現在のエースハンターのポンピング方法

エースハンターはポンプ銃、撃つたびポンピングが必要です。
それもポンプ回数が増すごとに負荷がきつくなり、エースハンター使いの方は苦労されていると思われます。
そのアイデアとして、私こんな動画を公開してます。
非力な私だからこんな方法を思いついたわけです。記事も書きました。
今読んでも、我ながら画期的アイデアです!!

さて4年目になっても、ポンピングを腕力だけではなく体重を使って行うってのは、私の中で基本的なポンピング方法となってます。
ただ、基本の考え方は動画や過去の記事と同じでも、実際の猟場ではなかなか同じ状況が作れなくて、少しずつ変化させてきました。
今回はそんな現在の変化というか進化したポンピングを紹介したいと思います。




まず前提として、私は100均の簡易椅子を猟場に持ち込んでいるってのをご理解ください。
これですね、荷物のように思えて、カモ猟なら中腰での移動の足場として使えるし、泥だらけの場所の銃の置き場としても使えます。
さて、これにカモ猟では必ず持ち込む防水防寒手袋があります。まあ狩猟中に手袋がいらないって方のほうが稀有だと思われるので説明しません。
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さて、ポンピング自体の方法論は上記の動画と同じなのですが、先台を置く場所が100均椅子となり、先台に被せるクッション替わりが防寒防水手袋になります。
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で、あとは、こんな感じで猟場においてポンピングします。
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100均椅子を猟場に持ち込まない、一般的なエースハンター猟師の方なら、左足の狩猟靴の上が先台を置く場所になります。私も100%100均椅子を持ち込んでいるわけではないので、急遽ポンピングしなければならないときは狩猟靴の上でやります。10回くらいなら靴の上でもそれほど痛くはありません。防寒防水手袋が結構なクッション替わりになりますので。
ただ、1度長靴の上でポンピングしたことがあったのですが、さすがに長靴だと痛かったです。




あと、射撃場でのポンピング方法も紹介しておきます。
射撃場には、座面の柔らかいタイプの折り畳み式椅子とリストバンドを持ち込みます。
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リストバンドは100均で買いました。それを2つ折りにして先台に通します。
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あとは同じです。
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射撃場ではポンピングを馬鹿程やりますので、足を延ばしたままで体重が乗せられるくらいの高さの椅子選びがコツです。
下手に低い椅子だと、多少のスクワット状態になるので、腕ではなく足の筋肉痛に見舞われます。




通常なら、エースハンターのポンピングって、銃床を右手で先台を左手で持って、胸の前で合わせるようなポンピング方法だと思います。
ボディービルで言うと「モストマスキュラー」ってポージングの感じでポンピングするわけです。
ボディービル モストマスキュラー.jpg
本当にね、頭下がります。冒頭の動画内でもやってますが、私はこの方法だとポンプ5回が限界です。
そんな非力な私は、現在猟場も射撃場もポンプ10回で撃ってます。しかし独自のアイデアのおかげで、ポンピングのせいで筋肉痛になることはなくなりました。
「柔よく剛を制す」なんてかっこいいこと考えたわけではないのですが、単純に非力な私がエースハンターという腕力モンスターに立ち向かうときに、腕力ではなく体重でポンピングエネルギーを得る方法を思いついただけです。

で、後付けなのですが、この方法だと他にもメリットがあることに気が付きました。
まずは、繊細なスコープに一切余計な力がかからないことです。上から抑えるのは、左手は銃身で、右手は銃床です。スコープには本当に一切触れません。
あとクッションを必ず挟むために、パチンと閉まる際の、指とか手のひらとかの挟み事故が無くなりました。地味にメチャクチャ痛いんですよね挟み事故。特に手のひらの挟み事故が本当に痛いんですよねえ、これはエースハンター使いのあるあるです。


今回の情報は、私以上に非力な女性や高齢者のエースハンター使いの方には、是非知っていただきたいポンピングテクニックだと思っています。






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