さて、銃を所持してから3度目の誕生日を迎える前に所持許可更新の手続きが生じます。
手続き期間は3度目の誕生日の2ヶ月前から1ヶ月前までです。
ということは、手続き受付期間は1ヶ月しかありません!
私はたまたま水曜日が休みなので助かってますが、平日に休みがないサラリーマンハンターの方は有給が必須です。
でもですね、水曜日が休みの私でも、1ヶ月って最大5回しかありません!
公文書の有効期限は3ヶ月なので、誕生日の4ヶ月前から集め始めても無駄ではありません。
とにかく、事前準備はお早めに。
さて、更新手続きに必要な書類等を全て書いていきます。
・猟銃等所持許可更新申請書(ダウンロード可)
これは経験者となって初めての書類です
・使用実績報告書(ダウンロード可)
これも初めての書類です
・同居親族書(ダウンロード可)
これは最初の申請の時と同じ書類。Word形式でダウンロードしておいて、記入した様式を保存しておくと楽です。
・経歴書(ダウンロード可)
これも最初の申請と同じ。Wordで使いまわし可能です。
・医師の診断書(ダウンロード可)
これは平日に休みとって書いてもらうしかありません。
・身分証明書
本籍地の市役所にて入手。
・申請人の写真2枚(縦3.0cm×横2.4cm無帽無背景)
6ヶ月以内に撮影したもの
・銃所持許可書(提示のみ)
・講習修了証明書(提示のみ)
・技能講習修了証明書(猟銃のみ 提示のみ)
・所持許可に係る猟銃・空気銃
・都道府県の収入証紙
1丁のみなら7200円(様々なケースと料金設定あり)
以上です。
経験者講習は、我が福井県では日曜日も開催されるので、それほど問題ではありません。
ただやっぱりサラリーマンにとっては「医師の診断書」が一番の鬼門ですね。
あと身分証明書は郵送でも取れる可能性があるので、市役所に聞いてみてください。
地味に都道府県の収入印紙も平日に動かなければならない項目ですが、平日の銀行ならそれほど待たずに入手できますので、昼休みを利用することも可能です。
さて、先ほどは何事もなく列記しましたが、それは一通りのことが終わったからです。
実は所持許可更新手続きに必須の書類等は、当時ネット情報だけでした。
警察で直接聞いたわけではありません。
そのため「所持許可に係る猟銃・空気銃」って部分がずいぶん悩ましかったんです。
所持許可更新の書類等を集め始めたくらいから、数度悪夢に襲われました。
全ての書類を準備して、ネットで書いてあったから、銃を持って所持許可更新手続きへ、
で、警察到着、生活安全課のおねえさんの一言、
「銃の所持許可更新の手続きですね・・・で、その荷物なんですか?」
「ああこれは銃です。ネットで調べたら、更新の手続きには銃が必要だと書いてありましたので。」
「・・・。ネットの情報はともかく、更新時に銃なんか必要ありませんよ。」
「え?!」
「あなたは銃を持ちだす必要でもない状況下で所持して運搬したわけですね?」
「いやあ!!!それは必要だってネットに書いてあったから!!!」
「間違っている情報を信じたのも自己責任です。銃は没収です!!!」
「没収!!」
「没収」
「没収・・・」
いやあああああああ!!!!!
って冷や汗びっしょりで迎える朝です・・・。
あっはっは!
前述の悪夢はただの悪夢です!
小心者の私はですね、先に生活安全課を訪ねましたよ。
所持許可更新に必要な書類等は何か?
を事前に直接聞きに行きました。
するとやっぱり、
「更新する銃は必要」
だそうでした。
あと確認事項のための狩猟免状と、散弾銃の方は弾の帳簿があると、手続きがスムーズらしいです。
さて次回、いよいよ初めての銃所持許可更新手続きです。
この記事へのコメント