もう何度も何度も書いてますが、私は「山賊ダイアリー」のファンで、山賊ダイアリーの強烈な影響下でハンターになりました。
その山賊ダイアリー5巻で、主人公岡本さんは滑落して目に小枝が刺さる事故を経験しました。
これは私にとってとても印象深い作中の事故で、そのために私がハンターになったら、絶対に猟場では「保護メガネ」が必要だ!って思ってました。
初年度、猟期を迎える前にいろいろ買ってみたグッズの中にちゃんと「保護メガネ」が入ってます。
で、実際にどうなったか?というと・・・。
結局は使わなくなりました・・・。
元々私は、運転免許の両眼0.7ってのがいつもギリギリの状態が長く続いていました。
逆に言うと両目0.7あるから通常裸眼です。メガネやコンタクトを使う習慣が一度もありません。
下記の記事中に「とても有益な情報」ってところに、当時の私の視力と狩猟試験に必須な視力試験について書かれてます。
元々眼鏡を日頃かけていない人間が、猟場の時だけ「保護メガネ」を使うと・・・。
まず、レーザー距離計とか双眼鏡とかを覗く時に、メガネが邪魔なんです。焦点合わないんです!
日頃ほぼまぶたにくっつけて使ってましたから、保護メガネっていう一定の距離開けて使ったことないから、まあ使いにくいったらしょうがない!!!
というわけで、双眼鏡を覗く時にはメガネを外し、それが終わればメガネを戻す・・・。
ああ!!うっとうしい!!
って感じで、猟場の保護メガネは初年度、自然消滅しました・・・。
猟場は裸眼で回ってましたし、裸眼状態で距離感掴んでましたしね。
でもですね、私まったくメガネがなかったかというと、実は「サングラス」はずいぶん前に作っていたんです。
まあ、日差しが強い時のドライブ用ですね。
通常なら「釣り」って趣味が猟師なら入ってくるはずなんですが・・・。
あっはっは!私はインドア出身なんで、いまだに釣りなんて趣味ないです。
で、釣り好きの人間、あるいはスキー好きの人間なら、偏光レンズの雄として一度はその名前を聞いたことありませんか?
私のサングラスのレンズは「タレックス」の「TRUEVIEW」です。
これね!笑っちゃうほど「雑光」抑えてくれるので、ドライブ中対向車線のドライバーの顔をきっちり認識したり、キラキラ輝く川面の水面下にいる魚を確認できるほど本当に優秀な偏光レンズです。
なんか「我が社しかない技術!!」ってのに、やっぱり私は昔から好む傾向があります。
そのタレックスレンズを収めるフレームが!
実はフォーナイン!!
999.9
ご覧あれ!!
あっはっは!
都会人からは
「すげえ!!」
っていう歓声が聞こえるような気がします。
一方で我が福井県も含めた田舎者からは
「どこのメガネだ?!なんのブランドだ?!」
っていう困惑の声が聞こえるような気がします。
上記のHPをクリックしてもらうと、あるいはGoogleで「フォーナイン」って検索かけてもらえばわかりますが、とにかく現在の日本において最高峰のブランドだということをご理解いただけると思います。
実は購入した当時、フォーナインが全国的にそこまでのトップブランドだと知りませんでしたし、当時そこまでのブランドでもなかったと思います。
どちらかというと、タレックスっていう最高の偏光レンズを収めるだけの価値のあるメガネ枠が欲しいってしか思っていませんでした。
そんなメガネど素人が作った、今から考えると、
ものごっつい贅沢なサングラス!!
もう一度ご覧あれ!!
あっはっは!
記事書きながら、我ながらものすげえもの持ってるなあ!!って実感しました。
ちなみにこの999.9、鼻あてに「亀さん」が隠れてます。
高級ブランドでありながら、こういう遊び心あるの、
当時の私の心を鷲づかみにされました
こんなものすげえもの買ってますが、やっぱり私にはメガネをかける習慣がないので、基本的に車内に置きっぱなしです。
本当に日中のドライビングサングラスとしてしか使っていませんでした。
言葉通り「宝の持ち腐れ」ってやつです。
で、一方でですね、初年度猟期の前に「タブレット」を購入しましてですね、
これが使い始めたら、まあ便利で、特にカーナビとして使うときには抜群の相性でして、
ここまでは良かったのですが、実はタブレットとタレックスの相性が最悪でした
例えば笠取射撃場に向かうとするじゃないですか。
こんな県外の山奥、ナビないとわかんないですよ(笑)
で、タブレットのナビって本当に役に立つんです!
ただね、タレックスレンズでタブレットの画面見ると・・・。
まっ黒!!何も見えません
最初本当に驚きました!!
そうなんです!
タレックスって、雑光カットで優秀なレンズなんですね。
で、タブレットいわゆるスマホ系の画面光って雑光として遮断しちゃうんです!!
すげえ!!スマホ画面って雑光なんだ・・・。
・・・。
偏光レンズとして最高峰のタレックス!
本当に一度経験すると、通常のサングラスなんかおもちゃにしか思えなくなります!!
しかし、タブレットをナビとして扱うとタレックスとは相性が悪すぎるんです!!
まあそれでもタブレットのナビアプリの音量を最大限上げておけば「音」として聞こえますし、見たい時にはタレックスを外せば見えますしね。実際にそうやって今まで使ってました。
さてさて、本題に戻します。
猟場における保護メガネをどうするか?
初年度は知らんふりして押し通しました。
ただ今年になって、こんなヒヤリハットを起こしました。
今まで知らんふりしてましたが、やっぱり「保護メガネ」って必要だ!って笠取で痛感しました。
痛感しながらも、やっぱり私は日頃メガネをかける習慣がない人間ですから、必要としない時期は忘れちゃうんですよね・・・。
で、2期目が押し迫ったこの時期に、再燃したわけです。
「保護メガネ」どうしよう・・・。
って。
一番単純な案は、やっぱり100均等の安易な伊達メガネを使うという案です。
でも、初年度それが失敗しました。
双眼鏡等、とにかく猟場で邪魔なんです!
結局、安い伊達メガネを持ち込んでも、猟場において大切にはしません。
次の案は大切なメガネ、私が唯一所持してる「タレックス」と「999.9」の最高コンビのサングラスを「保護メガネ」にするって案です。
これも本当に何度も何度も悩みました。
でもやっぱり、冬場の日差しは晴れていても弱く、特に福井県という裏日本は猟期は天気悪いことが多く、「タレックス」の「TRUEVIEW」では「可視光線透過率:30%」ってこともあって、猟場で「保護メガネ」として扱うには暗すぎるんです。
実際に、笠取向かう高速道路ではこのサングラスは必須なのですが、トンネルに入ると視界が暗くてサングラス外すんです。
初年度猟期で実際に猟場でこのサングラス使ったことあるのですが、やっぱり双眼鏡との相性の悪さと、冬場の裏日本の日差しでは視界が悪すぎて・・・あとやっぱりサングラスなので自然界の色味が落ちるので、狩猟鳥獣の種別判定に邪魔になりました。
そんなこんなで、最後にはやっぱり裸眼に戻ってしまいました。
本当に考えが頭の中で1周も2周もしましたが、最後の最後に考えが落ち着いたのは
「猟用として専門的な保護メガネを作る」
ということです。
今回の話は長くなりますので、第1弾はここで終えます。
さて次回、メガネを作るとなると・・・って考えると、やっぱりメガネ屋行きますよね・・・。
私の記事が前フリ長いのは自覚してますが、実は今回の記事自体がメチャメチャ情報量あります。
さてさて、この前フリからこの記事のオチを、この段階で予想できる人はどれくらいいるでしょうか?!
正直この後、わが身に起きている現実と事実!
そして人生においてなかなかの選択を選ばされることになります・・・。
いやあ!「猟場の保護メガネ」からとんでもない方向に行きつくことになりました!
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