以前、狩猟用ズボンのことを記事にしまして、ずっとその撥水チノパンを狩猟用で使ってきました。
最初は特に問題なかったのですが、狩猟道が深くなるうちに、どうしても性能的に耐えきれなくなってきました。
簡単に言うと、泥がついたところやくっつき虫がついたところを拠点にして、徐々に浸水します。
朝露でベタベタの草むらに潜んでいると、徐々に浸水します。
まあ、撥水って生活レベルではかなり便利なのですが、
究極のアウトドア(ケロアキさんの名言)の狩猟では、超撥水程度では耐えられません。
さて、今後の狩猟用に「防水性」と「耐摩耗性」がちゃんとしたズボンが欲しくなりました。
はい!こういう時はワークマンです!こんなレインパンツを見つけました。
今回は見た瞬間に即買い!!だったので、初めてオンラインストアで店舗取り寄せを利用しました。店舗取り寄せだと送料が無料になるから非常に便利です。
はい!買ってきました!
見た目はジーンズです、触った感じもジーンズです。つまり耐摩耗性は十分です。そしていつもながら激安です!
時は満ちた。
ってキャッチフレーズが、その性能の高さを自慢げに謳っています!!
さて、見た目ジーンズですが、防水性が15000mmと強烈です!!
以前、狩猟用のコートの時にも防水性の記事書きましたが、同じことを参考までに。
300㎜:撥水
2000㎜:体重75㎏の人が濡れたところに座った時の圧力
5000㎜:小雨・小雪を防ぐような一般的なレインウエアの目安
10000㎜:スキーやゴルフのように雨や雪用レインウエアの目安
11000㎜:濡れたところに膝まずいてる時の圧力
20000㎜以上:登山
28000㎜以上:GORE-TEX
上記の狩猟用のコートは防水性が10000㎜でした。まあそれでも防水性に関してまるで不満はないのですが、問題点として透湿性がないので、多少動くと中がベッタベタになるのが不満です。
調べてみると、医学用語的に「不感蒸泄」って言うらしく、まあ簡単に言うと、何の意識無く水分が蒸発することで、通常成人で言うと1日皮膚から600mlの水分が蒸発しているらしいです。
で、上記の防水コートは着ているだけで、内部がベッタベタになるわけです。例え動かなくても長時間着ているだけでですね。
防水性を求めてもですね、着心地感から言うと、透湿性はかなり重要なファクターとなり得ます。
で、ですね、まあ一応このレインパンツは透湿性があるので、多少ましだと思われます。
裏返すとこんな感じ。
完全にポリッポリの防水ですね。
この商品バッサリ説明すると「外側は撥水加工のデニム生地で、内側にレインパンツを張り付けた」ような感じです。
多分このまま履くと、多少蒸れたときの感触が悪いと思われますが、私はこの時期だとタイツ式のヒートテックを履いてますので、耐寒性のないこのレインパンツとの相性は抜群だと思われます。
あと、元々はバイク乗り、ライダーのために開発された商品なのか、取り外し可能なニーパットが標準でついてます。
脱着は内側からです。
これですね、泥だらけの猟場において、迷いなく膝射できるのは非常にありがたいです。
もしかしたら、エアライフルハンターのために開発されたのではないか?!って思えるほどの性能と機能です。
まあ、正直いらない機能として、裾を絞るためのストッパーや紐がついていたのですが、どう考えても邪魔だったので、すぐに切ってしまいました。
あと、ポケットも完全防水仕様だったので、携帯の伸縮性ストラップを引っかける場所がありませんでした。
不器用とか不細工とか関係なく、とにかくD環を頑丈に止めました。
で、以前自衛隊の卸の店で買った、伸びるカラビナを取り付けました。
私はいつもこの部分に携帯をつけてます。で、車の鍵は伸びるカラビナの部分にカラビナでカシャンと引っかけます。
つまり、起点となるD環は、絶対的な安定度を持って止まっていて欲しいわけなので、不細工だろうがグルグルに縫い付けました。
これで、新しい狩猟用のレインパンツの準備は整いました。わな猟でもカモ猟でもどんと来い!!です。
実はこれで狩猟用ズボンは3代目となりました。
3代目にして、ようやく皆さんに胸張ってお勧めできる、狩猟ズボンと出会うことができました!!
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