さて今期、初参戦です!
本日11月17日土曜日は、午前中が仕事だったので、午後から半日が初参戦になりました。
で、最初の猟場をどこにするか?
本当に最後の最後まで迷いました。
いろいろ迷った挙句、初年度「青首池」と名付けた池から初参戦することに決めました。
今日は朝から雨でした。昨日の時点で天気予報は曇りのち雨でした。
そのため雨の猟場は他に行く予定でしたが、今日になって朝から雨降ってしまったので、午後から晴れ続けるのでは?!って思い、予定でなかった「青首池」に急遽予定変更しました。
ここは元々競争率高い池です。
午前中に散弾ドカンで空振りになることわかってましたが、多分この池を猟場にしている先輩猟師は、15日初日にドカンとやって、数日来ないのではないかと予想して賭けに出ました。
車を止め、柵を越え、50mほど先にあるため池を目指します。
昨年は、べったりと新しい猟師の靴跡がありましたが、今回はイノシシの足跡しか見ません。
多少安心しましたが、午前中は雨だったので足跡が崩れたのかもしれません。
それよりも、カモの鳴き声が聞こえてきません。多少遠くのほうで小鳥たちの声・・・とにかく静かです。
青首池に向かって左側のほうには、腰くらいの高さのある排水路があり、そこを使えば、池の様子を覗き見ることができます。
図に記すとこんな感じです。
いた!カモだ!!
排水路の起点の★地点まで身を隠して忍びより、スコープを覗くと、レチクルの中心にカモを捉えました!!
よっしゃあ!!
2年目にして初めてカモをスコープで捉えて・・・?!
いやいや!!ちょっと待て!!
カモのいる場所は★
距離は・・・。
レーザー距離計で計ると「70m」、私のエースハンターでは理論上19.5cmもドロップする距離です。
それでも、初年度ボウズの私からすると、
千載一遇のチャンス!!
いやいや!待て待て・・・。
一目見て、カルガモだと思ったけど、ちょっと小さくないか・・・。
もしかして、この時期だとまだエクリプスか?!
最高9倍スコープと、俺の経験じゃあ、種別判別出来ねえなあ・・・。
これじゃ撃てねえ・・・。
池の左側は、排水路の先はこれ以上近づく手段がありません。
仕方ありません・・・池の向かって右側に回り込み近づくことにします。
池の右側には、池の淵に沿って池の奥に続く小さいけど道があります。つまり撃って当てれば回収可能な猟場です。
しかし右側は山の斜面を利用して近づくので、姿を完全に隠して近づくことができません。また木の小枝等が邪魔して、射撃線を確保するのも難しいです。
結局、右側の★に到着した時に、3羽ほどのカモに気づかれてバタバタと飛ばれました。
でも、まだ数羽いたはず・・・。
ただ、池の淵の周囲から木が生えていると考えていただければ、右★からカモ★を眺めると、多数の木と枝に視野が阻まれ、射撃線どころかカモの姿すら見つけることができません。
仕方なく、右★の場所で、射撃線を確保できる水面をなんとなく見てたら、スーっと1羽のカモが?!
目測距離30m!絶好のチャンス!
ただ、カモと目が合ってしまいました。
銃を構えて、スコープを覗いたときには、今まさに飛び立とうとする姿でした。
それでもスコープ内には入っていたので、引き金引いていたらどうなっていたかはわかりません。
ただ、引けなかったのは、飛び立とうとする姿が、見慣れた「カルガモ」とは瞬間的に違和感を持ったためです。
どうも、この池にいるカモはなんか違う・・・。
もっとちゃんと姿を確認できればいいんだけど・・・。
今飛び立ったのは、目が合った1羽だけ。
それでもまだ数羽残っているはず・・・。
でも、短時間で2回仲間が飛び立ったんです。
残ったカモは、なかなか奥から出てきません。
小鳥たちの声も静かです。
静かな山に、私とカモの緊張感が走ります。
仕方ない・・・持久戦かな・・・。
って思った瞬間、違う場所から散弾銃の音が
「バアン!!」
不意な銃声に、私が多少動いたのでしょう、残っていたカモが一斉に
バタバタバタ!!
と飛び去っていきました・・・。
はい!私の負け!!
初めて味わった緊張感からか、猟場から車へ向かう、たった50mの帰り道はへろへろに疲れてました。
へろへろでしたが、帰り道で池の右側に新しい散弾銃の薬きょうを見つけました。
行きは目に入っていませんでしたが、帰りに初めてイノシシの「ヌタ場」を見つけました。
気が抜けると、逆にいろんなものが目に入るものです。
さて、結局本日何も捕れなかったのですが、何か嬉しかったですね。初めてカモをスコープで捉えることができましたから。
そして初参戦のために、考えに考えた予想というか、賭けが全て当たった気がします。
新しい薬きょうは11月15日の解禁日当日のものでしょう。
そして昨日は違うエリアを回って、そして今日午後からもう一度このエリアを回る予定だったのでしょう。
多分、銃声の方向からすると「シカ池」と名付けた池での発砲音だったと思われます。
「青首池」と「シカ池」は距離的にかなり近いんです。
私だって、青首池で空振りだったら、次の予定はシカ池でした。
さて、実は別の猟場でこんな写真撮りました。
はい!これなら私でもわかります!
正真正銘「カルガモ」です!
まあ、諸事情により撃つのをやめました。
あっはっは!命拾いしたなあ!
次は容赦しない!
ただ昨年同様に、小鳥たちも探したのですが、見つけたのはカモばかり。
あとは電線に止まっているカラスたち・・・。
まあ、なんと表現していいのかわかりませんが、初年度と比べて、自分自身の経験値が貯まっていることに気がつきました。
一応、ドラクエで言うとこんな私でもスライムは倒しているんですね。
ぱらぱらぱらっぱっぱ――!
いつの日か、レベル2になることを楽しみに待つことにします。
この記事へのコメント
けろあき
いいところまでいきましたね。次は獲れるんでは?
わたしは今帰宅しました。
獲れない…
当たらない…
外しまくりです。一人反省会。
morimori