「東野、猪を狩る」を見てみた

前回「シカ編」でしたが、今回は「シシ編」です。
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もう一度言いますが、レンタルビデオ店で「カリギュラ」を探す際は「お笑いコーナー」に分類されてますのでご注意を。

シカ編では忍び猟の同行だけでしたが、シシ編ではわな猟の同行に加え、
東野浩二さん自らが「止め刺し」を経験します。


さて、広告を越えたところから、視聴後の個人的見解を述べていきますが、多少内容に触れることもあり、ネタバレにもつながりかねないので、この時点で興味のある方は、先にDVDを視聴することをお勧めします。





さて、「猟師」「一般人」の大きな差は何?
って考えると、私の答えは
「自らの手を汚して、生き物を殺めることができるかどうか」
です。

シカ編の時の東野浩二さんは、解体作業でようやく獲物が食材になっていく段階を体験しました。
一般人にとってはそれだけでも衝撃的な体験だったでしょう。

しかしシシ編では、自らの手でイノシシを殺めます。
止めさしを行った瞬間の東野浩二さんの目が印象的です。
一般人から猟師への大きなハードルを飛び越えた瞬間だったのでしょう。

多分東野浩二さん、今ならシカ編でできなかったヒキガエルの解体も行えるのではないでしょうか?
もしあれほどの経験をしておきながらヒキガエル程度の解体ができないなら、東野浩二さんは猟師に近づく努力はしたけど、やっぱり一般人のままのほうが楽なんだろうと思われます。


あと、止めさしを槍で行い、心臓に小さな穴を開けることで、効率よく全身の血抜きを行うってのは目から鱗でした!
ただ止めるだけでなく、止めた後のイノシシの臭みを極限まで減らす方法を、料理人で猟師の大先輩が試行錯誤の上に導いた答えが「槍」ってことです。

なんだかなあ・・・わな猟もやりたくなってきました(笑)






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