先日、「沸騰ワード10」って番組で、伝説の家政婦「志摩さん」が藤岡弘。さんのご自宅で、丸鳥を使って「ローストチキン」を作っていました。
私は録画して、何度もその作り方を参考にするために見ました。
ネットでもいろんな方が記事にしています。例えばこんな感じ。
で、ですね上記の記事の内容を参考にしながら、
私風にアレンジして「ローストチキン」に初挑戦してみました。
まずは、志摩さんは鳥のお腹の中に詰め物してます。
詰める具材のことを「スタッフィング」と言うらしいんですが、志摩さんは夏野菜として適当に選び、カットして、水で浸した米と混ぜ、鶏の内側に十分に塩をしたからという理由で、スタッフィングに味付けせずに、生のまま詰めていました。
さて、野菜嫌いの私なんですが、ゴーヤとかパプリカとか、やっぱり嫌いなものを選びたくはありません。
私が選んだのはこちら。
上から、生米・マッシュルーム・にんにく・しめじ・人参です。
それらを小さく切って、十分なオリーブオイルで炒め、塩コショウとグリルマスターで香りづけしました。
もうこの時点で、志摩さんレシピとはかけ離れてますが、それにはちゃんと理由があります。
我が家には「オーブン」がありません!
一応、電子レンジにはオーブン機能があるんですけど、そのオーブン電子レンジ自体、我が家で類を見ないほど使用年数の長い家電です。
正直、購入した時くらいに、数度オーブンを使った記憶はあるんですが、それ以降使っていません。
正直、現在「チン!」が「チン」です。レンジ機能が老体鞭打って頑張っている状態です。
そんなオーブンレンジに、レンジ以外の機能を使いたくありません!
そのために、今回のローストチキンはティファール鍋でオーブンの代用するつもりです。
つまりですね、オーブンの加熱に比べて、鍋は熱量が低いと考えたのです。
そのために、きちんとスタッフィングに火を通し、熱いまま鶏内部に入れることで、加熱効果も生まれるのではないかと考えたわけです。
さて、今回の主役「丸鳥」です。
国産若鶏中抜き1羽税抜680円!
これは安い!
さて、お腹の中見たら、まだ背肝いわゆる腎臓が残ってます。
食べられないわけではないのですが、血の塊も見えるので、キッチンペーパーで掻き出すことにしました。
ついでにぼんじりも落としておきます。
で、鶏表面にオリーブオイルをまぶす工程と、多少表面温度を上げる意味で、多めのオリーブオイルでフライパンで焼き、ある程度全面の色が変わったら、きつめに鶏内部と表面に塩をしました。ついでにグリルマスターもかけました。
スタッフィングの時にも使いましたが、現在の我が家において、グリルマスターは今や絶大な肉料理スパイスとして君臨しています。
この料理を作るにあたり、志摩さんレシピしか参考にしていないわけではなく、例えばクックパッドとかのローストチキンの作り方等もいろいろ参考にしてます。
その作り方で多かったのは、ローズマリーとかの香草を、鶏内部に入れたり、前日から丸鳥に漬けこんだりと、香草系は多かったです。
私が今回グリルマスターを多用しているのは、香草多めの料理をイメージしたからです。
で、スタッフィングを詰めました。
あとはへたくそながら爪楊枝で留めて、アルミホイルで全体をくるみます。
で、オーブン替わりのティファール鍋に入れて、蓋して弱火でじっくり火入れします。
正直何度も何度も蓋開けて、アルミホイルや鍋を触って、確認しました。
これも正直、火入れ前半では、アルミホイルの上部を触っても強烈な熱さを感じなかったので、火加減は悩みました。それにここまでがっつりアルミホイル状態だと、鶏内部の温度がどれほどになっているなんて、本当に想像でしか計れませんでした。
志摩さんは、オーブンで200℃50分でした。
私は弱火60分、とろ火30分と読みました。
で、これが初めてアルミホイルを開いた瞬間!
なんかよくわからんけど、いいんじゃね?!
とりあえず、ちゃんと火は通っているんじゃね?!
ただ、ローストチキンというよりは、このままだと蒸し鶏です。
じゃあ表面さえ焼けばローストチキンになります。
はい!ガスバーナーで表面全体を炙ります。
さて、炙っている最中はさすがに写真撮れませんでした。
これで完成!
いやあ!やっぱり焦げ目がつくとローストチキンって感じですね!
まあでも、結局ローストチキンも食べるときは、まるままかぶりつくわけではないので、切り分けます。
ローストチキンの切り分けは、鶏の解体よりも簡単です。
で、ローストチキンの完成です!
写真の左から、スタッフィングが盛ってあり、次にもも肉、その下に手羽肉、最後の右にあるのが切り分けた胸肉です。
これはね・・・!
もうね・・・!
本気で旨かった!!
特に胸肉が旨かった!
これは衝撃的な事実になりました!
実はローストチキンをティファール鍋で初挑戦するにあたり、胸肉が美味しく食べれるとは思っていませんでした。
だいたいですね、一般的な鶏胸肉を考えてください。火を通せば通すほどパサつく胸肉をどう美味しく食べるのか・・・ってだけでレシピ本が出るくらいです。
で、一般的なローストチキンの場合、胸肉のパサつきを抑えるためにドリップを集めるためにも、胸肉を下にしてオーブンで焼くみたいです。
理屈上、理にかなってます。特にオーブンは上から、ローストチキンの場合背のほうがメインで火にあたるわけですからね。
もちろん私も、鶏の胸肉を下にしましたよ。でもティファール鍋の代用では、熱源はIHの下からです。いくらアルミホイルで熱を散らしたと言っても、長時間熱源近くの胸肉がしっとり系で美味しく仕上がるとは思っていなかったんです。
まあ、いろいろな誤算と偶然が積み重なったとは思うのですが、今回の料理は成功しました!
ちなみに、肉を外した鳥ガラがこんな感じ。
写真にスプーンが写ってますが、それは鶏内部からスタッフィングと鳥ガラについた端肉をこそげ取るのに使用しました。
ちなみに、志摩さんも言っていた「ソレリス」はこの時点で外しました。
で、今回の温度管理をわかっていただきたいので追記します。
今回のこの火の通し方だと、スタッフィングの米がもうちょい生でした。
完成図のスタッフィングは、一度レンジにかけて米に火を通してます。
志摩さんが生米を使ってオーブンで50分で仕上げたのに対し、私はティファール鍋とは言いながらも、1時間半も火入れしたにも関わらず、米は今一歩生でした。
次はもっと上手く作ります!特にスタッフィングはいろいろ考えが回ります。
多分次にスタッフィングに使う米は、生ではなく冷や飯にします。
あと、マッシュルームは他の具材と比べて多少大きめに切ったんですが、ずいぶん縮みました。縮んだけど、旨味は強かったです。次はカットせずにまるまま使います。
あと、グリルマスターの原材料を改めて確認すると、「ガーリックパウダー」が入っているので、改めてにんにくを追加しなくても良いカモ。
で、米が美味しかったんですよ。いろいろと旨味を吸って。スタッフィングは米メインで、あとはまるままマッシュルームを詰め込もうかなあと考えてます。
いやあ!オーブンなくてもオーブン料理が作れる自信がつきました!
この記事へのコメント
黒猫
ご指摘の通り胸肉はぱさぱさになりがちですから、焼いた後の肉汁を使ってソース(グレイビ)を作ると良いですね。
あとスタッフィングは、冷凍チャーハンとクルトン、香草の組み合わせもお勧めです。キノコ類とかモヤシも、水分が多くてあとからソースを作るのにうまみが出て良いですね。来期こそカモの丸焼きで。。。
morimori
元々はカモのさばき方を練習するためってことから、丸鳥入手が始まったので、スタートは猟師脳だったんですけどね。
でも今では確かに立派な「お料理ブロガー」です(笑)
丸鳥って、料理上手な主婦でも、その見た目と形から敬遠することも多いと思うんですよ。その隙間を狙って「丸鳥料理人」の肩書狙ってます。