「わな猟の教科書」を購入してみた

先日「わな猟の教科書」を購入しました。
DSC06531.JPG

来期からわな猟を始めようとか、そんなつもりは毛頭ないのですが、まあ一応わな猟の手伝いは行っていて、わな猟とも多少の関わりはあるわけですから、知識的に全く知らないのもどうかと思うようになりまして、まあ暇な時間の読み物程度に購入したわけです。

ただ、出だしから驚いてしまいました!
わな猟番付ってのが載っていたのですが、

横綱:イノシシ
大関:ニホンジカ
関脇:アナグマ

まあ、ここまでは、私の想像の範ちゅうでした。
問題はこの下の番付です。

小結:ハクビシン
小結:ノウサギ

前頭:タヌキ
前頭:キツネ
前頭:アライグマ


えーーー?!
我がバイブル「山賊ダイアリー」ではヌートリアが美味しい!って書かれていたから、小結はヌートリアと・・・ノウサギくらいが入ると思っていたのに!!
っていうか、アナグマの次がハクビシン?!
ヌートリアはキツネやアライグマより下?!

もう!心鷲づかみです!!

で、わな猟で獲れるターゲット全てに「食味」が記されていて、
へーー!!なるほど!なるほど!!
って感じです。
単独くくり罠猟は、かなりの困難を伴いますのでさすがに躊躇しますが、この本読んでいるとハクビシンやノウサギ狙って、小型箱罠でのわな猟ならやりたくなります。





あと中盤くらいに「罠シェアリング」って話が書かれてます。
簡単に言うと、罠猟猟師たちで罠を共有する話です。
まあ、罠シェアリングとは違いますが、私みたいに罠免許を持たないものでも、例えば罠免許を持つ「黒猫さん」が設置した小型箱罠を、罠免許無い私が見回りをすることくらいは可能なんですよね。
なんか夢広がるような・・・広がらないような・・・。


それから最後のコーナーでは「解体」「ジビエ料理」について書かれています。
獲れなきゃ意味がないことかもしれませんが、もし万が一獲れてしまった場合、解体と料理の義務が一度にやってきます。
やっぱりいろんな意味で、知識は大切です。


いやあ!鳥撃ちハンター専門の方でも、お勧めの本です!


この記事へのコメント

  • 黒猫

     なかなか興味深そうな本ですね。私は、ほぼ我流でやってきましたので、そういうちゃんとしたテキストを読んで勉強したいところです。同じシリーズで最初に出版された狩猟の教科書は持っています。

     でも、記事の番付、私的にはちょっとな~って感じです。

     確かにイノシシが一番おいしそうで食べ応えが有ると思うのですが、私の場合、鹿をねらっても全然獲れません。鹿は来ているのに、全く掛からずイノシシが穫れます。。。
      orz

     タヌキも掛かりましたが、これは食べられないと思って逃がしてあげました。

     イチゴをたくさん食べたハクビシンは美味しいらしいですよ。12月はクリスマスシーズンのために温室でイチゴを栽培しますが、ハウスに入り込んでイチゴを荒らすハクビシン。農家にとっては迷惑な存在です。

     ヌートリアを罠の番付に入れてもらえないのなら、2種の番付で上位に入れてもらいましょう!来期こそは嶺南に進出し、ヌーの確保です!
    2020年02月14日 05:48
  • morimori

    多分、全国的にはわな猟で、イノシシしかかからず、シカが獲れないってのは、贅沢な悲鳴なんでしょうね。やっぱり猟師にとって、最高の獲物とは「イノシシ」だと思われます。
    これも多分なんですが、薄切りにして鍋とか、調理方法が多少乱暴でも、イノシシ肉は楽しめるんだと思います。
    ただ私にとって、ジビエ肉としたら、イノシシよりも「シカ肉」「カモ肉」のほうが上です。なぜならレア料理を楽しめるからです。
    他力本願で申し訳ないんですが、来期こそシカがかかりますように。
    2020年02月14日 20:16