このタイトル読んでピンっときたあなた!
はい!あなたは昭和世代です(笑)
まあ、そんなことはさておき「ヒヨドリ」です。
まあ、何度も記事にしてますが、猟場にてヒヨドリに会えません。
撒き餌までしましたが、食べませんし会えません。
ヒヨドリの生態を知ろうと、こんな雑誌まで買いました。
いわゆる「バードウオッチング専門雑誌」で「ヒヨドリ」を含めた特集雑誌です。
まあ、いろいろ知識は詰め込みましたが、まずはヒヨドリ求めてロケハンです!!
昨日の2017年12月9日(土)は、福井県でも有数のミカン畑があるという敦賀市の東浦地区をめざしながら、その手前の地域にもミカンがあるって情報得たのでロケハンしました。
でも嶺南かあ・・・。
以前記事にもしましたが、福井県民あるあるとして、嶺北と嶺南ではずいぶん違うんですよ。
私としたら、感覚的に県外に行く感じです。
でも、ヒヨドリに会うためです!遠いなあって思いながらも車を走らせました。
そしたら、峠越えの地点でえらいこっちゃ、あられが降り始めまして、フロントガラスが曇る曇る!
仕方ないので、道の駅河野で一休み。
この道の駅河野は結構穴場的スポットでお勧めです。
さて、あられがおさまるまで道の駅でちょっと休憩しようと車を降りた瞬間、今まで聞いたことないほどの強烈な音量でヒヨドリの鳴き声が!!
ビックリしましたね!こんな海沿いにヒヨドリがいること!!
あと多少あられがおさまるのを待っていたら、こんな光景に出合いました!
神々しい光のカーテンですね!
この道の駅河野では過去何回かシャッターチャンスがあるような光景に出合ってますので、福井県のカメラマンの方はお勧めのスポットになると思います。
あの光のカーテンがこっちまできたら、あられがおさまるかなあ・・・。って思っていたら、気がついたらヒヨドリの声がしません!
慌てて傘さして周辺うろつきましたが、まるでヒヨドリいません!
多分渡りの群れの一休憩だったのでしょうね。
そうなんですよね、ヒヨドリってもともと渡り鳥なんですよね。今でも冬になるとまとまった数で海を渡るヒヨドリが観測されてます。
つまり、福井のような雪国にヒヨドリが留まるかどうかが疑問なんですよねえ・・・。
問題はやっぱりエサでしょうね。冬場もきちんと食料が確保できる場所さえあれば、福井のヒヨドリも渡らず留まると思うんです。
そのためのミカン畑探しです。
正直、敦賀に至るまでの国道8号線沿いに、いくつかミカン畑っぽいとこ探していて、ロケハンの候補地にしていたのですが、その市境で大規模な工事やっていまして、一車線の交互通行で、大渋滞になっていました。もちろんロケハン候補地も工事車両で埋め尽くされており、立ち寄れる状況ではありませんでした。
その渋滞を抜けた先に、今回の最有力候補地があったのですが、ミカンはまるでなく、それよりもその隣にあった不気味な神社と、そこに書かれていた不気味な「警告文」読んだとき、なんかヘナヘナと気持ちが折れました。
私結局東浦地区には行きませんでした。
やっぱり、嶺北人は嶺南には縁がなさそうです。
で、本日12月10日は、同じく朝からミカン畑探しに、やっぱり銃持たずにロケハン行きました。
場所は嶺北でもミカン畑があると情報得た「河野村」です。
久しぶりです、冬場の海に来たの。確か遠い昔にデートで「波の花」見に来た以来かなあ・・・遠い目。
「波の花」って、福井県人以外は知らないと思いますので写真のせます。こんなやつです。
日本海側でメチャクチャ温度下がった時に、波打ち際で海水が泡立つ現象です。
ああ!!そんなことよりヒヨドリです!!!
河野村の海岸線走っていて気がついたのですが、ここら辺の海岸線はギリギリまで山で、海岸ギリギリに細い道が1本だけ、そしてすぐ横は日本海の荒波です。
一応山のほう見ながら走ったのですが、ミカン的なオレンジ色もなく、というか車を止められそうな場所もなく、というか山に上がれそうな道すらありません。
唯一車泊まっていて猟師かな?って思ったら、当たり前ですが海です。釣り客でした。この寒空でご苦労様って思っていたら、私も同じような境遇でした(笑)
さて仕方なく、グーグルマップでミカン関係なく、山のほうに入れる道を探して、強引に山のほうに入ってみました。
強烈な細道と強烈な勾配の一応舗装道路・・・。多少登ったところで、第一村人発見!!大チャンス!車停めて聞き込み開始!
・・・。
まあいつものことです。年寄りの話は長く、私の話をまず聞いてません。
辛抱強く待ちながら、聞きたい質問をぶっこみます。
「あのですね、海岸線沿いにミカン畑ってあるんですか?」
ようやくじいちゃん反応。
「海沿いにミカン畑なんかないさ、ミカンは山のほうさ。でもミカンは今では梅になって・・・アッチャコッチャドッチャコッチャ・・・。」
なるほどなあ、このまま海岸線を車走らせてもミカン畑なんかないかあ・・・。
ってことだけがわかりました。
まあ、このロケハンを切り上げようと思っていた時に、ミカンか何かはわかりませんでしたが、柑橘系の果物の農地を見つけたのは確かです。ただ何となくハンターの感覚として、ここでは撃てないなあ・・・って思ったので、やめました。
多分、ちゃんと河野村を調べればミカン農家があると思うのですが、下調べが不十分なままロケハンした私の失敗でした。
それでも、やっぱりエースハンターの相手としてヒヨドリは最有力候補なので、今後ともヒヨドリを追ってロケハンは続けていこうと考えています。
さて、空振り続きの私ですが、午後から「黒猫さん」から教えてもらった地域を回ってビックリ!!
ヒドリガモの群れです。
この場所は可猟区です!
猟場で狩猟鳥獣の写真撮ったのは私は初めてです!!
距離は40mほど。
群れに交じって、体黒くてくちばし白かった鳥が1羽だけいました。多分オオバンじゃないかと。
で、他にもよく双眼鏡で観察してみるとカルガモがいました。それで写真に撮ろうとカメラを向けた瞬間、バタバタバタって飛ばれました。
カルガモはヒドリガモと違って警戒心強いです。
それからヒドリガモを観察してたら、写真には取りませんでしたが、トンビとカラスが空中で喧嘩してました。
あと堤防沿いを歩いていたら、5mほどの近距離からいきなり100羽以上のスズメが足元から飛び立ちました。その群れが落ち着いた場所の写真がこれ。
写真では数羽しか見えませんが、100羽以上います。
その堤防沿いの川の中央に堂々とした態度で立ち止まるカワウですね。私カワウを初めて見ました。
正直、ロケハンは何度も何度も行いましたが、こんなに鳥たちの気配が濃い場所は初めてでした!!
黒猫さんありがとうございます!!
さて問題は、この場所は銃禁が入り混じっているんですね。
ヒドリガモがいた場所は事前に調べていて、ギリギリ銃禁指定の橋を越えた場所なので問題ないです。
ただ他の場所については、これからゆっくり調べてみるつもりです。
それにしても、やっぱりヒヨドリとは私、縁がないですねえ・・・

この記事へのコメント
黒猫
私が福井市内でヒヨドリを撃ったのは、1月下旬でした。まだまだチャンスは多いと思いますよ。
にしても、カモ祭りですね!これはもう、ギリースーツに身を包みカモを待ちましょう。私の知人はカモを見つけたら30分かけて忍び寄り、しとめます。同時に雀地帯に米を蒔き、カモと雀の両方狙いで1日を。
銃禁と入り組んでいて人通りもありますから、散弾を使う人は少ないのでしょうね。だからカモもリラックスしていると。これはチャンス!
morimori
せっかくの空気銃なんだから、もっと人通りがあって、散弾銃では撃ちにくい猟場を探すべきでした。
もっというと、ポンプ回数を抑えれば、最大到達距離を縮めることができるので、PCP式だと撃ちにくい猟場でも、エースハンターなら猟場になりえるってことですね。
ようやくただの初心者ハンターから、エースハンター使いのハンターへと考えが切り替わってきました。
182
除雪される道から歩いて行けなくも無いですが連日降る前に罠を解除しておいて正解でした。
軽く積もった日はイノシシ、狸、狐、よくわからないものの足跡が多数有りなおかつ自分が見立ててた道と一致したりしなかったりしたので大変勉強に成り有り難いのですがこれ以上降られると行動に大きな支障が出そうです。
早めにかんじき見繕うべきでした…近辺にろくなのが売ってないです…
morimori
猟期が3分の1終わりましたが、あと3分の2残ってます。その3分の2は、福井県という雪国に住む以上、猟場には雪があります。
鳥撃ちの私からすると、ようやく落葉樹の葉が全て落ち、鳥たちが容易にエサを得られず、体温を維持しなければならない過酷な時期がやってきました。
お互いに初年度ハンターとして、雪のある猟場で今後どう行動するのか?ってのは大切な時期ですね。
私も十分考えて猟期を迎えたつもりですが、雪降ってからネットを含めたショッピングが止まりません!