「罠ガール」を買って読んでみた

本作は、女子高生が罠猟を行う漫画です。
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まあ狩猟漫画自体ものごっつい少ないので、一応読んでみました。

設定は農家育ちのJKが農作物を守るためにわな猟を行うという漫画です。
正直つかみ系で出オチ系の漫画だと思ってました。
いわゆる「女子高生」「狩猟」ってありえない設定タイトルでの客寄せ漫画。

最近よくあるんですよ、
「女子高生」「勇者」
とか
「女子高生」「魔法使い」
とか、そんな漫画やライトノベル増えてますからねえ。


さて、実際に読んでみると・・・。

はてはて・・・ふむふむ・・・。

いやあ!なかなか面白いです!


内容的には「狩猟者」側ではなく「農家」側です。
農家の視点で見た、有害鳥獣駆除のありようが描かれた作品です。
このハンターとの視点のずれが、私には興味深く読むことができました。





まあここから先は私の勝手な邪推ですが、漫画連載って、ある意味「人気投票」による勝ち残り競争だと思われるんですね。
だから、マイナーな有害駆除に女子高生を混ぜ、タイトルを「罠ガール」ってインパクトを強めた商戦だろうと思われます。
しかし手に取る読者層は、やっぱり狩猟や駆除の経験者が多いと思われるために、「有害駆除」に関しては漫画的な誇張をすることなく書かれています。
逆に、せっかく登場人物がJKなのに、多少のお色気的サービスカットが全くないまま1巻から2巻は書かれていて、ようやく最近発売した3巻になって、ようやくストーリー展開が緩やかになり、ようやく温泉旅館の入浴シーンが描かれるようになりました。

あっはっは!ようやく漫画連載が軌道に乗ったんですかね(笑)


いずれにせよ、発売を楽しみに待つ漫画本が増えました。




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