「スーパーエース」について

実はですね、今回私が購入したエースハンターはスーパーエースです。
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今回の記事は「スーパーエースってなんぞや?!」って話です。

正直、私は購入時HPをチェックしたときに、全く知識なくてですね、まあなんかいろいろとオプションがついていて、状態がいいエースハンターなので、銃砲店側がセールストークの感じで、
「スーパー的存在として売出し中!!」
って、勝手に名づけた商品名だと思っていたんですね。
まあ私も、正直ほぼ悩むことなく購入を決意しました。

ところが、届いた譲渡書には正式名称が「スーパーエース」だったんです。
つまり私が今回購入した銃は「エースハンター」ではなく、正式名称は「スーパーエース」です。
・・・「スーパー」って何?
やっぱり自分の買った物の正式名称が違っているなら、気になりますよね?
で、ネットで調べてみたんですが、まあ正直、生産していたシャープチバが倒産しているので、正確な情報はさっぱり得られなかったのですが、さすが近江屋さん!「スーパーエース」についての記事もアップされてます。
記事によると、
「エースハンターと違うところは、セットトリガーが付いていることと銃床にクルミ材が使われていることの2点です。従って、アキュライズ作業もやることは殆ど同じで、命中精度はセットトリガーの差があるだけ」
とあります。

セットトリガーというのは、ポンプ式銃って、ポンピング回数を重ねると、引き金がメチャクチャ重くなるらしいんです。ポンプ10回以上で3㎏以上の感覚とか。
で、セットトリガーってのは、引き金の前についている引き金で、セットトリガーを引いた後だと、ポンピングを何回した後でも、引き金は羽のように軽い感覚だとか。

私は5.5㎜ポンプ式空気銃を選んだので、当たり前ですが、4.5㎜よりもポンピング回数は増えるわけで、それも中古市場しかエースハンターはないために、購入後、セットトリガーをつけることは必須で考えていました。
そのために、通常のエースハンターにセットトリガーをつけたからといって「スーパー」って感覚よりも、追加オプション付きのエースハンターって感じを受けました。


さて、次の違いの銃床の素材なんですが、スーパーエースには「クルミ材」が使われているとのこと・・・。でも、通常のエースハンターの銃床には何の木材が使われているか、いくら調べてもさっぱりわからなかったんですね。
で、調べる範囲を広げて、通常の空気銃の銃床に使われている木材を検索したら、次のような記事がありました。
長い長い記事ですが、詳しい記事です。
読んでみると、通常の銃床は「アメリカンウオルナット」だそうです。
ああ、なるほどなるほど。
私はアマチュアベーシストの経歴を持つので、エレキベースのボディーの素材に「ウオルナット」が使われていることも多かったために、ウオルナットという素材は知ってます。

あと私は一軒家を建てたときに、床のフローリングの素材で悩んだ時がありまして、その時の候補に「ウオルナット」が出てきました。
ちなみにウオルナットのフローリングはこんな感じ
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それでですね、我が家のフローリング材は実は杉です。こんな感じです。
DSC05081.JPG
家を建てるときに検討した当時、最安値の木材フローリング素材として、洋風なら「パイン」、和風なら「杉」でした。ウオルナットは杉やパインに似てます。木目が荒くて節が多くて、およそ高級木材とは思えない木材ですね。

家を検討していた当時、私のフローリング材の希望は「クルミ」あるいは「楢」でした。しかし杉よりも2倍以上の値段がしました。木材には多少こだわりがあったので、フローリング材の単価だけ見たらクルミでいこうかとも考えたのですが、家全体の床にクルミのフローリングを敷き詰めると、えらいこと予算が上がったので、さすがにしぶしぶあきらめたわけです。

で、クルミのフローリングはこんな感じ
150928_4.jpg
きめ細やかな木目と、節目が少なく、確かに高級感あります。
それで、私の入手予定のスーパーエースは上の写真と比べてみても、確かにクルミ材です。
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ハンターにとって、銃床の素材なんて全く気に留めない方も多いと思われます。
それどころか、前述の近江屋さんの記事なんか、最終的に真っ黒なシンセティック銃床だったほうが面白いなんて書かれているくらいですからね。
なんか、メンテナンス側として、狂いがない銃床だとか。
でも、私は楽器という木材を抱えてステージに立っていた経験から、経年劣化で狂いのない硬質プラスティック素材よりも、元は植物とはいえ同じ生き物だった銃床の素材のほうが、相棒としての愛情がわくんです。
今でも家具屋に行くと、クルミ材の一枚板の机なんか見ると「いいなあああ!!!」って思いますもん。

多分、一般的男子は車のエンジンとか、銃の機関部とか、無機質で精密な作りの鉄材のほうに興味があると思うんです。
私も多少その思いはありますが、それよりも直接ほほ付けする木材の当たりのほうが、もっともっと気になるんです。
今回のスーパーエース、クルミ材という木材の良さをわからない人間よりも、クルミ材だから嬉しい!!って感覚の私のほうが、多分、前オーナーも喜んでくれると、まあ勝手に思ってます。


最後に、銃身が短いですね。上記の写真の今一度見てもらえるとわかりますが、なんか銃身短いです。

これも前述の近江屋さんの記事に書かれてますが、標準のスーパーエースは銃身がポンプ体と同じ長さ、つまり私の銃と同じで、その他にも「ロングバレル」という形で、スーパーエースの銃身が、通常のエースハンターと同じ長さの銃身モデルがあったとか。
とにかく、生産会社のシャープチバが倒産したために、ネットでいくら調べても、なかなか正確な情報が出てこない状態ですので、正確な情報を知っている方はコメント欄からお教えください。
宜しくお願いします。

何度も書いてますが、私がブログという行動を起こしたことから、NIYさんという縁につながり、スーパーエースという今後一生のパートナーとなりえる銃との出会いになりました。
「縁」は「円」、回り回る命運。
私が銃どころか、何の資格も何の知識もない、超ド級の素人ながらも、「ハンター」と名をつけてブログという行動を起こしたことによって「縁」をもらいました。
次はこのブログを後々に見た、ハンターになりたいって後進の情報につながるなら、「円」になるのではないかと思ってます。

あと最後に、今後このブログでは、私の所持する銃を「スーパーエース」という正式名ではなく、一般的にも認知されている「エースハンター」と名乗って、記事を書いていきます。ご了承ください。




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