医王山でポンプ10回調整

本日、医王山スポーツセンターで撃ってきました。
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今回の大きな目的は、
「ポンプ10回でのデーター収集」
です!

私はこれまで2シーズン、5.5㎜16グレインのペレットを「8回ポンプ」で撃ってきました。
しかし2年間の経験とデーターを捨ててでもいいと思えるほど、2期目はカモ狙いで半矢が多く、やはりポンプ銃のパワー不足を嫌というほど実感してしまいました。

で、まあ確かにポンプ回数を増やすと射撃場では地獄を見るので、妥協範囲でポンプ回数を決めていたのですが、いざシーズン始まるとそれほどポンピングのしんどさが問題になることがありませんでした。

3期目はポンプ10回でカモを狙うことを目標とします。


さて準備万端!データー収集を始めます!
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まずは銃自体のゼロイン状態をみるために、8回ポンプでレスト使用で撃ってみます。
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一応経験上、長時間撃っていない状態のエースハンターは銃身にオイル回りがあり、1発目はフライアーが多いために、数発無駄撃ちしてから的を狙い始めました。
5発撃って多少ばらけましたが、屋外の医王山の条件を考慮すると、ほぼ8回ゼロインは狂っていないと判断しました。


さて次に初めてのポンピング10回です!
とりあえず的狙って5発撃ちました。
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当たり前ですが、5発とも上に外れます。
ただインチ的だと何センチ上に外れたかが、イマイチ良くわかりませんね。
仕方ありません、とりあえずわかりやすいところで、
1/4MOA「20クリック」
約7cm調節しました。

ただ「up」か「down」か、どちらに調節すればいいのかわからなくなったので、とりあえず「up」で20クリック調整しました。
そしたら撃った1発が、1センチ縦線の白紙に当たったので、逆とわかりました。
で、20クリックdownで戻して、再度20クリックdown

この状態で撃ってみて、なかなか良かったので、計5発撃ってみたのがこれ
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2発、1cm×1cm正方形ホログラムシールに当たってます。
8回と10回のポンピングの差が、20クリックの上下で行えるのなら、これほどわかりやすいことはありません!

まあとりあえず、ポンピング10回のスコープ調整は終わったこととして、本格的に撃ち始めます。






最初の5発がこれ・・・。
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でもどう見ても3発しか弾痕がありません。
実は今回ビデオでも撮ってまして、ぱあん!っていう射撃音は間違いなく5回ありました。
考えにくいけど、ど真ん中弾痕に2発通ったか、あるいは2発弾を詰め忘れて空撃ちしたか、あるいはフライアーで全然関係ないところに飛んで行ったのか・・・。

次の5発がこれ
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この5発もまとまりいいし、2発ホログラムシールをかすめてます。

絶好調!!
と言っていいんじゃないでしょうか(笑)


気を良くして、ここで自作ポッドを試してみます。
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ビックリしました!2脚でも揺れる揺れる!

昨シーズンの最後に、この2脚使って200m先のコガモをぶれなくスコープに収め続けたんですけどね・・・。
ホログラムシールの1点を狙ったから、えらいことぶれたように見えたのか、シーズンで獲得した技術を全て忘れて、久しぶりに銃を構えたからぶれたのか全く分かりませんが、とくかくぶれまくった状態で5発撃ったのがこれ。
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あっはっは!2脚でこれじゃダメだあ!!
3期に入るまでの課題になりました。


最後レストに戻って5発撃ったのがこれ。
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これも4発しか弾痕確認できませんが、これが最後の5発だったので、正直集中力も切れかかり、5発撃ったつもりで4発しか撃っていなかったのカモしれません。
やっぱり弾の入れ忘れが一番可能性が高いカモ。



さて、いつもなら弾速データーも合わせて公開する私なのですが・・・。
一応弾速も測定したのですが・・・信用ならないデーターで、それも私の取り扱いミスで、大切な大切な弾速計が寿命を迎えてしまいましてですね・・・仕方ありません、現在弾速計を購入予定で探し始めたところです。



さあて、久しぶりの射撃練習をやり終えて思うことは・・・。
まずは新しい弾速計を入手して、2脚ポッドをもう少し安定性のある感じのアイデアを付け加えた状態で医王山にリベンジしようかなあと。


3期目までには、10回ポンプの正確なデーターと、それに基づく「安心感」が必要ですからね。




でもねえ・・・もう半矢で泣きたくないで、次の医王山では12回ポンプにチャレンジするカモ。








この記事へのコメント

  • 黒猫

    弾の入れ忘れ、あり得ますね。この暑さで何度もポンピングしていたら疲れて忘れてしまうかも。

    私は2発目以降が的にかすってもいなくて、、、と思ったら、弾倉を回転させるのを忘れていたというボケをしたことがあります。考えなくても体が勝手に動くように、練習を積んでおくことは大事ですね!

    この暑さの中、ちょっと走っただけで体重が500グラム減。汗を500ccもかいたわけです。熱中症に気をつけましょう!
    2019年07月31日 06:44
  • morimori

    当日暑さ対策は十分行っていたのですが、なにより医王山が山中で良かったです。多分街中とは5度以上の体感温度が違っていたと思われます。
    それよりさっき気がついたのですが、過去の医王山でのスコア見ると、8回ポンプより、10回ポンプのほうが精度が上がることに気がつきました。
    必要以上のポンプ回数は弾が暴れて、集弾率が落ちると考えていたのですが、まだまだ私のエースハンターはポテンシャルを秘めてます!
    さあて次はポンプ12回を試してみようかなあ!!
    2019年07月31日 20:00
  • るな

    はじめまして るなと申します。
    同時期に狩猟免許等を取り、初期から拝見していました。
    この時期は温度が上がり冬場との狙点が若干変わる事を身を持って最近知りました。
    まだまだ暑いですが、猟期に向け私も準備を進めて行きます。
    今後共よろしくお願いします!
    2019年08月01日 12:13
  • morimori

    るなさん、こちらこそ初めまして!初期から読まれていたとのことで、本当にありがとうございます!そういってくださることが、ブログを続ける励みになります!!
    さて、冬場と夏場の狙点が変わるとのこと。正直私は冬場に射撃場に行ったことがないので、レスト射撃での正確な狙点の変化はわかりませんが、寒く湿度が高い時に撃つと、飛行機雲のような現象を数度見てます。つまり夏場よりも冬場のほうが空気の抵抗が大きいような気がするので、例えば多少右に曲がるくせのある銃身だと、冬場には顕著に右曲りの現象が起きる可能性はあるでしょうね。
    2019年08月01日 13:04
  • 空気銃専門

    記事を読みまして撃ち始めが調子悪いとのことですが、その原因を解決しないと気持ち良い猟は、できないと思いますよ。
    実猟は、射撃と違い連続して撃つわけでなく「撃ち始め」が日に何回あるか、獲物に向けて撃ち始めの一発が勝負の全てかと思います。
    シャープエースの5.5mmや4.5mmを所持されてる方と射撃や猟をご一緒したことがありますが、
    射撃である程度数を撃つ状態=ポンプが温まって同じポンプ回数でも初速が上がる状態で、当たるようになると
    逆に、猟場の寒い所でポンプの冷えた状態から一発だけ撃つ状況では、銃が当たらないと聞きました。
    連続して撃つと着弾が上に上がりそこでゼロインしてしまうと、その後ポンプが冷えた状態から一発だけ撃つと着弾が下に行ってました。

    冬場の猟場の温度や発射頻度に近い環境で狙った所へ極力誤差なく最初の一発が飛ばせるように
    銃を清掃・調整したりオーバーホールしたりが実猟で成果を上げる方法かと思います。
    2019年08月01日 18:30
  • morimori

    空気銃専門さん、ご指摘ありがとうございます。
    エースハンターの1発目問題は、ポンプ温度だけではなく、銃身のオイル回り現象もあって、私自身もずいぶん悩みました。特に2期目は苦しみました。パーツクリーナー使って、ずいぶん先輩方に心配されたこともありました。
    おかげで今では一発目でも誤差なく飛ばせる方法を、ようやく独自に開発しました。あっはっは!企業秘密ですけどね。
    2019年08月01日 20:12