ロケハンに行ってきました

今期初めてのロケハンに行ってきました。

午前中は近場で新規猟場を探してみたのですが、やっぱり私の居住区近くの山裾付近はギリギリまで民家や田畑があり、この日はとても天気が良かったので、農家の方々は大勢作業されてまして、やはりよそ者が近づける雰囲気ではありませんでした。
だからといって山の中でも、持ち主と思われる方の軽トラとともに、何らかの作業されてまして、やはり車を停められる状況でもありませんでした。
午前中はノロノロ運転をしただけの、なんの成果もなく空振りに終わりました。

まあ気を取り直す意味で、最近一番気に入っているラーメン屋でラーメン食べて(この店の話は後日記事にします)
午後から思い切って遠出しました。





午後からメインに選んだロケハン場所は・・・まあ競争率高そうな川沿いの場所です。
ロケハンというか、私が猟場で最初に探すのは「駐車スペース」です。
猟場なんて、駐車場どころか、軽トラ一台がようやく通れるくらいしかない、農家しか使わない農道が多いです。
そんな場所に割り込んで車を停めるわけですから、まず農家の誰からもクレームがこないような駐車スペースを探す作業から、私のロケハンは始まります。

今回の場所は河川敷沿いなので、小さいながらも公共駐車場がありました。
まずはその駐車場を起点として、ロケハン開始

堤防に上がって歩き始めて、もちろん猟場として良い場所を見つけるためでもありますが、良い猟場のもっと近くで車を停められるところがないかというのも、私にとって重要なロケハンポイントです。

で、最初に見つけたのがこれ。
DSC05779.JPG

「先輩・・・ここから撃つか・・・。」

そこからの景色がこれ。
DSC05780.JPG

写真では分かりにくいですが、川縁に降りるためには5m以上の高さと結構な急斜面で、銃を持っていない私でも降りるのをためらいました。
何よりこの日は川の水量が白波たつほど多く、もしカモに当てたとしても100%回収不能でしょう。

なんかガッカリしながらも、この近くに軽自動車なら無理やり停められそうな駐車スペースを見つけたので、最初の公共駐車場から車を移動させようと元に戻ると、私の車の横に「金沢」ナンバーの車が停まっていて、その車の前で目つきの鋭いおっちゃんがあたりをキョロキョロ・・・。

「ああ!ロケハンだな・・・。やっぱり競争率高いなあ・・・。」


さて、駐車スペースを探しつつ、いろいろ当たってみて、ようやく良さげなポイント見つけたのがこれ。
DSC05781.JPG

いわゆる、川沿いで止まり木があるような猟場ですね。
DSC05782.JPG

ただ当日は、ヒヨドリの鳴き声は聞こえたのですが姿を確認できず、もちろん川の流れも速いために水鳥も1羽すらいませんでした。
DSC05788.JPG


うーん・・・良い猟場だけど、ここまで遠出しなければならないほどなのかなあ・・・。

ただ、この河川敷近くは私の居住地区近辺よりも平地が広いため、どの田畑も広く大きく猟がしやすそうな感じは受けました。

やっぱり、エースハンター使いの猟師として、カモのような大物水鳥を最終目標にしながらも、もっと小物のヒヨドリやキジバトを初期目標としなければならないので、山奥を目指すよりも、広い広い平地の田畑や河川敷がある場所が、私のまず目指すべき猟場なんだろうと思います。



でもですね、この帰り道で、初年度後半から猟場としてる場所をついでにロケハンしたら、シロサギとカルガモを1羽ずつ見つけました!
正直、距離が遠すぎて写真は撮れませんでしたが、あんなに遠出したのに、田んぼで数羽のカラスしか見なかったのに、こんなに近場でカルガモがいました!

何か!悔しいです!



カモなら近場にいるんだけどなあ・・・。

ムクドリやヒヨドリを猟場で見たことないけど、職場と自宅近くで良く見ます(笑)

本気で自宅庭と銃禁河川の網猟考えたろか?!(笑)







この記事へのコメント

  • けろあき

    おつかれさまです。川はやっぱり回収難しいですよね。
    ワンちゃんいると幅が広がるのでしょう。
    明日練習行って来ます。
    2018年10月04日 23:16
  • morimori

    はい、今回訪れたのも水鳥狙いのポイント探しよりも、猟をしても安全な広い広い河川敷探しです。
    水が多く食べ物が多く、そして止まり木がある場所に、日中小鳥たちが止まる傾向があるように思われます。
    2年目は山沿いでも山中でもなく、川沿いで止まり木で休む小鳥をメインで探し、メインターゲットがいなければ、エースハンターで大物狙いの博打を行いたいと思ってます。
    2018年10月04日 23:53
  • ヒロポン

    猟場を選ぶ時一番大事な事は安全性その次が自宅から近いと言う事です。鴨猟をやっていた時は毎日200km走ってました。
    月末のガソリンの請求額が普段の三倍以上でした。
    2018年10月05日 09:33
  • morimori

    ヒロポンさん、ありがとうございます。
    初年度の「taku」さんからのコメントで、「解禁日は1日フルでやって、300km近く走りましたよ 笑 そうじゃなくても、1回猟に出ると、仕事前でも50kmほどは走ってるので・・・」って言葉を思い出しました。
    なんか実感がわかないほどすさまじい話です。
    2018年10月05日 20:36
  • 黒猫

     駐車スペースには困りますね。これはもう、バイクしかありませんよ!プア様の様にカブとか考えましょう!

     私がエアライフルを始める前にチェックしていたウェブサイト
    http://hungryhunter.life.coocan.jp/airrifle/index.html
    の方も、バイクで行動されていた様です。私のように罠で無く鳥がメインなら、カブとかベンリィとか、荷台に大きなカゴを載せられるようなモデルはいかがでしょう?

     ひろぽんさんのように、私もかっちゃまでカワウを追っていた頃は、いつもの3倍くらい走りました。1リットルで7キロ程度しか走らない車ですから、それはもう大変な出費で。

     カブは流行に合わせて値段が上がってきていますが、旧モデルのクロスカブとかも良いのでは?
    2018年10月06日 08:22
  • ヒロポン

    もし小鳥猟を本格的に考えているのなら果樹園の方に挨拶をして撃たせて貰うと言うのも一つの手です。
    2018年10月06日 16:11
  • morimori

    ヒロポンさん、黒猫さん、コメントありがとうございます。
    ヒロポンさんご指摘の件は、初年度からずっと感じていて、本当に初年度はずっとずっとミカン農家を探していました。私はいまだにミカン農家どころか果樹園すら福井県で見たことないです。福井県は雪国だから、いわゆる「果樹園」って農家はほぼないんじゃないかと、勝手に納得してました。
    黒猫さん情報のHPも、私昔々見たことあるの思い出しました。
    ただやっぱり、このHPで載っているような平地の猟場を、いまだに私は知りません。近い感じで言うと、このロケハン記事で書いたように山裾ではなく河川敷が、私の中では一番イメージが近い猟場となるので、この日はなるべく大きい河川敷をロケハンしたというわけです。
    ただまだ正直「シャボン玉」が飛んで以来の、心身共のダメージが抜けてません。そのため今期は頑張らず、無理せずできる範囲で「続ける」ことを目標としたいと考えています。
    2018年10月06日 20:41