モーラナイフを購入した記事を過去書きました。
その後、丸鶏等でさばいた感触も記事にしました。
で、今期イノシシを何頭かモーラナイフでさばきました。
本当に何も不満有りません!コスパも含めてめっちゃお勧めです!!
やっぱりオレンジがお勧めです。山で落としても安心の見つけやすさです。
あっはっは!でもまだモーラを落としたことはないですけどね。
ただ使い勝手に関して、何も文句ないモーラですが、中年とはいえ、私も男の子です。
やっぱり、かっこいい包丁やナイフへの憧れが途切れることがありません。
さてそれでは、よくよく調べた感じで言うと、高い包丁と安い包丁の何が違うかということです。
私が調べて納得した記事の一文を挙げさせてもらうと、
「例えばホテルの料理だと何百人前の刺身とか作ることになるが、安い包丁だと何十人分くらいで切れなくなる。しかし高い包丁は何百人前作っても切れ味が落ちにくい。値段の差は切れ味の落ちやすさにある。」
なるほどなあ・・・。
じゃあ、高いナイフでも包丁でも、結局は切れ味は落ちるんだ。
まあ、当たり前の話です。
もう一方の極端な話、たけだみりこさんの「キッチンの穴」というエッセイ漫画での一場面。
友人たちと鶏皮が切れないって話になった時に、一番切れそうだったという話がこれ。
まあ、わかりやすいです。
元の包丁が安くても、ちゃんと研げばちゃんと切れるって話ですね。
それでも最近、支援型サイト「CAPMFIRE」で、こんな包丁見つけたときには、反射的に、
支援のボタンをポチるところでした。
やっぱりダマスカスはテンション上がりますね!!
最近料理を作る機会が増えたので、テンションを上げるだけの道具ってのも大切な気もするんですよね。
で、ですねこのカジサックチャンネルでも17:50くらいからダマスカス包丁の話題が出てきます。
「ダマスカスは料理好きな人は自分のテンションを上げるためにこれを買う」
すげえわかります!でも多分料理好きと言えど、女子ではなく男子の感覚だと思うんですよ、ダマスカスでテンション上がるって。
でもとりあえず、ポチるのを、ぐっと我慢しました。
切れ味だけで考えると、手持ちのモーラナイフとヘンケルスの家庭包丁で、何も問題ありません。
モーラもヘンケルスも、ちゃんと研げばちゃんと切れます。
以前「刃の黒幕」って砥石を購入したことを書いた記事があります。
この砥石はザクザク研げるので、私のような素人でも、何度も何度も研ぐ練習を積み重ねれば、この砥石1つで、ある程度納得できるほどの切れ味を取り戻すことができます。
いつまでも少年の心を持つ中年ですので、より美しいナイフや包丁を手に入れたい気持ちは強いのですが、どんなに高いナイフでも、必ず切れなくなる時がきます。
そうなんです、ナイフを知れば知るほど、ナイフ自体よりも研ぎの経験のほうが大切な気がします。
あとはナイフの扱いの経験ですね。
今期ウリボウの解体の時に、大腿骨の関節を外すのに手間取って、多少コジッてしまったんですね。
その後、後ろ足の皮を切ろうと、モーラを垂直に当てても、まあ切れないたらありゃしない!!
驚きました!ナイフの刃先って、これほどまでに重要で繊細なものだってこと!!
帰宅してから、速攻で研ぎました。
現在、現場でのイノシシ大バラシの時はもちろんモーラで、帰宅してからの中バラシもモーラです。ウリボウの足は小さいので、基本骨付きのまま冷凍かけますが、解凍してからの骨出しはモーラです。
つまり、現場での皮剥ぎから大バラシ、骨周りの解体から掃除まで、今ではすべてモーラ使っています。
もちろん、丸鳥の解体も。
切れ味や使い勝手も含めて、大満足のモーラです。
そして昨年とは考えられないほどの頻度で、モーラや包丁を研いでます。
もう一度言いますが、コスパも良いので、狩猟されている方、これから狩猟を目指す方には、モーラと刃の黒幕の組み合わせは本当にお勧めで、どちらもオレンジの組み合わせがお勧めです。
解体だけなら切れ味等性能に全く問題ありません。ただ止め刺しをこのナイフ握ってやろうとする場合、ヒルトいわゆる滑り止めの部分が小さいために、危険性が高いためご注意を。
プロの研ぎ師の動画を見ると、最後には強烈に細かい砥石で仕上げ研ぎを行っています。でも私みたいな一般人からすると、どこで中研ぎを終えて、どこで仕上げ研ぎに入ればよいかすらわかりません。そういう意味で、この刃の黒幕中研ぎはザクザク研げるので、これ1つで素人的な最終工程まで終えることができます。これ1つで満足できなくなった時に、改めてもっと細かい砥石を買えばよいだけ。まずは切れなくなった包丁やナイフを研ぐ習慣をつけることが大切だと私は考えます。
ヘンケルスと言えばこのマークですね。調べてみるとドイツのメーカだとのこと。とにかくどこでも売っているので入手しやすい一般的な家庭包丁のメーカーと言えます。いつから使っているのかも覚えていないくらい、数本ある包丁の中の1本なのですが、まあ一度も良く切れるとか高級だとかは思ったことありませんでした。それが刃の黒幕でちゃんと研ぐとちゃんと切れます。記事中のたけだみりこさんの切れるって視点が鶏皮でしたけど、素人研ぎのヘンケルスでも鶏皮はスパスパ切れます。
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