先日1年ぶりに、金沢市にある医王山スポーツセンターに行ってきました。
ここの50m射撃場は、基本的にSB競技の射撃場なのですが、管理人のご厚意で端の2座だけ、狩猟用空気銃にも開放してます。
あっはっは!SB競技ってさらっと書きましたが、皆さんご存知ですか?
前回そんな記事をアップしたところです(笑)
ただし、エアライフル全てOKではなく、口径5.5㎜までを認めていますので、大口径のエアライフルをお持ちの方はご注意下さい。
さて、前回訪れたときには管理人がいませんでしたが、今回はきちんと管理人がいらっしゃったので、正確な情報を得ることができました。
そして、いろいろ都合が変わった点もありましたので報告します。
一番の変化は「的紙」です。
この大きな的紙、いつも200円で売っていたやつですが、これがもうなくなるとのこと。
そのために、撃ち終わったこの的紙を、次回は台紙として再利用して欲しいと。
具体的には、写真左中央に写っている小さなSB用の的紙を台紙に張り付けて再使用して欲しいとのこと。
ちなみにSB用の小さな的紙はもらえるみたいです。上記の写真に写っている的紙は、医王山でもらったものではなく、初めて笠取に行ったときに購入したもの。なかなか使う機会がなかったのですが、まさか今後こんな形で役に立つことになるとは・・・。
あと、今回の大きな的紙の的中央に貼ってみたのが「ホログラムシート」のシールです。それを前日に1cm×1cmでカットしました。
初めて使ってみたのですが、いやあ!ホログラムは良い仕事します(笑)まあ当日天気が良かったこともあり、本当に良く目立つ仕事をしてくれました!!
さて、再利用するときに、黒丸的にだけ当たっていれば、的だけ張り替えればいいことになりますが、ベージュの部分、いわゆる大外れになった部分に開いた穴は、似た色のマスキングテープで自己補修して欲しいとのこと。
つまり簡単に言うと、今までに医王山を利用したことのある方で、この大きな的紙を持っている方は、全て完全補修して持参してほしいとのことです。
医王山では、この的紙以外では撃てないですからね。
それから、的紙を留める「プッシュピン」とか「画鋲」とかも、持って行ったほうが良いです。もちろん数撃ちたい方は、予備のSB的と、それを台紙に留めるためのセロファンテープ、外した穴を補修するためのマスキングテープ等は持ち込んで、現場で的を作り直してください。
とにかく、今後医王山を利用される方は「的」に関しては万全の準備をしてくださいね。
あと1年前の記事ではレストがないって書きましたが、普通にありました。
以上が、1年前とは変化した、医王山の情報です。
それから、的を留めるためのべニアの台が2つあるのですが、1つは止める場所を探すくらいもうボロボロになっています。
DIY得意なハンターの方、べニア板が余っている方、管理人の許可のもとで的台を直すと喜んでもらえるのではないかと思われます。
繰り返しますが、この射撃場はSB射撃場であって、2座開放は、管理人のご厚意であるということを、医王山を利用するハンターは絶対に忘れてはいけません。
特に私のような福井県人は、地元福井県のライフル場の現状を忘れてはいけません!!
ありがたや、ありがたや・・・。
さて、先日笠取で弾速計を用いて弾速を測った話は書いたのですが、
実際に使っている写真を撮り忘れたので改めてアップします。
なんで弾速計が銃身の横についているのとかというのはこちらの記事
せっかくレストがあるので、改めて50mゼロインの感覚と、弾速計測を兼ねて、最初の10発はレストで撃ってみました。
エースハンター5.5㎜ FX16グレイン 8回ポンプ
弾速計測結果(単位FPS)
731
683
679
679
679
682
673
676
678
676
先日、笠取で取ったデータと比べてみると、撃ち初めのデータよりも、その後1時間ほど経ってから取りはじめたデータの値に近いです。
それより何より、笠取撃ち初めの10発の弾速は速いのですが、集弾的にはかなり悪いです。
①の的が笠取撃ち初めの的です。
しかし何発か撃つにつれてグルーピングが良くなってきました。
で、今回の医王山でレスト最初の10発の結果がこれ
当日、ほぼ雨風ない良い天気でしたが、笠取と違って医王山は屋外射撃場です。それを考慮しても、笠取の撃ち初め10発よりも、医王山撃ち初め10発のほうが安定してます。
で、実は医王山最初の1発、弾速計で「731FPS」の弾痕なのですが・・・正直フィールドスコープでいくらさがしても見当たらなかったのですね・・・どこかいってしまいました・・・。
どうもデータを参考にすると、8回ポンプで700FPSを超えるとグルーピングが悪くなり、ある程度、弾数を撃って安定期に入るとグルーピングも良くなり、弾速は680FPSあたりに落ち着きます。
この経験で得たものは、長時間撃っていなかった銃でいきなり撃つと、弾速は速いけど弾自体はあさっての方向に飛びます。
しかしある程度撃てば、弾速は遅くなるけどグルーピングは落ち着く感じです。
でもですね、この経験を生かそうとするとですね、狩猟期前にどこかの射撃場で何十発か撃って、慣らし運転するとグルーピングが落ち着くって話ですよねえ・・・。
でも猟期前の射撃場はどこも混んでますからね・・・。
だからといってそこら辺で実弾を捨て撃ちするわけにはいきませんからね・・・。
実弾ではなく、ただの「空撃ち」を続けるだけでグルーピングが落ち着いてくれるのなら、自宅でも調整可能なんですけどねえ・・・。
とにかく、期間を開けても開けなくても、エースハンターを撃つときは、まず数発「空撃ち」することが必要であるということを学びました。
この記事へのコメント
黒猫
私はいまだに、医王山に行けていません。ヤバイかも。。。
morimori
ただ、専用の的紙を使う理由は、「べニア板がすぐにボロボロになってしまう」って話だったので、同程度の大きさの段ボールを持ち込んで、専用的紙と同じ場所に小さな的紙貼れば、管理人からOKもらえると思われます。
とにかく、管理人の「ご厚意」ということを常に頭に入れて、ハンターは行動することを心がけたほうが良いですね。医王山まで出入り禁止にされると、かなり厳しいですからね!