3年目にして、ようやく猟期解禁日に有給が使えることになりました!
初めて、11月15日にハンターとして活動することができました!
さて、初参戦です!!
で、ですね、解禁日って私初めてだったので、本日は本当に初めての経験が多かったです。
本当に驚いたのはカモの行動パターンです!
ボサの中で射かけて外して飛ばれたんですが、エアライフルだったせいか、飛び立ったマガモの群れが頭上を旋回して、また目の前に集団で、
バシャ!バシャ!バシャ!バシャ!
って着水したんです!!
あの警戒心強いマガモですよ!
いやあ!ビックリしました!
ただ私はポンプ式の単発銃、目の前のマガモの群れを見ながら撃てません!
悔しいけど、ポンピングしなければ撃てないし、そんな派手な動きをしたら飛ばれるに決まってけど・・・。
せめてマガモに背中向けてポンピング開始!!
で、ポンピング終わって振り返って確認したら・・・。
おいおい!!一羽だけコガモがいるじゃん!!!
コガモも昨年、警戒心が強いカモって認識有るので、これだけ激しく動いた後に、40mほど先にコガモのオスが残っているなんて、まあ考えられないわけです。
もちろん狙いましたが、多少木の小枝が濃い射撃線で・・・って言い訳してる時点で、外したことバレバレです。
もちろん今度も、狙ったカモ以外のカモもドミノ式に飛ぶわけですが、今度は視線の開けた左側、本当に目の前って言っていいくらいの10m位のところに、
バシャ!!
って一羽のコガモが着水・・・の瞬間目が合って、そのまま
バタバタバタ
と飛んでいきました。
あのコガモ、さぞやビックリしたでしょうね(笑)
でも私も、こんなにカモとの接近遭遇は猟期内の狩猟区では初めての経験となりました。
後はコネタばかりです。
まず、初めてその猟場近くでパトカーを見ました。
「ああ、解禁日って警察も大変なんだなあ・・・。」
って思いました。
もちろんそのパトカーが、狩猟関係の取り締まりでパトロールしていたとは限りませんけどね。
ただ私からすると、その時は単純に発砲音で通報されたのでは?!ってドキドキしました。
それから昨年もそうでしたが、シーズン当初はまだボサも伸び放題で、いわゆる「くっつきむし」に強烈にやられました。
調べてみると「ヌスビトハギ」って植物の種らしいです。
写真はネットで拾ってきたんですが、実際に私がやられたのはもっと酷くて、このくっつきむしに、ズボンやコート、銃ケースや手袋はもとより、車のシートや下着にまでガッツリやられました。
ググってみると、百均の「うろことり」できれいに取れるらしいです。
早急に買ってきたいと思います。
で・・・本日ボウズでした。
7度も本気で狙う機会に恵まれたのですが・・・。
まあ、昨年と違って、何が自分が悪かったのか・・・銃の性能なのかって部分は理解しました。
なんていうんですかね、ポンプ式特有の、撃ち初め数発の乱れ。
熱い時期の空気のポンプ圧と、寒い時期のポンプの空気圧の違いによる乱れ。
単発銃と連発銃の差。
もちろん、1年ぶりの自分の準備不足や、ポンプ回数の選択ミス、二脚ポッドの強度ミス。
今から考えれば、本日を迎えるまでに修正できる部分ばかりだったと思うわけです。
全てが全て「銃」せいではなく、3年目とはいえ経験不足と準備不足だったという点は、素直に認めたいと思います。
で、自分のミスは素直に認めたうえで・・・。
それでも本日、3回の射撃については、さすがに「エースハンター」のせいにしたくなるような外し方でした。
本日7つの射撃中、3つはどう差し引いても私のせいではありません。
そんな射撃が3度もできたなら、1度くらいは当たっていても確率的にはおかしくないんじゃないかと。
確率論で言うと「ボウズ」って結果が納得できないわけです。
まあ、わかっちゃいます。
わかってるんです。
それでもエースハンターでカモ撃ちやる以上、
「外れても狩猟を楽しむ気持ち」
が大切なんだろうなあって思います。
人知れずボサの中に身を潜め、そっとスコープで種判別を確認後、そっとペレット装填。
9倍スコープでバイタル狙いながら、そっと引き金に指を触れる瞬間、
何とも言えぬ強烈な非日常感!
ああ、この感覚こそがハンターでしか味わえない瞬間だなあ!!
と、思うのです。
それが例え外れたとしても、その工程自体が楽しいって思えることが、エースハンターによる狩猟なんだろうなあって思います。
昨年あれだけ外した経験と、射撃場で撃ち初めがどれほど荒れるかわかっているエースハンターを、いまだに自慢の相棒と信じて担ぎながら50m前後のカモを相手に勝負を挑むわけですからね。
まあ、最初数発が荒れてもいいんですが、本日の場合、単発式ではなく連発エースハンターだったら、さすがにボウズではなかったんじゃないかと・・・。
まあ、夢見ることは多いです。
ああ・・・昨年と違って、いろんな意味で当たる気がしねえ・・・。
この記事へのコメント
るな
射獲とはならなかったようですが、事故無く初日を終えられた事が良かったのではないでしょうか。
我々はハンターですので猟を続けている限り、又出会いは有るでしょうし!
次は…ぐらいで良いと思います。
morimori
まあ確かに・・・おっしゃる通りなんですけどね。
今は獲物の数よりも、場数と経験を積むことが大切だってことも、わかってはいるんですけどね。
いやまあ、やっぱりおっしゃる通りです。
事故無く初日を乗り切りました。
おかげでハンターとして次の機会を得ることができました。
次は・・・頑張ります!