はい!これがパスタの中華麺です!
あっはっは!作り方は実に簡単で単純です。
ただレシピを話す前に、なぜこんなことをやり始めたかというと、なかなかの、壮大なプロジェクトになるんです!
始まりは、この記事のコメント欄のケロアキさんがきっかけです。
「次は麺からラーメン期待してます」
正直、これ読んだときに、
「おいおい!!小麦粉こねて麺を手作りしろってか?!」
って思いましたが、私なりの発想で、中華麺を自作すればよいのではないのではないかと考えつきました。
今回の記事は「自作ラーメン」の中華麺編です。
それも最終的に考えているのは「イノシシラーメン」です。
家庭で美味しいイノシシラーメンをどうやれば作れるのか?!
これがケロアキさんからの挑戦状だと考えています!
さて、その第一歩、中華麺です。
これですね、いろいろ考えたんです。
一般家庭が常備している材料でラーメン作るときに一番の障害になるのが、意外と中華麺ではないかと。
一般的にラーメン作りで一番大変なのはスープ作りだと思われますが、ラーメン屋経験の友人曰く、
「スープなんかはお湯でも代用できる、問題はタレだよ。」
意外に思われた方は、次郎系ラーメンのタレ作り動画をどうぞ、
7:20から「うま味調味料」を入れるんですが、一般人からすると
衝撃の量です!!
ラーメン素人の私からすると、旨味の元となるのはスープで、タレは塩分の調整だと思ってました。
主な旨味はスープだと考えていたんです。
でもなるほどなあ・・・って納得することも多かったです。
猟師になって以来、ジビエの骨を入手することが多かったので、ちょこちょこスープ作りも試してみたのですよ。
でも、目が覚めるくらい旨味の強いスープってとれた記憶がないんですよね。
大体、ラーメン店で無化調ってほぼないじゃないですか。
逆に言うと、それほど難しいってことなのかなあと。
結局、私が何が言いたいのかというと、
ラーメン作りで難関なのはスープではないということです。
で、最終的にイノシシラーメンを作りたい私は、チャーシューでもひき肉でも、イノシシ肉さえ使えば、条件をクリアするわけです。
そう考えると、素人的にすべて自作のラーメンを作る一番の難関は「中華麺」ではないかと。
まあ簡単に言うと、「中華生麺」はスーパーに売ってます。
でも、ちょっとラーメンを食べたいときに、いちいちスーパーまで中華生麵買いに走るのは、現実的ではありません。
で、家庭に常備してあるような乾麺を使って中華麺ができないだろうかと調べてみたら、
ビンゴ!!ありました!!
まあ単純な話です、中華麺特有のかん水がアルカリ性だから、アルカリ性の重曹入れて茹でれば、小麦由来のすべての麺は中華麺風になるということです。レシピは動画で紹介されてますが、一応私なりのレシピを載せておきます。
水:1L
塩:大さじ1杯
重曹:大さじ1杯
パスタを茹でるときに塩を入れるのは定番で、そこに重曹を追加しただけです。
もしうどんや冷や麦や素麺といった、塩を入れずに茹でる麺を中華麺にしたい場合は、重曹だけを加えればOKとのことです。
で、私は最初に素麺で試しました。でも重曹入れた茹で時間が短すぎるせいか、中華麺って感じほどには変わりませんでした。
もう1つ言うと、パスタを重曹で茹でても、動画のようなまっ黄色な中華麺にもなりませんでした。
で、単独で食べた感じでいうと、多少黄色く、多少もちもちとなった・・・
やっぱりパスタじゃねえ?!
しっかりとした中華麺とは言えないかなあ・・・でも何となくパスタ感も消えてるんだよなあ・・・。
でもですね、まあランニングコストで考えても、安い乾麺の代表はパスタです。
まあ多少茹で時間はかかるし、バッチリ中華麺になる感じにはならないのですが、パスタの代用はそれを差し引いて、たんまりとおつりがくるくらいのメリットがあると思います。
まだ試していませんが、つけ麺や焼きそばにも応用が利きそうですね。特に焼きそばは味付け次第では元がパスタとは思えなくなりそうな気がします。
この記事へのコメント
黒猫
パスタ麺、重曹との比率の問題でしょうか?使われたのはスパゲッティ?フェデリーニとかカッペリーニではどうでしょう?
以前、本物の鴨鍋を作ろうと、まずはカモの骨から鶏ガラスープを作ることに挑戦し、見事、撃沈しました。不味くて飲めねぇ。。。
イノシシのチャーシューと、イノシシの大腿骨からとった豚骨ベースのスープ、楽しみにしています!
morimori
現在は骨抜きでスープを作ることを目論んでいます。