イノシシ肉を料理する場合、問題になるのは臭みよりも硬さです。
あのガッチガチの肉をどうにかして柔らかくできれば、もっと食べやすくなるんですけどね・・・。
って、方法を探していたら、こんな記事見つけました。
毎度おなじみクックパッドなんですが、ここに書かれている
重曹食塩水
は目からうろこでした!!早速試してみました。
解凍イノシシ肉が完全に漬かりきるように、クックパッドのレシピの倍量にしました。
重曹:小さじ2
食塩:小さじ2
水 :800ml
冷凍に使用していたジップロックをそのまま流用しました。
で、漬け込んで1日半経ったのが、上記の写真です。ずいぶんドリップ出てますが、血抜き兼、臭み抜きだと考えればちょうどいいです。
で、漬け込み終わった塊肉を、水洗いします。
こういう時もジップロックはありがたいです。
で、水分を取ります。
写真じゃわかりませんが、触っている感じが、いつものイノシシ肉とは違う柔らかい感触です!
これはいけそうです!!
薄切りにこだわらず、切りやすい感じで一口大に切りました。
これを炒めて、ほうれん草ともやしを合わせて、
重曹食塩水漬けイノシシの野菜炒めの完成です!!
これはいい!!
ようやくたどり着きました!!
これがイノシシ肉の下準備として一番最適な方法です!!
とにかく柔らかい!!
イノシシ肉とは思えないくらい柔らかい!!
それでも、ちゃんと硬いところは硬いけど、嚙み切れないほどの硬さではないから、単純にジビエの触感を楽しむことができます。
まあある程度、個性は抜けますが、それと同時に「ジビエ臭さ」が十分に抜けてくれます。
特に特別な下準備なしで、これほどまでに硬さが抜けるのは、本当にありがたいです。
今後どんなイノシシ肉でも、一般家庭料理にまで落とし込むことができそうです。
あと、内臓料理でも応用が利きそうですね。
重曹は非常に役に立ちます!例えば胃のムカムカ感があるときなど、テースプーン1杯の重曹飲めばどんな胃薬よりも即効でスッキリします。あとは主婦ならご存じ掃除にも役に立ちます。そして今回のような料理系でいうと、ワラビやふきのとうのような山菜のあく抜きに重曹を使います。イノシシ肉だけではなく本当に重曹は使えるので、ご一考を。
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