフライパンに入れて、揚げ脂身と一緒に焼いていきます。
ただ焼いていると、塩麹のせいか水分がずいぶん出始めました。
それでですね、厚めに切った肉もあって、単純な焼きでは火が通らないかなあって思ったので、出てきた水分を利用して、蓋して火を通す作戦にしました。
で、まあ厚い肉にも火が通ったかなあってところで味見したら、塩麹の塩だけでは多少物足りなかったので、醤油と胡椒少々足しました。
それがこれ。
今回、塩麹に漬けた時間は1時間半ほどですが、家畜肉と変わらないくらいの柔らかさになりました。
そして、脂身は多少煮込んだ感があって、カリカリ感はありませんでしたが、逆に旨味を吸い込んだ感じで、美味しくなりました。
まあ、調理してて思ったのが、やっぱり脂身を揚げ焼きしてるときに、強烈に野生臭がしたことです。
もしいわゆる「獣臭」が苦手な人に料理する場合は、赤身よりも脂身に匂いがきつくしみ込んでいることを知っておいた方が良いと思います。
さて、この週末はこんな感じでまったり過ごしました・・・。
・・・。
本当は、本日1日ダウンしてました
水曜日と木曜日、特に木曜日に体力無い私が無理した疲労が、3日後の日曜日に本格的に襲ってきました・・・。
疲労や筋肉痛が3日後かあ・・・。俺も年取ったなあ・・・
この記事へのコメント
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皮剥ぎ途中に班長から「ダニ付くぞ」と言われて、イノシシ乗っけてる台にから体離したら何匹も服にくっついてました…
キンチョールをかけて手で払って事なきを得ました(帰宅後服を洗濯機の高温設定で回して風呂場で全身チェックして一匹も付いてないことを確認しました。)
友人らに分けるときも入念に確認して。さらにゴミとか付いてるかもしれないから食べる前によく確認するように釘刺しました。
塩麴いいですね。自分もやってみます!
自分はまだ試してませんが、ヨーグルトに浸けても柔く成るそうです(調理学校通ってた友人からのアドバイスです。)
morimori
あと、ヨーグルトに肉を漬ける料理法はいわゆる「タンドリーチキン」が有名です。乳酸菌が働くって考えると、ヤクルトでもいけそうですね(笑)
あと有名どこでは「酢豚」に入っているパイナップルです。あれも肉を柔らかくするために入ってます。そう考えると100%パインジュースに肉を漬けこむと、いけそうですね。