今回は福井県のローカルニュースです。ただ内容的には全国的にも通じる話なので、最後までお付き合いのほどを。
まずはタイトル通り、令和元年のハンターマップの北潟湖
で、今年の令和2年度のハンターマップの北潟湖
黄色が赤に変わってしまいました。
もしかしたら黄色の指定がない地域もあると思うので、これをどうぞ。
文字が見えにくかったらクリックして拡大してください。
赤はご存知「鳥獣保護区」で黄色は「鉛製銃弾禁止区域」
そうなんです、北潟湖は元々鉛製銃弾でなければ狩猟できたんです。
実は初年度、私が「鳥たちの楽園」と名付けた猟場が北潟湖でした。
ただですね、写真見てもお判りの通り、北潟湖はリゾート系でも有名なスポットで、例え冬場でも周辺には散歩客は多く、なかなか猟場としては難しい場所ではありました。
だけど、逆に轟音響く散弾銃猟師がいない分、空気銃の私にとって競争相手がいない絶好の猟場でもあったわけです。
二年目にも期待込めて北潟湖に行った記事を書いてます。
実は昨年度も訪れた記事書いてます。
先日私の所有する弾丸の記事をアップしました。
で、なぜ非鉛弾を買ったのかというと、実は北潟湖で堂々と狩猟するためでした。
もう1つ付け加えるなら、ハンターマップの表記は間違っています。正確に言うと、
「鉛散弾禁止区域」
です。つまりエアライフルハンターは制限なしで北潟湖で狩猟が可能でした。
実際に北潟湖周辺に「鉛散弾禁止」の立て看板があり、それを実際に見た私自身も正直驚いたくらいですから。
それでもですね、ハンターマップには「鉛製銃弾」って書かれているくらいですから、取り締まる側の例えば警察にしても、本当に正確なことはわからないと思われるわけです。
そのため、北潟湖で猟をするためには最低でも「非鉛弾」を所持したわけです。で、実際に北潟湖周辺には「鉛散弾禁止」の看板はけっこうな数設置されていたので、もし狩猟している姿を通報されたとしても、鉛製銃弾の件で言い寄られた場合、設置された看板まで連れて行き、非鉛弾のパッケージとともに、自分の正当性をアピールできたというわけです。
そこまでの法的根拠を抱えながらの「鳥たちの楽園」だったのです。
まあ結局、この猟場では1匹も獲ることができなかったのですが、それでも私の狩猟技術と経験を向上させてもらえた、ありがたい猟場には変わり有りません。
さようなら北潟湖!ありがとう北潟湖!
今度は銃を持たない状態で、リゾート地としての北潟湖を季節の良い時、改めて訪れてみたいと思います。
P.S.今期から福井県では「11月1日から3月31日」まで、イノシシとニホンジカに限りわな猟ができます。
つまりわな猟猟師は5ヶ月間も猟ができるというわけです。うーん、お得感あるなあ。
今期終わったら、本格的にわな猟出来る猟場探しを行うか・・・。
この記事へのコメント
けろあき
福井県里山里海湖研究所のブックレット3
若者と研究者が見た北潟湖 その生物文化多様性の魅力
には北潟湖の漁業資源の利用と食文化には深ーく触れているのに猟については一切触れられていない。元々無かったからなのか?私にはあったのですが。
猟を忘れて鳥の生態に見入ることも多かったので本当のパラダイスになって鳥たちにとっては良い事ですね。
morimori
2年目以降、キンクロを見なくなったのが唯一の悔しさです。今の俺なら、あのとろとろ逃げるキンクロなら、背中からバイタル目掛けて撃ち抜けると思うんですけどね。
ただまあ、北潟湖はとにかく犬の散歩・ランニング・ファミリー層のブラ歩き等、カモよりも人の目のほうがとかく気にかかる場所ではありました。
黒猫
これはもう、四つ足の2種を本格的に考える必要がありそうですね。
前期までは、罠猟は3月15日までだった記憶が。延期されたんですね。
でも私は12月いっぱいか1月の上旬で罠猟をほぼ切り上げる予定なので、あまりお得感がありません。プラドの時は雪の積もった山道をがんがん攻めましたが、セレナでは無理ですね。。。
morimori
ただわな猟のほうが5か月もできるってのは、よほど農作物の獣害が酷いってことですね。
福井県の猟師ならわな猟やれ!って言われたような気がしました。