プロ仕様のエンピを買ってみた

何度も記事書いてますが、今期福井県では記録的大雪でした。
今日現在はようやく生活道路まで除雪が進み、ようやく表面的には平静を取り戻しつつあります。
でもまだ、電車もバスも100%運行というところまではいかないです。
もちろん今でも猟場なんて近づける状態ではありません。
猟期は終わりましたけど、降雪時のロケハンがしたいのですが、まだまだそんな状態じゃないです。


で、今期大雪後は猟どころではなく雪かき部隊として働いたんですが、アルミスコップ1本と、エンピ1本の取っ手の部分を折ってしまいました。

さて、先のとがった形のスコップのことを「エンピ(円匙)」って呼ぶことを知ったのは、黒猫さんのこの記事です。それまで知りませんでした。

さて折れたエンピと、今回購入したエンピを並べてみます。
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よく見ると折れたエンピのほうは、柄の部分と取っ手の部分が溶接でつないであるだけですね。こんなもん多少乱暴に扱えばアウトですね!
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で、まあ私は罠猟はしていませんが、将来的にはやるかもしれませんし、何より、圧雪した氷のような雪を砕くのはエンピのような道具が必要です。

それで今回、ネットで調べて、評判のいいエンピを購入してみました。
上記の写真でAmazonで買ったのがこれ。



10年保証の日本製!プロ用のエンピですね!
「金象印」ってブランドを知っている方もハンターには多いかもしれません。
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使った感じ、まあ今までの安物と比べて重みはありますが、その重量を利用して「ザクッ」と氷を割る感じと、その安定性は抜群ですね。多少乱暴に扱っても、それに答えてくれそうな一品です。

まあ、話の流れで、猟に使うつもりで買ったものが、今回この大雪で役に立ったものというとこれ。
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いわゆる「防寒防水手袋」です。猟期の途中でワークマンで買いました。
Amazonで調べてみると、近い商品はこんな感じかな。



結局、防寒防水手袋は狩猟よりも、今期雪かきに本当に役に立ってくれました!
エンピで砕いた氷の塊を運ぶときは、スコップではなく手で運んだほうが楽なことが多く、複数で行う場合、エンピで塊を作る役と、手袋して運ぶ役の手分けしたほうが、効率的でした。

やっぱり、実用品を買うときには、高性能な一品を買ったほうが、結局はいい仕事してくれることがあるって話です。
まあ、消耗品であれば、百均で十分なんですけどね。



P.S.記事確認中に気がついたんですが、折れたエンピの取っ手の上に、ミカンの皮が写ってますね(笑)
実はこの記事のP.S.で書いたミカンの残骸が写ってました。
昨年、柿の実がなっている時期に、同じようにミカンで撒き餌したのですが全く効果なくて、さすがに野生動物は人工的に置かれたものに警戒するんだなって感心したのですが、雪降ってミカン置いたら、すぐにヒヨドリきました!!
今日もカーポートにミカン1個置いてみました。
さて、明日の朝はどうなっているのやら?






この記事へのコメント

  • 黒猫

     造園をしていたじっちゃんが、えんぴって呼んでいましたので、それが普通の呼び方だと思っていました。

     で、ちょっと自信がなくなって調べましたら、造園とか特定の職種での用語みたいですね。普通の言葉ぢゃなかった。。。

     私のも、じっちゃんが遺してくれた金象でした。頑丈で、凍った雪にガスガス食い込みます。ほかの安いメーカーとは全然違いますね。

     先日、統計的に寒い年が数年続くというコメントを頂きました。もしかしたら来年もドカ雪が降って、みかんを置いたらヒヨドリフィーバーになるかも!
    2018年02月22日 17:22
  • morimori

    まあもっと言うと、エンピは陸軍の用語みたいですね(笑)
    良い道具は使うと良い仕事してくれますね。
    本当にそう思います。
    さて、ヒヨドリのミカンの件ですが、やっぱり場所とタイミングでしょうか?現在2個目のミカンにヒヨドリ来ません。ある程度、道は雪がなくなったので、危なさそうなミカンに来なくなったのでしょうか?
    面白いですねえ。ヒヨドリって福井県のどこにいるんでしょうねえ?!
    2018年02月22日 22:41