以前、ペレットケースにがまぐちを考えてみたって記事を書きました。
で、実際に猟場で使ってみたのですが、なんとまあ使いにくいったりゃありゃしない!!
片手で操作できるから、がまぐちってアイデア自体は良かったんですよね。
ただこの形だと、底が深いんです。
なかなかコロコロ転がっているペレットをつまむことが難しかったんです!
今から考えると、がまぐちの金具部分から1cm下の部分をミシンで縫ってしまって、底を切ってしまえばよかったんですね。
とにかく、猟場で使えない!ってイメージだけが先行してしまいました。
で、話は変わりますが、我がド田舎福井県でも「雑貨市」が開催されることもあります。
猟期中ってことはわかってますが、まあ気分を変えることも必要です。
というか、素人と玄人が入り混じった「作品」を眺めるのって、けっこう好きなんです。
で先日、福井県産業会館で行われた雑貨市に、フラッと行ってみました。
まあ猟期中ですし、手持ちのがまぐちが使えないってイメージが強く、どうしてもペレットケースの代替え品を無意識に探してしまいました。
そんな中でとある手作りの革製品の職人さんの店に引きこまれました。
その店に、私の理想形のがまぐちのペレットケースがありました!
どうしても興味が止まらず、商品を触っているうちに職人さんが声をかけてきて、いろいろ話を聞けました。
私が見てたがまぐちがこれ
革の素材は「羊」でした。
はい!革職人さんの店です!
正直2000円程の価格だったので悩みました。
だって以前、探し回って100均でがまぐち買いましたからね。
でも、その職人さんから出てきた会話が決め手になりました。
「目の前にある毛皮の財布、まあ女性ものなんですが、その革はヌートリアって動物なんですよ。あまり聞いたことないとは思いますが、綺麗な毛皮でしょ?私も加工されたものしか見たことないんですが、それでもその革は珍しい部類に入ると思いますよ。」
って!言われた俺!!
本当に思わず反射的に!
「俺!猟師で!ヌートリアは狩猟獣で大型のネズミの一種で、食べると美味しいらしいですよ!!」
って言うのを、本当の本当に我慢しました!!
猟師の俺に、猟師と気がつかずヌートリアの毛皮の話をしてくれた職人さん。
こういうのを私は「縁」だと考えます。
思わず買っちゃいましたよ!!
買ってから、実際にペレットを入れてみると、「ガラガラガラ!!」って結構うるさいんですよね。
で、中に緩衝材を貼りました。
おかげで底上げ効果もあり、ペレットがつまみやすくなりました。
そして「縁」だけじゃなく、このがまぐちを買った本当のきっかけは、開けたら空きっぱなしになるがまぐちだからです。
底が平らで空きっぱなしになるがまぐち。
これは良い出会いでした!
このがまぐちは今期、私の狩猟コートの右ポケットって一番重要な場所に鎮座する存在となりました。
さあて、余談なのですが・・・。
今回の雑貨市で一番目玉となった一目惚れはこれでした。
2人とも悪そうな顔してますが、左奥の皿に書かれたキャラクターは、
アロンジアロンゾの「わるもの」ですね。
今回私が購入したのは右横の何とも言えない悪い顔したやつです(笑)
一応頭頂部に小さなが開いている「一輪挿し」の花器です。
作っているのは栃木県からわざわざ福井県まで来られた、
「ゔぉうゔぉう工房」
という作家さん。
なんでも、アフリカの仮面をモチーフにした花器だとか。
もうね(笑)こういうのね(笑)大好きです
この記事へのコメント
S410のW
私のがまぐちは進化しました。FXペレット缶に入っている丸いスポンジを二つ折りにして両端をテープで留めて×2個を直線部分を下にしてがまぐちにピタッと収めて、16grと18gr分けて入れてます。
見つけた獲物によってピンクのがまちゃんを’ぱかっ’とやってます。
morimori
まあ百均は卒業ですが、グレードアップのがまぐちです!
FXのスポンジ使うアイデアは良いですね、そのまんまパクりたいと思います。
やっぱりがまぐちは単発銃には使い勝手良いアイテムです。