いやあ!ビックリしました!
この前出猟し、カルガモを半矢にした場所に行きました。リベンジです。
で、猟期も後半中の後半なので、とにかくカモに見つからないように動くことだけを心がけました。
で、濃いボサが続くところでもひたすらゆっくり歩き、少し視線が確保できる手前でストップ。
いつもなら射撃線がとれないほどボサが濃い、こんなところは先に進んじゃうんですが、今回はまずはカモがいるかどうかの確認を先にしてしまおうかと。正直鳴き声は聞こえてましたので、いることはいます。
で、体は濃いボサに隠し、双眼鏡で時間かけて、格子状に見える枝と枝とのちょっとのすきまから観察してみました。
最初は何も見えなかったんですが、視点を固定してじっと見てると、多少動くものが浮かんで見えてきました。
徐々に徐々に40mほど先に、マガモとコガモを3羽ほど見つけることができました。
実はもう少し先に、今期マガモのメスを獲ったボサが多少薄い場所があり、そこならば射撃線も多少確保できます。
先ほども書きましたが、今期こんな場所でカモの確認をしたことがありません。さっさと先に進んでいたのにもかかわらず、なぜかこの場所でカモを確認した自分の行動・・・そして実際にカモを見つけた自分。
とにかくこの時、なんか嫌な予感がしました。
こういう動物的直観を私は信じます。
もうこれ以上は動けないと感じました。
仕方ありません、射撃線はほぼ確保できないほどの場所ですが、ここから狙うことにします。
もう一度、濃いボサ方向に身を傾けて、まず銃ケースから2脚ポッドを出し、次に銃を出した瞬間、
バタバタバタバタバタ!!
えーーー?!
嘘だろ?!おい!!
これで飛ばれるか?!
参りました、カモの警戒レベルが強烈に上がってます!
今期になってから、猟場における自分の動き方をチェックしてます。
どうやったら、無駄な動きを少なくして、2脚ポッドにエースハンターをセットできるか?
もしセット中に飛ばれたなら、どの動きの時に飛ばれたのか?
何の動きに無駄があったのか?
大概、2脚ポッド設置中に飛ばれるか、2脚ポッドに銃を設置するときに飛ばれるかです。
どちらもどうしてもアクションが大きくなるんだろうと思います。
しかし今回は、完全にボサに身を隠した状態の小さなアクション中に飛ばれました。
考えられるとするなら、現場に到着するまでに、すでに私の姿がカモに気づかれていて、双眼鏡で確認中に最大警戒モードとなり、最後に私が完全に身を隠したと思っていたボサの隙間からでも、カモが私のアクションを見ていたということでしょう。
参ったなあ・・・カモ猟がここまでシビアな戦いになると、勝てる気がしません。
しかし、それでもその後、50mでコガモを2回撃つチャンスに恵まれたのは、私のカモ猟のスキルが向上したんだと素直に喜びたいと思います。
・・・まあ当たりませんでしたが。
言い訳ですが、そりゃそうですよ、猟期前半ならもっと射撃線がきれいな状態でないと、50mコガモなんて撃ちませんよ。
でも、ここまで警戒レベルが上がると、どんなに汚い射撃線でも、50mコガモはチャレンジチャンスと判断しました。
まあ、当然の結果と言えば、当然です。
で、ああさすがにカモ猟はここまでかなあ・・・って思ったら、近くの木々から「ピーピー!!」とヒヨドリやかましいんです!
やっぱりエースハンターはヒヨドリだよな!って、止まり木まで40mまで近づいて待ったんですけど・・・それ以降ピタリとヒヨドリ寄り付きません!!
ダメだ!!違う意味でヒヨドリも獲れる気がしない・・・。
やっぱり私は、現状過酷でもカモ猟のほうが性に合ってます。
終猟まで2週間を切りましたが、今期も最後までカモ猟で楽しみたいと思ってます。
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