鳥ガラスープから坦々麺を作ってみた

前回の記事で、鳥ガラスープをベースに料理を作りました。

で、いきなり余談ですが、過去にいくつか記事書くほど、私はラーメン屋巡りが好きです。
そんな私が好きなラーメンの1つに「坦々麺」があります。

ただですね、残念ながら福井県に限定すると、私にビンゴ!って思えるほどの美味しい坦々麺の店がないんですよ。
でも、お隣石川県には、私の大好きな「とんとん」って店があります。
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この店の坦々麺は本当に美味しいんです!
ずいぶん昔は、何店舗もチェーン展開していて、福井からは小松手前の店が一番近くて、本当に良く食べに行ってました。
現在では、経営悪化か何か良くわかりませんが、支店は全て潰れて森本本店しかありません。まああるだけましですが、さすがに遠いんですよ。さすがにラーメン一杯でこの距離は厳しいです。

で、これも余談ですが先日、本屋でこんな本見つけて、思わず立ち読みしてました。

そしたら坦々麺って、鳥ガラスープが基本って書いてるじゃないですか!
それも、タレ以外に鳥ガラスープに加えるのは、ザックリ言うと「芝麻醤」「ラー油」だけ!
つまりもしかして、ちゃんと味付けされた鳥ガラスープが残っている今なら、自宅で自家製坦々麺が作れるのでは?!
って、思ったのが、今回の企画のきっかけです!


さあ閑話休題!坦々麺作りです!
それも、できる限り「とんとんの坦々麺」を再現したいと思います。
で、もう一度とんとんのタンタン写真
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ああ!旨そう!
で、再現するにあたり、まず中央の唐辛子は不要と考えます。実際に店でも食べたことありませんから。
次にスープに入り交ざっているネギです。私はネギが嫌いで、どの店でラーメン注文する際にもネギ抜きで頼みます。
自分用ですから、ネギも今回抜きます
この条件で、とんとんのタンタンを再現していきますのでご了承ください。


さて、自家製の鳥ガラスープ・・・というか、前回の記事の最後の最後の状態で、茹で卵と厚揚げを抜いた状態がこれです。
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コラーゲン系のガッツリ煮こごり状態です!

で、坦々麺のスープに仕上げるために参考にしたのがこちらです。
上記ブログ内には動画もあるので、わかりやすいです。

で、私の鳥ガラスープはすでに塩分も糖分も十分含まれているので、それを差し引いて、上記ブログから一人前の坦々麺スープに必要となる材料の分量を、私なりに書きだしました。

味付け鳥ガラスープ:400ml
豆板醤:大さじ2分の1
ラー油:大さじ1
芝麻醤:50g

以上です。このレシピでスープは基本作っていきます。

思っていたよりもスープの量が少なかったので、まず現在の鳥ガラスープ煮こごりを温めて溶かしたら、スープとして300ml用意できました。
分量よりも100ml少ないですが、煮汁用に多少濃いめに味付けされているので、まず他の材料を分量通り入れて、あとは適宜水で薄めながら味の調整を行う予定です。
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そうそう、レシピには豆板醤と書いてありましたが、我が家にあったコチジャンで代用します。
分量道理に入れてから味見して・・・?!まあとりあえず水を50ml足しました。

味のベースは出来上がりました。


次に、ラーメンの中央にのせてある「肉みそ」なんですが・・・。
あ!しまった!ミンチ肉買い忘れた!!
仕方ありません、自宅にあった豚バラ肉を手切りしました。
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で、ですね、肉みそに関しては上記ブログのレシピは完全に無視します。
理由は、スープ単体で味付けを決めたので、変に肉みそに味付けしたくないからです。
とりあえず切り刻んだ豚肉を炒めて塩コショウ。
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肉みそならぬ、ただの手切り豚炒め。それでも坦々麺ではメインの具材です。


最期に麺です。
これは市販の太麺を使いました。
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買って帰ってきて、最後の茹でる工程になって、ん?!って気がつきました。
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あっはっは!「八番麺工房」って書いてある・・・。
ってことは、福井県ではいわゆる有名店の「なんでやろ、8番」のあの8番か・・・?!

さすがにあの8番は・・・以下暴言。

気を取り直して、さて、中華麺を茹でるとき一緒に青梗菜2切れも一緒に入れちゃいました。
効率的でしょ。
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で、麺が茹で上がったら、最期に全ての具材を盛りつけて完成!
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いやあ!見た目は完璧!!
それこそ自画自賛!!!


それでは実食!!


・・・!?



・・・!!



これは!旨い!!
ビックリするほど
とんとんのタンタン!!


多分、白ネギのみじん切りをスープに混ぜれば、完コピに近いほどのとんとんのタンタン!!
これは驚いた!
改めて感動!!

それも八番工房の太麺平打ち麺で、またそれもとんとんのタンタンと同じような感じの麺だったため、一口すすった時に、当時の記憶が全て蘇ってきたかのようでした。
すいません八番、なめてましたが美味しいです!!

辛いけど濃厚なスープ。
強いスープに負けない麺。
ふにゃふにゃでシャキシャキの青梗菜。
ああ!昔々の記憶にあるとんとんのタンタンです!
というか、味だけで言うなら、他で食べた名だたる名店の坦々麺と比べても、遜色ないくらい旨かったです!!




まあ裏話として、坦々麺を手作りする側に回って、
まじで?!
って分量の材料が多かったことは確かです。


例えばラー油
一人前の分量が大さじ一杯15㏄です。
ラー油って1滴2滴で調節するような調味料じゃないですか。だから市販のラー油って、その調整がしやすいような作りになってます。
そんな企業の気遣いを完全に無視するように連打してラー油を出さないと、大さじ一杯には程遠いんです。
ラー油を出しながら気がつきました。唐辛子の辛み成分を含んでいるだけで、これは単純にごま油だと・・・。


例えば芝麻醤
もう一度レシピを見てもらうとわかるのですが、分量で50g
ビンに書かれた表示を見てみると、全量で、
110g!!
ええ?!この瓶の半分量を加えるのか?!一人前で・・・。
芝麻醤って乱暴に言えば、油まみれの白ごまペーストです。

この瓶の中身を半分も加えるのかあ・・・メタボって単語の反対語になるくらいの量だなあ。。。。


最期に元となったスープ
よくよく考えると、この坦々麺スープの基本となっている鳥ガラスープは、冷めれば煮こごりになるくらいのコラーゲンだけでなく、チー油もすべて加えたスープ。最初は薄味の味付けだったくせに、強烈な旨味を伴った料理になったんだよなあ・・・。
油単独で考えても、このスープは負けてないんだよなあ・・・。




さて一体全体、今回作った坦々麺の、
スープだけで何カロリーあったんだ?!

・・・。
考えると、怖くなるのでやめます。



本当に、今回の自家製坦々麺は強烈に美味しかったです。
強烈に美味しかったです!
二度目・・・。

というか、坦々麺ってこんな食べ物だったんだ・・・(遠い目)



まあ、単純に自宅で本格的な坦々麺が作れることは、今回の大収穫でした。
というか、本格的なラーメンを自宅で作って成功させたのも始めてだったので、やっぱりそれはそれで達成感はあります!

多分、自宅で自作坦々麺の敷居は、他のラーメンと比べても低いかもしれません。
例えば、あっさり塩ラーメン系の自作は、なかなかの細かい微調整が必要な気がしますからね。

まあ、興味あったら一度お試しあれ。






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