「野食読本DELUXE」を購入してみた

近所の本屋でこの本見つけて、何気なく手に取り、パラパラとめくって・・・
即買い!してしまいました。
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良質な情報に対しては、多少高額な本でもあまり迷うことなく買っちゃいます。
というか、即買いの原動力になったのが、最初の食材「ミドリガメ」のコーナーに出てたのが、
サバイバル登山家の服部さんです!
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正直、最初見た時、「どこかで見た人だなあ・・・。」
ってわかりませんでしたが、すぐに思い出しました。


というか、この本は「ハンター本」じゃなく、単純に「野食」本です。
服部さんがミドリガメを調理していたように、そして本の表紙から想像するに、とにかく植物から魚から昆虫まで、海や山や川などで手に入り、食べられるものなら何でも紹介しているような本です。

簡単にジャンル分けするなら、
「ゲテモノ本」!!
です!
狩猟本紹介ではありませんのでご注意を。
ただ言い方を変えると、猟期以外でも狩猟ができる狩猟本ということになりますね。




まあ、この本の中で特に触れなければならない記事は、やはり「ヌートリア記事」でしょう。
筆者が使っているのがエースハンターでスコープは3-9倍、セットトリガーさえ除けば、私と全く同じ条件。
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まあ、狩猟免許は福井県全域で使用可能なので、ヌートリアが獲りたいなら嶺南地方に遠征に行けばいいだけなんですけどね。
・・・そうですね、嶺南地方も猟場の視野に入れても良いかもしれませんね。

ただ、この筆者がヌートリア猟で行っているポンピング回数が、
20回!!
いやあ!さすがにそんな回数を毎度毎度できまへんなあ。
たった13回でもなかなかの地獄を見ましたからなあ・・・。

ただ、至近距離でヌートリアをエースハンターで狙えるなら、ちょっとやりたい策はありますねえ。
嶺南かあ・・・遠いけどヌートリアかあ・・・。




で、個人的に面白かったのは、
「カメムシはパクチーの代用になるか?」
って記事です。

私は個人的パクチーは食べられるしろものではないと思ってます。
パクチーブームの昨今、暴言だということは承知してます。


昔々の話に少々お付き合い下さい。
あれは私が若かりし学生の頃のことです。
洗濯をベランダに干していたのですが、梅雨の時期で帰るまでにかなりの雨に打たれべっしょべしょに濡れてしまいました。
当時洋服が少なかったので、次の日に着て行ける服がなく、仕方なく濡れた服をコインランドリーに持ち込み、初めて洗濯乾燥機を使いました。
仕上がった時間に店に戻り、乾燥機の扉を開けた瞬間!
「臭い!!カメムシ臭い!!」
最初は何が起きたかわからなかったのですが、マンションの白壁に異常発生したカメムシが白壁が見えなくなるくらい、びっしりいたんです!遠目には緑色のマンションに見えたくらいみっちりカメムシがマンションの壁にこびりついてました!
そんなマンションのベランダに洗濯物を干してましたから、カメムシが多少洗濯物にくっついてまして、それを知らずにそのまま乾燥機にほおりこんで回したものですから、臭いのなんのって!!
仕方なく、全てを洗濯からやり直しました・・・若い時の話です。



さて、私にとってパクチーは、その時の衝撃的な記憶をよみがえらせるくらいの刺激臭です!

あと、私が大好きな漫画家の「西原理恵子」さんの初期の作品なんですが、
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昨今のパクチーブームの中で、一般人がパクチーが美味しいなんてTVで言っていると、この一こまを思い出します。
若かりし西原さんがタイにきて初めて覚えた言葉が「パクチー入れるな!!」すげえわかります!!


さて、本題に戻りますが、
「カメムシはパクチーの代用になるか?」
この答えは、この本の中で衝撃の結末となります!!

逆に言うと、パクチー好きの人間にとっても、意外と衝撃の結末かもしれませんね。
カメムシVSパクチー
さてさて、さてさてこの勝負どうなったのか、興味はありませんか(笑)

この記事へのコメント

  • けろあき

    買っちゃいましたか。私は「獲物山2」買いましたしFielder時々買うので見送りました。内容被るので。
    新型コロナ肺炎の感染源がネズミ?というタイムリーなニュースもあるなか遠征行っちゃいますか?(笑)
    ぬー今日も居ましたね。小さかったので見送りましたが。
    この調子だとあと7-8年したら嶺北まで分布域は広がると思います。三方五湖に入ったらヤバイでしょうね。保護区だから。雌は常に子供持ってます。大抵6匹。繁殖力はすごいと思います。
    そっちアライグマどうですか?
    2020年01月23日 01:31
  • morimori

    3年前の豪雪で、嶺北に細々と暮らしていたヌートリアは全滅したと私は見てます。同じく、ヒアリやセアカゴケグモも越冬できなかったでしょう。ぬーは遠征が必須ですね。
    アライグマやハクビシンは、農家の方に聞くと良く見るって聞きます。
    私も初年度に山の中で5本指の子供の手のひらのような足跡を見つけて、当時小熊だと思い込み、ほとんどその猟場には近づいていないんですが、今から考えると、あれはアライグマの足跡かもしれません。
    2020年01月23日 20:37
  • 黒猫

    ヌートリア、過去にそんな記事やコメントがありましたね。猪ばかりにとらわれて、ヌーのことはすっかり忘れていました。サル、イノシシ、クマの被害は滋賀県~嶺南~嶺北~石川県と、どんどん北上しています。そのうち、日野川あたりでもヌーが出没するかもしれませんね。

    エースでポンピング20回って、近江屋さんの特注レバーがひつようになるのでは?


    知人は、25口径のPCPでも半矢で逃げられたことがあるそうです。エースでも弾を重たくすると弾速が落ちますが、エネルギー値は上がります。ある程度の重さでエネルギー値が上がらなくなりますが、無理のないポンピングの範囲内で十分な精度とエネルギー値のバランスの良い弾を見つけてヌーアタックしてください!
    2020年01月24日 05:51
  • morimori

    記事内で「至近距離の秘策」って書きましたが、その秘策っていわゆる「貫通弾」のことです。エースはポンプ回数上げ過ぎると、弾の乱れにつながるみたいですし、単純に威力が欲しいなら、新銃を買います。
    しかしポンプ10回でも20mで「貫通弾」なら、ぬー相手でも勝負できるのではないか?って考えてます。
    あー遠征かあ・・・。
    2020年01月24日 18:23