以前、オーブンを使わないで「ローストチキン」作りを成功させましたんですが、やっぱりどこかに料理道具として「オーブン」って必要なんじゃないのか?って思いは強いんですよね。
で、オーブンを使わないで、本格的な「マカロニグラタン」が作れたなら、今後オーブン無しの人生を歩もうと。
失敗したら、やっぱりオーブンという道具は必須だったんだと理解して、入手しようと考えました。
そんなこんなで、数度オーブン無しで「マカロニグラタン」に挑戦して、ようやく自分の中で完成形ができました!
ああ!さよならオーブン!!
だいたい、グラタンやドリアを作るときに、オーブンが必須だと考えてしまうのは、最終工程でチーズを載せて焼くからです。
逆に言うと、チーズさえ使わなくてグラタンを美味しく仕上げることができれば、オーブンは不必要になるのでは?と。
つまり、今回私はチーズなしグラタンを完成させたということです。
で、今回は鶏の丸鳥ではなく「鶏もも肉」料理の一品です。
ではさっそくレシピを紹介します。
材料:4人前
市販のマカロニグラタン(牛乳と水)
鶏もも肉300gほど
マッシュルーム2パック
ベーコン1パック
パン粉 適量
オリーブオイル 少々
無塩バター 適量
塩 適量
胡椒 適量
まずグラタン本体は市販品を使います。
いくつか試しましたが、これが一番しっくりときました、で、この一袋の量が4人分なので4人前として材料を書きました。
まあ市販品でなくても、ホワイトソースを自作して、マカロニを別茹ですればOKなのですが、それだと水分量や塩加減で、ずいぶんと完成にバラつきが出るので、全体的な味付けは「ハウス食品」に丸投げします。
しかしオーブン無しのアイデアで勝負します!
まずですね、一口サイズに鶏もも肉を切り分け、
塩こしょうして、表面的に赤い部分がなくなるまで中火で炒めます。
私は玉ねぎに必要性が感じなかったので使ってませんが、説明書きには書いてます、お好きな方はどうぞ。
で、もも肉に火が通ったら、後は箱書きの説明通りに作ります。
粉入れて、水入れて、牛乳入れて、ダマにならないように混ぜて、マカロニ入れて、火をつけて時々かき混ぜながら沸騰するのを待ちます。
さて、沸騰してから箱書きだと、
「中火で3分、その後オーブンで9分から12分」
と書いてます。
材料の割に時間がかかるように思えるのは、マカロニに火が通るのに時間がかかるためです。
沸騰したら、10分にセットしたキッチンタイマーをスタート。ふつふつと沸騰状態を中火で維持しながら、徐々に濃度が上がっていくので、木べらでこげないように混ぜ続けます。
残り5分で、マッシュルームを加えます。
正直、マッシュルームの大きさは試作段階でして、この記事ではまるまま入れてますが、さすがにホワイトソースとちゃんとなじまず、今では4分の1カットしています。
以上、市販品部分は完成です。
さて、今回の説明は「時間軸」を基準にしていません。
次にマッシュルームの扱いを説明します。
マッシュルームは基本的に生のままサラダで食べられます。
そんな食材に火を入れ過ぎると、ビックリするほど縮みます。
キノコ類は基本的に水洗いしません、気になる部分はキッチンペーパーで拭き取っておきます。
スーパーで売られているマッシュルームの石づきは切り取られてます。そのままでOKです。
以上の情報を元にして、汚れをふき取り、大きさを切りそろえます。
で、今回入手したマッシュルームは土付きで石づきそのままだったので、ナイフでカットし、キッチンペーパーで汚れを取りました。
次に、ベーコン炒めです。
鶏もも肉をカットする流れで、ベーコンを荒微塵に切ります。
で、中火で炒めます。
少々のオリーブオイルでベーコンに火が入り始めたら、これも少々のバターを加えます。
途中から適量のパン粉も入れます。
最終的に「カリカリベーコン」と「きつね色のパン粉」を目指します。
出来上がったら、グラタンが完成するまで待機。
さて、グラタンが完成具合はマカロニの固さで確かめます。多少アルデンテで終了です。
で、多少バーナーで表面を炙ります。
多少表面を固めることで、次にのせるパン粉の土台となります。
ちなみにどうしてもチーズを入れたい人は、この段階でのせてバーナーで炙ると良いでしょう。
だいたい、元々カモ猟でカモの毛焼きをするために買ったバーナーなのですが、今では料理に欠かせない相棒になってます!
さて、その表面に待機してたパン粉ベーコンを、隙間なく振りかけて完成!
これが、オーブンとチーズが無くてもできるマカロニグラタンです!
まあ騙されたと思って作ってみてくださいよ!
流動食のような柔らかな食感のグラタンに、強い食感となるパン粉とカリカリベーコン。
特にグラタンとベーコンの相性は抜群です!!
一度お試しあれ!!
あとですね、付け合せとして、ライ麦のようなハード系のフランスパンをスライスしてグラタンのせて食べると絶品です!
ここで塩分の話。
多分市販品のグラタンはチーズをかけることを前提に塩分設定してます。
今回はチーズを使いません、その代わりにベーコンを、チーズの塩分替わりとして使います。
私がレシピに「無塩バター」と書いたのは、普通の有塩バターだと塩分の計算が狂うからです。
逆に、有塩バターのほうが塩分の計算がしやすい方は、有塩でどうぞ。
次に食感の話。
さてみなさん、グラタンに「パン粉」を入れるか否か?
私の勝手な意見を述べると、
「家庭のグラタンにはパン粉入り、お店グラタンにはパン粉なし。」
いかがでしょうか?どう思われますか?
まあ推測はさておき、グラタンって、熱くて濃厚だけど、食感的には乏しい料理です。
食感には乏しいけど、パン粉を全面にかけてしまうと、断面写真が無い限り、インスタ映えしないグラタンになります。
そのために、お店グラタンにはパン粉がないのかなあと。
私が思うに、カリカリのパン粉はその食感を補うわけで、食べる側からすると必要な存在で、そのために家庭グラタンにはパン粉入りが多いのではないかと考えるわけです。
でもですね、私がいろいろ試して同じカリカリなら、確実にベーコンのほうが数段上です。
そのために、グラタンとの相性がこの上なく良いことを発見しました。
以上、オーブンもチーズも使わないマカロニグラタンの作り方でした。
最小限の調理器具で本格的マカロニグラタンが作れますよ!
ちなみに我が家の鍋もフライパンもティファールです。ティファールはフッ素加工の持ちが抜群に高いです!欠点は多少重いんです。重いんですが、使い勝手は保証します!
それと改めてガスバーナーもお勧め。一般的なカセットガスに取り付けるだけで、すぐに使用できます。
BBQする方なら炭の火起こしにも、燻製の着火にも、もちろん炙り系の料理にも、そして猟師の方ならカモの毛炙りにも使えますよ。
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