ようやく福井県に雪が降りました。
2019年1月26日本日の福井市内の積雪量は、午前7時の段階で一番多く14cm、午後から天気がずいぶんよくなりましたので、記事を書いている19時の段階で8cmです。
それでもようやく雪が降りました。
待ってました!
これで日頃ギャラリーの多い、あの猟場に行くことができます。
向かった先は「霞ヶ池」、今期私の中で一番の猟場です。
ずっとずっと、雪の降った霞ヶ池で猟をすることを、本当に待ち望んでいました!
本日、5時半に目覚めて・・・二度寝しました(笑)
今期は無理しません、出たい時に出ます。
夜が明けてから準備して家を出ました。
さて、積雪時の「霞ヶ池」を初めて見たのですが、いやあ!驚きました!
前回「ヒヨドリ猟」した時の場所が全て水没してました!
雪というシャーベット状のものが水面を上昇させたのかもしれません。
今回カモが無理でも、ヒヨドリだけは絶対に当てて、ボウズ解消と意気込んできたのですが、到着早々その逃げ道が一つ閉ざされてしまいました。
まあいいです。それでもこのため池には本日もカモが多いです。
到着してほどなくコガモを狙う機会がありました。
いつも初弾は慌てて撃ってしまう傾向があったので、今回は十分に時間をかけて狙うだけ狙って撃ちました。
ぱあああん!
ばたばたばた!
まあいつもの結果だったのですが、その後も何度か狙う機会があり、これはさすがに初日が出るんじゃないかと思われた矢先・・・。
全くカモの気配がなくなりました・・・。
まあさすがに私の「殺気」が強くなりすぎたのでしょうか。
視線を足元に向け待ちました。
さて、30分以上たってもカモの気配が回復しません。
「おかしいなあ・・・。」
って辺りを確認したら・・・。
ああギャラリーがいる・・・。
仕方ないです、場所を変えます。
場所を変えてほどなく、50mほどのカルガモを狙う機会に恵まれました。
本日はモノポッドも持ち込んでます。
単純な膝射と比べて揺れは文字通り半減しました。
それも50mのカルガモです。レチクルど真ん中で狙います。
ぱあああん!
ポコン?!
ばたばたば・・・?!
ん?!当たった!!当たったがな!!
はい!当たりましたが、超元気な半矢となりました。
んーーーーー!!
狙い通り飛んでるのはありがたいけど、今のなんかPCP銃だったら仕留められていたんじゃねえの?!
んーーー!!やっぱりエースハンターでカモ猟って限界があるのかなあ・・・。
ってところで昼休憩。
さて、午後からもう一度ため池を一周確認してギャラリーがいないことを確認しました。
で、午後になるとカモって上陸してお昼寝するんですね・・・(努)
双眼鏡で確認するとコガモの群れでした。
嫌がらせで遠くから威圧与えて、水辺に落としてやりました。
さて、こんな嫌がらせは数度も続きません。やり過ぎると飛んでどこかへ消えてしまうでしょう。
こんな水辺に落とす作戦は最初で最後かもしれません。
とにかく大量に岸辺にいたコガモたちを、多少水辺に落としてやりました。
さて姿を見せた後、コガモたちに姿を見られないように射撃ポイントに移動しました
実は午前中に同じポイントに来た際に、射撃線を確保するためにボサをきれいに折った猟場を作っておきました。
その射撃ポイントにたどり着いたときに、数羽のコガモを発見しました。
先ほど見かけたお昼寝しかかってたコガモの群れの数羽です。
レーザー距離計で計ると対岸まで62m、その手前1匹のコガモ、距離50mと読みます。
風切り音はなく、モノポッドのおかげで揺れも少なく、心静かにとにかくコガモの胴体中心を狙いました。
ぱあああん!!
ん?!当たったのか?!
当たったんじゃね!!
完全に裏向いてるコガモ。
というか、スコープ越しにお腹のあたりから出血してる様子を見えました。
それでも午前中のカルガモ半矢の意識が消えず、とにかくポンピングして息を整え、スコープ越しに確認します。
少しでも動いたらとどめを刺す・・・。
・・・ピクリともしないコガモ。
確かに腹部からあれほど出血してたら生存できないかもしれないけど、最後の力振り絞って動かれたらポンプ銃では手におえない。
少しでも動いたら撃つ!
・・・数分経ってもピクリともしないコガモ。
・・・本当に死んだのか?!
本当に俺が撃って死んだのか!
よっしゃ!!あとは回収じゃあああ!!!
って、人生初の回収作業に、本当に手間取りいろいろあって、右足を長靴ごとため池の水にズブズブになり、とにかく大変でした!
さて、広告を越えた後に、カモの死骸写真があります。
そういう情報を知りたくない方はここで退席お願いします。
はい!
ようやく2年目にして初日が出ました!!
コガモのメスです。
毛をむしってから驚きました。
スコープ越しにお腹からの出血と見たんですが、偶然とはいえ我ながら見事なネックショットでした。
首の骨は完全に折れており、腸抜き用のメス刃カッターで首を落とせたくらいですから。
なんていうんでしょうか。
ガッツポーズ
とともに、命に対する合掌。
なんというんでしょうか。
ようやく2年目にして私は「猟師」と胸を張って言えるようになりました!
この記事へのコメント
けろあき
本当に良かったですね。コガモに合掌。
morimori
コガモに合掌、
そしてケロアキさんに感謝の合掌です!
いろいろと本当にありがとうございました!
FX2000
初日 おめでとうございます!
私も 初めての獲物が その当時使っていた シャープ ビクトリーでの コガモでした。
超弓なり弾道でスコープはシャープ純正4倍固定。 今から考えると あれで良く捕れたなと… 笑
とにもかくにも おめでとうございます!!
morimori
当日、午前中にカルガモ相手にあれほど元気な半矢を出したので、さすがにポンプ式銃でのカモ猟自体を諦めかけていたところでした。これで多少自信がつきました。
俊太郎
これで堂々と猟師と言えますね^^
実は私も2期目ですが、今期が初めての獲物でしたので他人ごとではなくて(笑
ヒヨドリ、コガモ、ヒヨドリと順調に獲れていますが、今でも獲物に狙いを定めた瞬間に撃っていいか逡巡します。※当たったら命を奪うってことにです。
そうは言いながらも休みの日は嬉しそうに出猟していますので^^
morimori
午前中の半矢のカルガモにはただ単純に「痛い思いさせて悪かった」って気分でした。午後の初日のコガモはスコープ上で腹部からの出血に見えたので、とにかくとどめと思いポンピングして狙いました。
記事中にもあるように、偶然のネックショットで、多分即死だったと思われます。
せめて苦しまずに絶命したことは多少安堵しました。
S410のW
先日、女房の実家の新年会にアオクビ持参して鴨鍋して盛り上がって、調子こいて「俺みたいな猟師はさ~、、、、、」
「猟、猟師?」大笑いされました。
世間では「猟師」=「またぎ」なのでしょうかね~?
いや、我々は「猟師」です。
morimori
確かにわな猟の手伝いで、四足を解体してた時は、誰に話をしても「猟師」的な行為をしていたと自信を持って話ができます。でも一般的に空気銃猟は「猟師」って認識はないんでしょうね。
私もブログ上、「サラリーマン猟師」ではなく「サラリーマンハンター」と名乗っているのも、そのせいです。
私は「ハンター」で「鳥撃ち」で、そして我々は「猟師」です!
ようやく私はみなさんのお仲間となる「猟師」になれました。