昨今もう春ですね。
ですが今年のように結構な雪が降った時、自宅の外にミカン置いておくと、一瞬でヒヨドリ寄ってくるんですよ。
そんなヒヨドリを「わなっぽい何か?」で捕まえるためのアイデアです。
まずは法律をクリアしなければなりません。
最初に引っかかるのはこれです。
「狩猟鳥類、ヒグマ、ツキノワグマには、くくり罠を含むすべてのわなの使用の禁止」
クマだけでなく鳥もダメなんですね、わな猟。
では、わな猟とは何か?っていうと、法定猟具のわなは4種類。
「くくりわな・はこわな・はこおとし・囲いわな」
あと、禁止されたわなや危険猟法はもちろんNGです。これらは猟師なら常識ですので、いちいち書きませんのでご了承のほどを。
さて、上記以外のアイデアわな猟なら、法律上はOKってなりますね。
次にわなっぽい何か?に網を使った時、それでも合法なのか?ということも考えると、網猟の法律も知っておく必要があります。で、網猟とは何かというと、
「網は、糸などで編まれたものを被せたりして、鳥獣を捕獲する猟具」
法定猟具の網は4種類。
「むそう網・はり網・つき網・なげ網」
これらの猟具を使わず、かすみ網のような禁止猟具でないなら、網を使った狩猟はOKってなりますね。
まあ簡単に言うと、虫取り網や投網で鳥を捕まえるのはOKってわけです。
最初に思いついたのが、箱罠のような仕掛けを入り口に用いて、全体を網にする方法です。
ただこれは仕掛け自体は単純に箱罠なので、99%網を使ったところで箱罠とみなされるでしょう。
これでまたまた思いついたんですよね、罠って定義を外せば罠にならないと。
つまり罠って、仕掛けた人間が見ていない時間帯に、鳥獣自身の重みや動きを利用してトリガーが作動するのが「罠」です。
で、単純に言うと、箱罠の開閉を鳥獣ではなく、仕掛けた私自身が行えば罠ではなくなるという理屈です。
つまり山賊ダイアリー1巻のこれ、
これって、一般的には「わな」ですね、しかし法律上の法定道具ではない「わな」なので、この方法で猟期中にわな猟免許がない人間がウサギを捕まえても、法的にはまるで問題ないというわけです。
あとは、作動する前にヒヨドリが危機感を抱かずミカンを食べれる状況の罠であり、作動させたならヒヨドリに逃げられないほどの速さが必要です。
そして罠を作動させるトリガーは仕掛けた本人、つまり私自身が発動させれば、法的には問題ないでしょう。
さて、あのヒヨドリをどうやって捕まえるのか?!トリガーはどうするのか?!
まあ難しい問題ですけど、それさえクリアすれば、自宅の庭先で猟が行えます。
今現在、いろいろと案は浮かんではいるのですが、どれもこれも決め手に欠けている状態で、最終的な方向性が決まってはいません。
ただ、今度こそ自宅で、餌付けヒヨドリを捕まえたいと思います。
この記事へのコメント
黒猫
っとまぁ、冗談はさておき、みかんの設置は想定外でした。去年、雀をおびき寄せようと古米をまいたのですが全然よりつかず、近江人さまからパンくずの方が良いとご指摘頂きました。が、その後は大雪が続き。。。
自宅はカラスがよく来るのと、職場付近は猿が来るので、工夫しないと難しそうです。
銃と違って自宅(住宅街)でも実行できそうなのは良いですね!
morimori
前年度は、生米とパンくずを皿に入れて待ったのですが、来たのはカラスでした。
今のところ私の自宅では、柑橘系なら必ずヒヨドリが来るので、しかけさえ万全なら確実に捕まえられそうです。
ああああ
山賊ダイアリーのやつも、確か駄目だったはず。
解釈次第で悪くなる、だったと。警察に色々教えてもらった。
まず、全体的に何かしらの罠を使って鳥獣を捕獲すること自体が禁止だった。で、例外事項として、法定猟具が許可されているということになるって言われたけど。
なので、許容されるのは「合法的わな猟」にならず、(鳥相手なので)感知した時に人間が操作しないと捕獲することが出来なければOK。(鳥はわなにかけたらすぐ回収出来ないと、非狩猟対象の中には致死率が非常に高い者がいるため、わなで捕るのはNGだったはず。非常に狩猟圧に弱い種類がけっこういます)。 普通に銃猟の免許もってるから網の免許とって適当な片無双で捕獲すればいいじゃない、と思った。
morimori
「合法的わな猟」って単語を使ったことで、誤解を招いた感じですね。私がこの記事で書いているのは、猟期に自宅の庭に寄ってきたヒヨドリを、自分の目の前でどうやったら捕まえることができるのか?!っていう考察のつもりでした。当たり前ですが、銃も罠も使えませんからね。