2018年 笠取射撃場に行ってきた(スコープ調整編)

笠取射撃場・・・それは滋賀県と京都府の県境に位置し、人里離れた山奥の奥に位置する、本格的な射撃場

我が福井県からは、約150㎞ほどの距離です・・・。
正直、こんな遠出をしたくないのですが、どうしても笠取を頼らなくてはならない状況があります。

1つ目は、スコープ調整。
 笠取は室内型射撃場なので、雨風に全く影響されることなく、きちんとスコープ調整することができます。

2つ目は、大口径のエアライフル。
 福井県から一番近い射撃場は、石川県金沢の「医王山」なのですが、5.5㎜までの規制があります。あと屋外なので、天候によってはスコープ調整が全くできません。

まあ、私は5.5㎜しか所持していないので、2つ目の理由のために笠取まで来ることはないんですが、やっぱり正確にスコープ調整を行いたいって思った場合、ここしかないんですねえ。
さて今回、笠取を訪れたのは、実は初年度猟期中に銃が壊れてメンテナンスに出しましてね・・・
その際に、スコープ外してメンテ行ったらしいんですよ。
さすがにですね、50mゼロインは狂ったのではないかと、猟期中に思っていました。

ようやく初めての一斉銃検査も終わりましたし、いろいろ落ち着きました。
それで、そろそろスコープ調整しようかなあと思いまして、笠取行きを決意しました。


1年ぶりに訪れる笠取は、なんか懐かしい感じでしたねえ。

そうそう、この道を左に曲がって・・・ここから急な山道で・・・ここ対向車来たらどうするんだろう・・・って感じで、まあ人里離れた山奥までやってまいりました!









ガッチリしたレストだけ借りて、さてさてスコープ調整です。
DSC05642.JPG

撃ち始めはこんな感じ。
DSC05645.JPG
①・②ともに、調整なので5発以上は撃ってます。①で確認しづらくなったら、②に移ったって感じです。

さて、我がエースハンターはポンプ式なので、とりあえず5発撃ってみて・・・なんて、そんな余裕ありません。できるだけ手数少なく1・2発撃ったら、とりあえずスコープ調整してみて・・・の繰り返しで、どれだけ中心に近づけるかが勝負です。

あとですねえ、我がエースハンターのスコープは標準装備の奴で、最高倍率は9倍です。
そのため50m先の的は半径1cmどころか、半径3cmの円ですらほぼ点にしか見えません。それをレストとはいえ、なんとなく円の中心に狙って撃つわけです。

②のほうの真ん中金色シールに、3発ほど当たり始めました。
このシールは、小学校でよく見る「たいへんよくできました」シールです。

それで、次に③に移り、5発撃った結果がこれ。
DSC05643.JPG
「たいへんよくできました」シールが半径1cmです。そこに3発着弾
紫が半径2cm、そこに2発着弾

ちなみにこれ、私の手作りの的です。
的ってインチ単位の的は多いのですが、1cm刻みで見やすい的ってなかなかなくってですね、それで手作りしてます。
あと、的の中心にキラキラシールを貼ると、中心が見やすいです。
ただ「たいへんよくできました」シールは、赤っぽい部分が多くキラキラ的な部分が少なかったので、なかなか見辛くて失敗でした。


さてこの日私が撃っていたら、ごっつい銃持った先輩が後から来て、結局その日は2人で貸切状態だったのですが、その先輩の情報が有益で、こんなに遠い笠取まで来て、撃つこと忘れて結構話し込んでたくらいです。

その話の中ですね、その先輩は昔々に、エースハンターのようなポンプ銃「ビクトリー」を持っていたらしく、それがスタートで猟をやり始めても全く猟果なく、全く面白くなくなって・・・でも、数年後にハイパワーのプレチャージ式エアライフルに出会って、世界が変わったと。


すげえ!わかります!私は初年度ボウズだったので、その結論を銃のパワー不足と性能不足に言い訳したくなりますのでねえ。


でも、先輩は私のエースハンターの集弾率と、スーパーエース自体の状態を見て、

「これは良い銃だね❤僕のビクトリーはこんな集弾率出なかったし、結局廃銃にしちゃったけど、この銃はどんなことあっても手元にあったほうがいいよ。もうこんな銃はなかなかないからさ❤」

って言われました。


1年前、同じくここ笠取で、違う先輩からも、私の銃は性能が良いと言われました。
確かにですね、笠取に来ると、私のエースハンターが性能良いって実感します。

まあ、2回の笠取で実感したのは、道具は悪くない、悪いのは私の能力と経験だってことです。


とりあえず無事にスコープ調整は終わりました
この相棒の状態で実猟で当たらなければ、私の実力不足ってことですねえ(笑)







この記事へのコメント

  • 黒猫

     お疲れ様でした。この日は出張で関西に出かけていたのですが、そのごっつい女神を持った先輩から話しを伺いました。有意義な1日で、良かったですね!

     それにしても、50メートルで良く当たっていますね。今の時代のPCPなら普通でしょうが、その時代のポンプ式でここまで当たるとは。。。
     海外でも一目置かれる性能だったこと、納得出来ますね。

     50メートルで調整し終わったら、10メートルでの着弾も確認しておいて下さい。11月4日にはイノシシをお願いしますよ!
    2018年06月03日 21:59
  • morimori

    なんか、単純に銃に触っているだけで楽しいですね!改めてそのことを痛感しました。的に向かって銃を撃つ、これだけでも楽しいんじゃないかと。
    少し落ち着いたら、今度は医王山に的撃ちを楽しんで来ようと思ってます。
    2018年06月03日 23:47
  • けろあき

    こんばんは。遠路おつかれさまでした。
     今日は暑かったですねー。こちら海岸清掃に駆り出されておりました・・・。
     エース、ホントいいグルーピングですね!私のより良いです。はっきり言って。
    当方OH待ち8ヶ月。ってマジか。練習できへんし。
     私もそのうち「笠取デビュー」させて頂くことになりそうな予感が。
    2018年06月04日 00:47
  • morimori

    ひええええ!!!
    猟期終わってからのOHは立て込むって聞いてましたけど、そないに混むもんですか!!あっはっは!私は猟期中にOHしたので(強制的にさせられた)、1週間もかかりませんでしたけどね(笑)
    まあ、50mの集弾率は良いんですが、威力が弱いので、50m超えてからのドロップが酷く、単発銃であり、スコープも9倍のため、エースハンターは50mまでの獲物狙いの銃であるって割り切ることに決めました。やっぱり小物狙いだなあ・・・。
    2018年06月04日 09:54
  • FX2000

    morimoriさん、初めまして!
    では無く、先日は 笠取で楽しい時間を ありがとうございました。 福井ということで親近感もあり 声をかけさせていただきました。
    違う場で 黒猫さんが食い付いてきたので 話を聞いたらビックリ😵 (笑)
    今度は ぜひ黒猫さんと一緒に笠取に来てください! 3人で貸し切りましょう (笑)
    2018年06月05日 18:27
  • morimori

    あっはっは!パイセン!ネットもやるんすね!
    先日はこちらこそ本当にありがとうございました!
    それにしても、パイセンのアドバイスで、エースハンターは50m以内の小物専用の銃と考えれば十分性能のある銃で、それ以上手を加える必要はない。もしそれ以上の距離や大物狙いがやりたいなら、高性能の銃を新たに入手したほうが良いのでは?ってのは、本当に的確なもので、目から鱗でした。
    私はエースハンター1本で全ての猟を行うつもりでしたもので・・・そのためにいろいろ矛盾感じて悩んでました。
    おかげさまで吹っ切れました!
    遠距離と大物全てを諦めればいいだけですものね!
    それでも銃身が短く取り回しが抜群のエースハンターのメリットを生かし切った猟の方法を、私自身が慣れていけば、私ならではの猟のスタイルが確立できるというものですものね。
    言うのは簡単ですが、やるのは相当難しそうです。
    でも今期も頑張ってみます!
    2018年06月05日 21:08