私はここ10年くらいジムニーに乗ってます。
10年ほど前に新車でジムニー買いました。
そんなジムニー乗りの私がハンターになって、一番ジムニーの性能を感じたのは、初年度の猟場ではなく、今年初めの福井県における記録的大雪でした。
雪国において、本気でジムニーはすげえ!!
それでですね、10年ほど前に私、ディーラーでジムニーを即日即決したんですね、金も現金即金払いでした。
どうもその金払いの良さを見て、そのとき担当だった営業マンは、いまだに私のことを「上客」だと思い込んでいるらしくて、今でもチョコチョコいろんな情報を私にくれるんです。
もちろん、今回の新型ジムニーが発売になるって話も、社内で出回っている程度の話を、私にしてきて「ぜひよろしく❤」みたいな感じでしたから、一般世間が知る前に新型ジムニーの多少なりの情報を私は知ってました。
さて、今回の記事の情報は、そんなスズキのディーラーの営業マン、そして今では出世して「店長」さんからの情報です。
まあ多少は営業魂が入っていると思われますので、話半分で聞いてください。
まずは、10年近く乗っている私の愛車のジムニーなんですが・・・どうも最近調子悪くて、特に初年度猟期終わってから、笠取や医王山などの射撃場を含めて遠出することが多かったんですね。
それで必然的に高速道路を走ることが多くなりまして、その際に何度か怖い思いしました。
その症状とは、高速運転のまま多少舗装状況が荒れている場所に入ると足元が取られて、ハンドリングが、
バババババ!!!
って小刻みに力強く揺れて、半ばコントロールが一瞬効かないような状態になることがあったんです。
そういう「肝を冷やす」ような瞬間を、今年に入ってから何回か体験することがありまして、さすがに長年乗っているから、サスペンション系の故障だと思ったんですよね。
そのため、店長さんにそういう症状を伝えて、修理の依頼を含めて話をしたんです。
そしたら、店長さんの答えがこれ。
「ああ、その苦情は長いことジムニーに乗っている方から良く聞く話です。元々ジムニーは一般道路を走るような車のつもりで開発されてませんので、特に高速道路の乗り心地は悪いんです。それが年数経ってくると全てのパーツが劣化して、高速道路上で驚くほど揺れることがあるらしいです。でもそれを現状車で解決するとなると、サスペンションとかそういう一部の部品交換ではなく、全ての足回りの部品を新車同様に交換しない限り、その症状は治まらないらしいです。」
まあ簡単に言うと、修理より新車購入のほうが安いという話です。
「しかしですね❤」
と、店長さんが満面の笑みで話を続けます。
「今度発売になる新型ジムニーは、多くのユーザーの声を叶えるために、悪路はもちろん、舗装道路や高速道路といった、一般的なタウンユーザーにも乗り心地が良いように開発されたと聞いてます❤」
「いかがですか❤新型ジムニー❤足回りの全修理を考えられるくらいなら、新型ジムニーのほうが全ての問題を解決できますよ❤」
「もちろん❤新型でも雪道は旧型と同じく❤・・・・・・ウッチャラカッチャラ」
「ぜひ❤これを機会に・・・・・・・ウッチャラカッチャラ」
さあて、このような大切な大切な情報を聞いた私はどう考えたかというと・・・。
まあジムニーといえど、普段は福井県っていうクソ田舎に住んでいる限りジムニーは通勤手段なんですね。
だから1年のほとんどの使い方が「通勤車」です。
そしてクソ田舎なんで、スーパーへの買い出しや休日の遊びに行く足も全て車、つまり休日の使い方のほとんどが「生活車」です。
そして年365日中、約2週間ほどの降雪時期には、強烈な「悪路王」になり、他のスタックした車の「牽引車」になります。
ただですね、年数回「高速道路」を利用して遠出するときも利用します。
その時に困ったわけです。
じゃあ、解決策は簡単です!
「高速道路ではこのジムニーで今後80キロ以上では走らない!!」
これにつきます!!
たったこの制限だけで、新型ジムニーを購入する理由が、私にはなくなりました。
さて今回の情報は、
「新型ジムニーはタウンユーザーにも使いやすい!!」
By スズキの営業マン談
って情報です。
居住性は極小車ですが、雪国に住む限り、一度でも「悪路王」の性能を知ってしまうと、もう他の車には浮気できないほどの中毒性のある車です。
あっはっは!一度でいいから新型ジムニーを「高速道路」で試乗してみたいです!
B.S.ついでに店長さんが言っていたのは、「現在、新型ジムニー1年待ち」らしいです・・・。
この記事へのコメント
NIY
私のジムニーも2代目なのですが今のJB23の前に乗ってた前期タイプのJB23は酷かったですねw
当初は80Km位出すと出ていたガタゴトが走行距離が増えるに従って60Kmとか40Kmとかで出るようになるんですwww
出始めたのが走行が5万Kmを超えた頃でしたかね。
知り合いのモータースに行って(この方も猟師)何度も部品の交換や、ボルトの増し締めをしましたが、最終的にはまた出てくるというね。ジムニーにとっては皆が持っている爆弾みたいなもんです。
あと、少しの間ですがタイヤを新品にするとシミー現象は治まってました。最終的に18万キロで手放しましたけど・・・
今のジムニーは、かなり良くなったみたいで5年半乗って走行がまだ約8万キロですが、たまにビビビとくるくらいで治まってます。
ラダーフレームの構造上の問題らしいので、新しいジムニーもいずれは出るのではないかと思ってますw
morimori
いやあ!何というかビックリしたのが、今年になって私のジムニーが5万キロ超えたところなんですね。
「ジムニー」「5万キロ」ってのは、1つの目安かも知れませんね。
ラダーフレームっていう、通常の車にないようなカッチリとしたフレームを「軽自動車」っていう小さな車に採用することで、通常の軽自動車にはない、いろんなねじれが出てくるのかもしれませんね。
ヒロポン
これはシム増しや、ベアリング、ブッシュを交換しても絶対に治りません、理由は設計ミスだからです。
但し、福井県に住んでいるのならランクル・ジムニー専門店「グローバル」さんをお勧め致します。ジムニーの持病のジャダーを根本的に治療してくれます。
http://www.global4x4.net/blog/2018/06/post-273.php
店長さんは気さくで優しい方です。
なお、非常に人気のあるお店の為事前予約される事をお薦めします。
morimori
「グローバル」って店の名前をなんとなく覚えていたのですが、ようやく思い出しました。現在のジムニーを買う前に、状態のいいジムニーの中古車を見に訪れた店の1つです。当時伺った時は休みだったのか、店の人がいなくて、何となく展示車を見て回るだけで帰ったことを思い出しました。
ふーん、根本治療かあ・・・。
金銭的なことも含めて、多少考えることにします。
ヒロポン
http://www.global4x4.net/contents/2018/05/jb23.php
症状が出てすぐ対策すればベアリングとロッド交換で済むみたいです。早めに対策される事をオススメします。
追伸 御店の回し者でもバックマージンも貰ってません(笑)
morimori
この記事中の、
「時速80キロ以上で、道路上のギャップを踏んで頂いても、ジャダー発症はありません」
ってのは震えました!そうそう!いつもこれ!高速道路の何かの境目みたいなものを踏んだ瞬間ギャギャギャギャ!!ってきます!今ではもう、「このまま走って、あの道の色の境目を踏んだら危ないかなあ・・・。」って予想することまでできるようになりました!
へええ・・・ジャダーって直るんですね・・・。
今年いっぱい、高速道路を走る予定がないかもしれないから、まあ来年、猟期終わってから考えるかあ・・・って思ってましたが、早めに対策したほうが良いかもしれませんね。
追伸、多少なりともバックマージン渡したいくらい貴重な情報ありがとうございます(笑)
黒猫
私のプラドは20年になりますが、去年はエンジンの修理に20万近く、今年はタイヤの新調に10万近くかかっていますので、あと6年は乗る予定です。その後は軽バンか旧モデルのジムニーかと考えていました。旧モデルは注意が必要なんですね。
ヒロポンさんが記載されたグローバルさん、私もプラドでお世話になりました。とても親切でしっかり相談に乗って頂き、加工も神対応でした。有名なお店だったんですね!
ヒロポン
他の御店ではノウハウが無いのか付けるだけの加工が多いですが、泥の侵入防止、防錆加工、破損防止等使う人側に立った改造をしてくれます。ただ人気店の為修理依頼をしても1ヵ月から2か月待たされますので早めの予約をお勧め致します。
(御客さんには狩猟をする人も一杯います)
追伸 バックマージンは本当に貰っていません(笑)