2年目後半戦は、まずロケハンからスタートしました。
いつも私のロケハンは、車を停めるスペースを探すところからがスタートです。
前回のロケハンでもそんな感じでスタートしてます。
それと今回の猟場は銃禁ギリギリの川の予定なので、その境目を探すのも目的です。
さて猟場到着して、一番車を停めやすそうな場所の目の前にお馴染みの看板発見。
これでまず一安心。
ここから下流が銃禁、ここから上流が銃猟OK!
ちなみに1㎞上流のほうでは銃禁にかかるので、この川の中流域としたら、唯一この1㎞が銃猟できる部分になります。
その上流域の銃禁エリアの部分は、昨年からロケハンしている場所です。
まず「法的」な部分はクリアです。
次に猟場として成立するかどうか?ってことです。
ロケハンですから銃を持っていません。
身軽です。
できる限り歩いて確かめます。
まずは川の方向に向かい、土手に登ってみます。
銃禁付近の川の様子です。
・・・。
静かな川です。
この川の両岸とも堤防沿いの道は、一般人の散歩コースとは外れ、また車道ともずいぶん距離があるので、ギャラリーがいないのは非常にありがたいです。
これはハンター心理とすれば、裸銃を出しやすい場所です。
しかし生き物の気配を感じません。
多少上流まで歩いてから、水際まで降りてみました。
うーん、静かだ・・・。何もいない・・・。
うーんわからない。何で1羽もいないんだろう。
・・・。
そういえば、中流域でカモを見かけるときって中州がある場所が多いけど、この場所にはないなあ、それが影響してるのかなあ・・・。
さっぱりわかりませんが、結局水鳥を全く見ないまま、この場所を去りました。
さて、この場所から上流で銃禁となるまでに、車が停められて川の水際まで降りられるような場所を探しました。
いやあ、車を停めるスペースはあっても、そこから水際まで降りる手段がなく、その先に水鳥もいない状態が続き、気がついたら、いつものロケハン場所まで戻っていました。
ちなみに写真は撮りませんでしたが、いつものロケハン場所では、本日もいつも通りオオバンやコガモのペア、カルガモの群れ等の水鳥で賑わってました。
ただその場所は、護岸工事でできたのり面ばかりで撃つことが難しい場所が多く、それと人も車もギャラリーがひっきりなしのせわしい場所なので、ボサが枯れてしまった現在、裸銃を取り出すのにも神経をすり減らす状況です。
同じ川で直線状では1㎞ほどしか違わないのに、水鳥の有無とギャラリーに対する心配水準が、これほどまでに真逆だとは思いませんでした。
やっぱり、この川は難しいのかなあ・・・。
競争率は低そうな穴場なんだけどなあ・・・。
一撃、どこかカモを狙える場所さえ見つけられれば、誰にも邪魔されない猟場になりそうなんだけどなあ・・・。
で、先ほどの猟場は諦めて、ほど近い猟場へスイッチ。
昨年は、先ほどの川で水鳥たちを車で流しながら確認後、次に行く猟場でムクドリを狙いに行きました。
どちらとも、私の自宅からはまあ近い距離なんですね。
今期は始まってから、遠距離の猟場ばかりでカモを狙ってきましたですし、一度雪も降りボサもほぼ枯れました。
改めてこの猟場の守備範囲を広げることがロケハンの主な目的でした。
近場のこのポイントでも、もっとムクドリ狙える猟場を広げられたらなあと。
で、私の手持ちの猟場の中で、唯一小物狙いの猟場に到着・・・。
さ・て・と・・・。
なんだこれ?!
猟場には大量のカラス・・・?!
・・・。
とりあえず写真撮りたいけど、車降りると飛び立ちそうだから、車内から撮るか。
って窓越しから、カメラを向けた瞬間!
一斉に飛び立つカラス!
左上、反転して向かってくるカラス!
舞い上がるカラス
止まり木に落ち着くカラス
一部田んぼに降り立つカラス
いやあ!怖かった!!!
これだけ数いると、恐怖心のほうが先でした。
田んぼに向かった群れなんて、私の車に突っ込んでくるのか?!ってくらいの勢いでしたから!
ただカラスたちは鳴くこともなく一斉に飛び立ちました。
そしてすぐに止まり木と田んぼに降り立ちました。
数多かったので最初ビビりましたが、すぐに冷静になり単純に反射的に飛び立ったので騒ぐこともなく降り立ったのだと判断しました。
実はこの猟場に向かう最中で、一番近い住宅地の公園でブランコで遊ぶ子供を見ており、この止まり木に近いところで畑作業をしている農家も見てました。
銃は所持していませんが、ギャラリーは多く、農家側からすると私の車は不審車両でしかありません。
これ以上カラスに警戒されると、今度こそあの数で一斉にギャーギャー鳴かれたら、たまったもんじゃありません。
仕方ありません、騒がれる前にそうそうに退散しました。
しかし本当に参ったなあ・・・。
あれだけカラスの影が濃いと、今年はあの猟場に小物はいないだろうなあ・・・。
雪降った後の後半戦は、本格的に小物狙いにシフトしようとした一発目のロケハンだったのですが、思わぬしっぺ返しをまともに喰らいました。
やっぱり猟って難しいなあ・・・。
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