エースハンター猟師の徒然活動記録

何度か書いてますが、私は散弾銃猟師と猟場が重ならない場所ばかり選んでいるので、どうしてもギャラリーが多く、多少天候が荒れたほうが好みです。

で、今期暖冬の福井県ですが、本日は朝から雪が降ってます。

夜明け前に目が覚め・・・でも外気温寒いし眠いし・・・。

寝ぼけた頭で考えると、正直猟なんか出たくないんですよね・・・。

毎回毎回、そんな葛藤があります。

しかし、準備整えて車に乗り込むと、気持ちは一転、戦闘モードに入ります。

雪が舞い散る中、猟場到着。

・・・。

鳥たちの気配がない・・・。

うーーーん、この猟場でここまで鳥たちの気配がないのは初めてだなあ・・・。

でもゼロではない・・・とりあえずいつもの場所まで近寄ってみるか・・・。

で、いきなり数羽のコガモの群れを発見！

まだエースハンターはカバーに入れたままです。

そうなんですよね、ギャラリー多いとこばかり行っているので、獲物を見つけてからでないと、裸銃を取り出さないんですね私。

静かに後ずさりして、ゆっくり銃を出して、もう一度コガモの群れを見たところまで行くと・・・。

はい！もういません！

仕方ない、私のミスでした。

問題はこの日、この場所で30分以上身をひそめても、他の場所をそっと覗いても、とにかく鳥たちの気配がなかったことです。

いない鳥を撃つことはできません。

もしかしたら、本格的な出猟は本日が今期最後になるかもしれません。

場所を変えるか？！状況が変わるまで待つか？！

悩みましたが、待つほうを選びました。

戦線離脱し、車中で休憩しました。

戦線離脱後、急激に天候が悪化。

次第に強烈な風が吹くようになりました。

参りました、雪なんぞいくらふっても構わないのですが、エアライフルに強風は天敵です。

安易にコガモに姿を見られたことを悔いながらも、今できることは、次の出撃時に備えた体力回復のみです。

さて、強風がおさまったかと思うと、今度は晴天に恵まれました。

メチャクチャ暖かくなってきました。

参りました、ギャラリーが出ます。

その前に最前線に再度突入です！

ため池を確認すると、別の猟場に来たのではないかと思えるくらい、カモたちがいます。

さて出撃です！

数度ええ感じで狙えて、ええ感じで引き金引けたのですが、着弾確認できずに外しました。

こうなってくると、また銃の性能のせいにしたくなってきます。

で、目測50mと読んでコガモを撃った時、コガモのド正面の手前で水柱が上がるのを見ました。

今期、何度も何度も銃の性能のせいにしてますが、この相棒、本当にこいつですね、「やっぱりポンプ銃じゃダメなんじゃね？！」って思いがグルグル回って、本気でPCP式を買おうと心に決めると、ビックリするくらいの精度を見せてくれるんですね。

記事にしてない分を含めて、初日が出てから外しまくった数は10を越えました。それも全て着弾が見えてない状態で・・・。

って思った瞬間、コガモのド正面の水柱。

なんかね、エースハンターから、

って言われた気がしました。

私にとって「エースハンター」は「道具」ではなく「相棒」です。

さて、ほどなく目測50m先にコガモを見つけました。

・・・。

でも、先ほど私は目測15mほどずれてました。

今の私の感覚で目測50mなら65mのはずです。

しかし、今は先ほど違う場所で、目印が多少ある中での読みです。

多少私の読みもあっているはず。

それで距離60mと修正しました。

ポンプ8回のエースハンターでは8.8cmドロップします。

私の中指の長さが8cm

そして先日コガモを仕留めたのでその大きさは手のひらで覚えているつもりです。

頭1つ分上の胴体中心狙います。

・・・。

相棒わかったよ。

おまえを使いこなすには、俺の技術がつたないってことを教えてくれたんだな・・・。

まあ仕方ありません、当たりませんでしたが、今後とも相棒とともに頑張ってみます。