ジムニーの音質改善の件 その2

前回「フロントスピーカーを交換」した状態で乗り続けたジムニーに、
最近「サブウーファーの設置」して感動した!って記事書きました。
普段は通勤車として使っているジムニーですが、いやあもう最近通勤時間が楽しくて仕方ありません!それほど音響設備1つで快適空間になりました!!

ちょっと話がずれるかもしれませんが「ジムニー」って物が載らない、積載能力はないかもしれませんが、ちゃんとした「車」なんですね。
例えばですね、逆に同じスズキの軽自動車で、ジムニーの真逆のコンセプトで作られた、いわゆる積載能力のみがメチャクチャある車が「エブリワゴン」だと思うんですよ。
知り合いが乗っているのでわかるのですが、エブリワゴンは本当に物を載せるだけの機能に特化してるんです。
何が言いたいかというと、エブリワゴンはフルフラットにした時に、
車内空間を最大限に大きくすることしか考えてないから、エブリワゴンのシートってメチャクチャ座り心地悪いです。

それと比べるとですね、ジムニーって単純に狭いだけで、運転席コックピット自体は不快ではありません。
まあ身長が190cmを超える方とか、体重が100㎏を超える方からすると、ジムニーは狭いかも・・・というか、軽自動車が狭いんでしょうね。それはジムニーのせいではありません。
まあジムニーは一般的軽自動車と比べて、構造体が頑丈でタイヤも大きなために、サスペンション等も含めた「乗り心地」はさすがに悪いとは思います。
でもフォローしますが、同じスズキの軽自動車として、ジムニーのほうがエブリワゴンよりも、運転席も助手席も快適です!

さて、問題はやっぱり、ジムニーは極小の居住空間のために、純正スピーカー自体も極小10cmで、元々舗装道路を走る感覚で作っていないせいか、AMラジオさえ鳴れば良いという考えでつけられたとしか思えないほどの劣悪なスピーカーが、ジムニーの純正スピーカーです。
通勤ドライバーにしても、週末ドライバーにしても、車で音楽を流さない人のほうが少数派だと思われます。
それは例えジムニー乗りであってもです!
ジムニー乗りだって音楽は聞きたい!!

そんな一般ジムニー乗りの方への音響効果の続編記事です。



さてさて、知らない人も多いのですが、実はJB23ジムニーには、
リアスピーカー置き場があります。ただし、オプション的存在なので空洞です。
つまり、リアスピーカーを増設したい場合の時用の場所が確保されています。
もちろんただの空洞なので、もし自力DIYでリアにスピーカーを設置したいと考えられた方は、オーディオアンプからリアスピーカーまでの配線自体も自力で行わなくてはならないというわけです。
ちなみにオーディオアンプを取り外すためには、フロントグリルを外す工程が必須ですし、リアスピーカーのカバー部分を取り外すためには、どうやら後部座席の取り外しも必要となる場合があるみたいですよ・・・。
前回の記事で、私はDIYでフロントスピーカーを交換したって書きましたが、それは純正スピーカーがあるので配線工事をすることなく、単純にスピーカーだけの交換だったので、私のような素人でもできたというわけです。
でもリアスピーカーは・・・って話です(笑)
同じくサブウーファーは・・・って話も前回書きました(笑)




まあ、それでもですね、JB23ジムニーって、リアスピーカーを設置できる要素があるんですよ。そしてですね、フロントスピーカーは10cmですが、リアスピーカーは12cmと、フロントよりも多少口径の大きいスピーカーを設置できるんですよね。

さて、前回の記事で金額を書き忘れていました、
フロントスピーカーは自力交換だったので、確か1万円弱
サブウーファーはそのものの金額が1万円ほどで、工賃込みで2万円弱でした。
つまりですね、リアスピーカーもそのものも1万円弱って考えると、リアスピーカーを車屋に取り付けてもらえば、もしかしたら工賃込みで2万弱って可能性はあります。

そこで問題になるのはリアスピーカーの効果ですよね。サブウーファーと比べてどうなんだって話です。

単純にフロントが10cmでリアが12cmならリアスピーカーって有効に思えます。
でもやっぱりたかが「12cm」なんです。
サブウーファーと違って高音域スピーカーと思って間違いないです。

あと、音の性質の話なのですが、低音域はいわゆる振動であり衝撃波です。
リアスピーカーだろうがシート下だろうが「ズンズン」とした衝撃波はその空間にいる限り聞こえます。

一方、高音域直進波です。
スピーカーから直進した音しか耳ではきれいに聞こえません。そのために高音域専用の小さな小さなスピーカーは、車のダッシュボードの上に取り付けますものね。それはそんな理由があるからです。

そのためですね、後部座席に高音域スピーカーを設置したところで、まあ中音域にはある程度影響あるかも知れませんが、キンキンの超高音域に関しては、それほど効果が表れるとは思われません。
実際に、先人たちのネット情報を読む限り、リアスピーカーを取り付けたところで、総合的な感想として音響にあまり効果がなかったって意見が多いです。
つまり、私の予想と先人の経験上、ジムニーのリアスピーカーに出費するのは、あまり効果的ではないと思われます。



話をまとめます。
ジムニーJB23型の音響効果をできる限り出費を少なくして、最大限の効果を得たいなら、
「フロントスピーカーの交換」
「サブウーファーの設置」
の2つが一番効果的です。

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追記
後日ツイーターを設置したところ、衝撃的に音色が改善しました。もしかしたら初手は「ツイーター」が効果的かもしれません。
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先人の情報を見る限り、サブウーファーって助手席下に置く人が多いのですが、私は私自身が最大限の効果を得たいがために「運転席下」に設置しました。
DSC05693.JPG
まあジムニーなんて極小空間なので、サブウーファーをトランクに置いてもあまり効果は変わらないように思えますが、まあ一応自称低音専門家の私としては、できる限り近い場所に設置したかったんです。



さて、オーディオって凝ると、とんでもないところまで行きつきます。
こんな雑誌が普通に売られているくらいですから、いわゆる「マニア」の部分まで踏み込むと、とんでもない泥沼に陥ります。

一般的に音楽は好きな、一般のジムニー乗りが目指している、いわゆるカーオーディオって、
「とりあえず、普通に聞ければいいんだけど・・・。」
ってレベルですよねえ。

今回の記事は、そういういわゆる「普通」って部分程度の音響設備の話をまとめてみました。


最後に、Amazonで扱いある、10cmスピーカーとサブウーファーを紹介しておきます。






最期の最後に多少の余談です。
多分ですね、車メインの生活をしている方は、必然的にJAF会員だろうと思われます。
で、意外と知られていませんが、JAFのクレジットカードは会員であれば、年会費無料です。
もし年会費を払っているクレジットカードをお使いのドライバーは御一考あれ。

この記事へのコメント

  • JB23のリアスピーカー配線は、自分で這わせなくても最初からありますよ。
    あと、フロントグリルというのはヘッドライトの間にある、エアをエンジンルームに取り込む部分の名称であって、室内の何かではないですよ。オーディオ配線のために外すとすると、ダッシュボードとかセンターコンソールのパネルですね。
    2024年06月24日 01:44
  • morimori

    コメントありがとうございます。
    >JB23のリアスピーカー配線は、自分で這わせなくても最初からありますよ。
    これは知りませんでした・・・っていうか、配線しているのであれば、スピーカーくらいつけてくれてもいいのに。
    あとフロントグリルって、今思えばなんで書いたんだろう・・・。フロント周りのパネルって思いがあったんだろうなあ・・・。
    とにかく、情報提供ありがとうございました。
    2024年06月28日 19:43