先日、またもや黒猫さんの罠にイノシシかかってまして、前回同様にエースハンターに初弾を任せてもらえることになりました。
いやあ!でも今回のイノシシは前回よりでかい!!
というか、正面に立つと本当に怖い!!
罠がかかっていたのは前足だったので多少安心しましたが、それでも時にこっちに向かってなりふり構わず突っ込んでくる姿は、
強烈に怖かった!!
さて、エースハンターは非力とはいえ、貫通弾がニューアイテムとしてあります。
http://www.morimori2018.com/article/478007389.html50m先のカモを狙うときにつかう二脚ポッドを使って、5m先のイノシシの眉間を狙います。
第2ゼロインが50mなら、第1ゼロインは5mです。倍率5倍スコープいっぱいにイノシシの顔が見えます。外れるはずがありません。
ぱあああああん!
イノシシはキョトンとしてます。血も流れません。
参った・・・貫通弾が通用しない。
しかし確実に当たっているはずです。多分痛みもあったはず。
賢いイノシシです、自分の目の前にいる敵がどんな魔法を使ってくるのかを察知したのでしょう。次弾のポンピングを終え準備を整えたときには木の影に隠れて、撃つ雰囲気の殺気を感じたらこっちに突っ込んできます。
参りました、仕方ありません、予定変更です。
木の陰に隠れたときに横向きになることがあります。今度は目を狙いました。ホールインワンなら脳を撃ち抜けるし、多少ズレても貫通すれば脳に入ります。
ぱあああん!!
目の下から出血、しかしダメージがあるようには思えません。
次にポンピング15回で眉間を狙いました。
ぱああああん!!
多少ふらついたものの、止まる感じではありませんでした。
ここで黒猫さんの出番、一撃で動きが止まりました。
ただまだ少々息があったので、最後にエースハンターで超至近距離から眉間を撃たせてもらいました。
眉間から土煙がパッと上がり、イノシシは崩れるように倒れました。
我がエースハンターと並べての写真です。
我がエースハンターは正確に言うと銃身の短いスーパーエースで、全長は90cmです。
1m級のメスイノシシです!
いやあ!きつかった。やはり大物になるとプレチャージ式でないと難しいですね。
さてさて、それでもですね、最後の超至近距離の眉間は、頭蓋骨をカチ割り、弾が脳に入ったわけです。
いつも通りのポンピング10回5.5㎜での貫通弾です。
あとで冷静に考えると、なるほどなあと思いました。
0mも5mも、銃の威力としてはまず変わりません。
変わったのは銃弾の角度です。
これが貫通弾です。
形状を考えると、垂直に撃ち刺さればこれ以上ない貫通力を発揮するでしょう。
しかしイノシシの頭蓋骨を横向きで考えると、角度的に貫通弾の角度に似ています。
表面でこの先端が滑ったら、ダメージはほぼゼロでしょう。
そうなんです、今回この貫通弾のデメリットを強烈に感じてしまいました。
イノシシもシカも鼻先はツンとしていて、頭蓋骨は鼻先と頭頂部で正面から見ると、なだらかなスロープ描いてます。
今回エースハンターで撃った貫通弾は、頭蓋骨を滑ったと考えられます。
刺されば突き刺さるが、滑ればノーダメージ、それが貫通弾です。
もしかしたら理論値の第1ゼロイン5mではなく、ちゃんと射撃場で5mを撃って、ミリ単位で貫通弾の着弾点を知っておかないとダメですね。
できればイノシシの骨格標本を見て、できれば頭蓋骨を触って、どこをピンポイントで狙うのかを調べないとダメですね。
逆に言うと、そこまで理論武装できれば、大物イノシシ相手に今度こそエースハンターと貫通弾で勝負できるのではないかと。
でもまあなかなか難しい話ですね。動物愛護の観点もありますから。
参ったなあ・・・今年も、プリチャージ悪魔が囁き始めました。
「イノシシ相手にするなら
プリチャージに決まってるじゃない❤」
いやあ!今年の小悪魔は正論です。エースハンター使いの俺のほうが間違ってます。
わかっている、わかっているんだけどなあ・・・もう少しエースハンターの可能性を探りたい自分もいるんだよなあ。
この記事へのコメント
るな
6.35は貫通弾とJSB kingで止めましたが、どちらでもいけました。
形状的にJSB kingの方が記載される形状の差で、有効打の確率が高そうです。
5.5ではウリ坊から大人になりかけの個体で試しましたが、眉間で止められました。
また実証結果お待ちしています
morimori