先日獲れたコガモは、これ以上ないほどのピンポイントヘッドショットでした!
つまり、内臓にダメージがなかったということ!
これ以上ない!レア料理のチャンスということです!!
さて、今回料理するのは、コガモのこの部位。
左側が胸肉今回のメイン、右側がもも肉とその他の肉って感じです。
とにかくコガモは小さいです。
まず、サブ料理のほうの、もも肉等のほうはちゃんと火を通します。
脂身は少ないながらもありますので、多めにオリーブ油を入れてきちんと焼いて、もも肉の脂身からしっかり旨味脂を出す感じで焼きました。
ちゃんと火が通ったら、胡椒して肉を取りだして終了。
さてメインです。多少火を強めてフライパンを熱し、両面塩したメインの胸肉を脂身下にして投入。
で、投入した瞬間に火を消して、すばやく赤身の部分を全てフライパンに押し付けて、表面全体が白くなったらすぐに引き上げました。
で、引き上げた後に、最近お気に入りのスパイスを脂身のほうに振りかけました。
どうもこのスパイスは胡椒よりも焦げやすいので、火を止めてから振るほうが効果的な気がします。
で、落ち着くまで放置プレイ。
で、食べる直前に切りました。
コガモのたたき風レアステーキです!
もうね!
これねえ!!
美味い!!!
いやあ!驚きました!!
いろんなカモ料理を食べてきたつもりですが、
これより旨いカモ料理を食べたことないです!!
でも、この結果は私の料理技術云々ではないです。
単純に、このコガモが美味しかったんだと思われます。
まあこの料理、通常なら禁じ手のような料理ですが、私は安全であるという確信がありました。
それは、先にこのコガモの内臓料理を食べて、このコガモが健康体であるということを身をもって知っていたことと、そしてヘッドショットだったために、内臓を傷つけていないことを理解していたこと。
いやあ!本当に強烈に旨かった!!
なんていうんですかね・・・もともと私は狩猟欲があってハンターになったわけではなく、ジビエに興味があってハンターになりました。
それが、その夢が強烈に叶ったと思えるほどの、ジビエとその料理に自力で出会うことができました!
カモ撃ち猟師なら、是非一度試してほしい料理です!
ただし!
サルモネラ等のいわゆる食中毒の危険性は必ず付きまとうので!
自己責任ということで!
よろしくメカドック!!
この記事へのコメント
けろあき
本年もどうぞよろしくお願いします。
おー、超レアですね!そうですか、一番美味かったですかー。
私は未だチャレンジしたことがありません。
自己責任って、解ってても怖いなぁ。
morimori
こちらこそ今年もよろしくお願いします。
肉のレアって確かに怖さありますが、これも猟師の特権、仕留めたときの状況と、その後の処理、熟成の温度管理など、全てが猟師自身が把握してますからね。何もかもが猟師が判断できるから、変にスーパーで買ってきた肉よりも、レア料理にチャレンジできると私は考えてます。
こんなえらそうなこと言いながら、ものすごい食中毒を一撃経験したら、生食やめちゃうカモしれませんがね(笑)