我が相棒エースハンターで、2年目はカモ相手に次々半矢を出しました。
そのために今期は威力アップを目論んでいるほどです。
今でも夢に出てくるほどの半矢は、60m先のカルガモでした。
「ぱああああん!!!!」
エースハンターは威力ないくせに良い音します!
で、
「ぽこん」
って間抜けな音が聞こえたかと思うと、
「ばたばたば・・・」
っていつもなら元気に飛び去っていくカモなんですが、そのカルガモは数メートル飛び立った後、すぐに着水。
「ん?!やっぱりあの間抜けな音は当たったんか?!」
って思ってスコープで見てたら(エースハンターは単発銃なので2の矢はかけられません)、多分当たったと思う場所をくちばしで数回毛づくろいした後、何事もなかったかのように、
「ばたばたばたばたばた」
と飛んでいきました。
2年目は、9倍スコープの60m先のカルガモでも、胴体ど真ん中狙いで撃ってました。
なにせ1年目は半矢すら出したことのない状態でしたから、まずは当てること優先で狙いを定めるのが2年目でした。
さて3年目。今年はカモを確実に仕留めるために、狙いどころを決めたいと思います。
さて、いろいろな諸先輩方の意見を調べてみると、カモの狙点は
「頭or首」
って答えばかりです。
経験の薄い私からすると、
「いやいやいや、そんな数センチずれたら半矢にすらならない場所なんか狙えるかい!!」
って何も考えずに思ってました。特に頭なんて・・・。
でも、威力がないポンプ銃だからこそ狙点は大切だということに気がつきました。
カルガモを例にとると、
カルガモ特有の翼鏡の青の部分
これより上の部分には翼が折りたたまれてます。
この内側には心臓や肝臓等の大切な内臓器官が含まれてますが、折りたたまれた翼は鳥類にとって最大の防御器官でもあります。
さて多分前述した、間抜けなポコン半矢はこの部分に、特に上の部分に当たり、跳弾でどこか飛んで行ったんじゃないかと思われます。実際水しぶきがまるで見えませんでしたから。
じゃあ逆に言うと、折りたたまれた下の部分はですね、前の部分は翼を羽ばたかせるための大胸筋、いわゆる胸肉です。その後ろの部分は腸ですね。
いずれにしても、かなりのダメージ与えても致命的な部分ではないために、死ぬ間際の生命力使って飛ばれ、どこかでひっそりと死亡ってパターンでしょう。
もっというと、エアライフルでカモを狙う場合は下半分は水面下で守られてますので論外です。
羽に当たった場合、まだ固いところをかいくぐって致命傷を負わせる可能性があります。
しかし水面に当たった弾丸は急速にそのエネルギーを失うので、カモにかすり傷すら与えることはないでしょう。
なるほどなあ・・・。
ようやく今になって、諸先輩方の言葉がすんなり入ってきました。
致命傷を与えるためにカモを狙うなら、例えばカルガモを横向きで狙うなら、首と胴の継ぎ目の中央を狙うということですね。
この円内に弾が均等にバラけても7割くらいの確率で致命傷を与えるように見えます。
ちなみに、カルガモの目の中心に、先ほどの円を移動させてみます。
うーん、当たれば確実に致命的ですが、この円の大きさで考えると、当たる当たらないの確率が五分五分のように見えます。
特に距離を読み間違えて、下ならともかく、上向きに外すと半矢とかの問題外で元気に逃げられます。
なるほどなあ、狙点は大切ですね。
3年目はマガモとカルガモの場合、多少バラけても急所に入りやすい狙点を選ぼうと思います。
コガモは・・・威力上げて胴体勝負かなあ・・・。
この記事へのコメント
るな
私は、正面時顔から首が始まるラインを狙点としていました。
それ以外はヘッドショット一択です。
半矢を出すよりは、外す方が良いと言う緊張感を持って臨んでいました。
何が正しいのか分かりませんが、半矢は出したく無いですね。
外したら後日、同じ個体に出会えると思うようにしています。
morimori
助言、身に染み入ります。正直、バイブル「山賊ダイアリー」の岡本さんが、作中では胴体狙いでしたから、エースハンターは胴体狙いって印象だけが先行したかもしれません。
今期は、狙点だけでなく、獲物までの距離のつめ方等、いろいろ挑戦してみたいと思います。