先日、初めて石川県加賀市にある「鴨池観察館」に行ってきました。
入館してすぐに、係員に言われたのが、
「池の真ん中にいるのがコハクチョウです。この時間まで飛び立たずにいるのは珍しいんですよ。」
って、多少興奮気味に言われました。
どうやら、この季節の鴨池の一番の目玉は「コハクチョウ」みたいでした。
この日はなかなか飛び立たなかったのですが、飛び立つとなると、群れ全体で一斉でした。
大型の鳥なので、旋回しながら上昇するとのこと。
なかなか迫力ありました。
そして一斉に去っていきました。
それから係員に、
「目の前の田んぼに、ちょこちょこ動く鳥がいるでしょ?わかります?」
って言われても、正直恥ずかしながら、最初さっぱりわかりませんでした。
ゆっくり丁寧に教えてもらって、ようやく確認することができました。
タシギです。初めて見ました。良い経験になりました。
さて、コハクチョウの奥の奥、岸の付近にカモの群れがいます。
遠すぎてちゃんとした写真は撮れませんでしたが「トモエガモ」の群れです。
鴨池において、トモエガモはメインキャラクターです。
なお、ここから先の写真は鴨池観察館HPからの引用です。
さて、対岸の岸まで500mもあるとのこと。で、ごっつい望遠鏡で最大倍率で観察を続けていると、ようやく慣れてきて、オスのトモエガモがギリギリ判別できるようになりました。
でも話を聞くと、係員はこの距離でも、すべてのカモのオスメスの判別ができるとのこと。
ひええええええ!!プロはすげえ!!
あと、ヒシクイの群れの着水を見ることもできました。
大型の鳥の群れの着水は迫力があります!
実はこれも係員が多少興奮気味に、
「あの群れがヒシクイです!着水が見れましたね。」
って言っていたのですが、正直初めて聞く鳥の名前でした。
でも、この記事書きながらHP見てたら「国の天然記念物」なんですね。良いもの見れました。
あと猛禽類もいました。係員に名前を聞いたら「ミサゴです」って即答されました。
魚専門のタカらしくて、カモたちにとっては脅威の存在ではないとのことです。
あと、係員に聞くまでもないカモたちで、私が確認できたのは、
マガモ
コガモ
ヨシガモ
ハシビロガモ
オナガガモ
です。
意外にもカルガモが一羽もいませんでした。
係員に話を聞いたところ、
「マガモが多いときはカルガモをみかけませんね。」
とのこと。
なるほどなあ、私も少ないながらの経験として、マガモの群れにコガモが混ざるのはよく見かけるけど、マガモの群れにカルガモが混ざるのはまあ見かけません。
さて、なかなか楽しい時間を過ごしてしまって、結構な長居をしてしまいました。
また機会があったら、ぜひ遊びに来ようと思います。
この記事へのコメント
けろあき
レアな鳥が見られます。
一度本物の「坂網猟」見たいんですけどねー。
morimori
多少複雑な気持ちになりながらも、それでも方向性はまるで違っても、一般人よりは多少鳥たちに興味を持っていることに違いはなく、すべての話が興味深く聞くことができました。