ペンネグラタンの最終系

やっぱりグラタンは美味しくてごちそうです!

で、前回紹介した時から、かなり進化して、私の中で最終系に至ったので紹介します。
まあ基本レシピはほぼ前回通りなので、参考程度に前回のレシピ詳細はこちらからどうぞ。


さて、まずは最後に振りかける、
「焼きベーコンクルトンパセリ和え」
から、レシピ紹介していきます。

まずは前回同様ベーコンをさいの目に切り、少々オリーブオイル加えて、中火でじっくりとカリカリに揚げ焼きします。
これは思っている以上に時間がかかるので根気よくじっくりやりましょう。
途中で多少のパン粉入れてきつね色に。
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パン粉は食感にはあまり影響与えないんですけど、やっぱり香ばしさが増しますので、必須です。
ここで初レシピ!!クルトンです!!
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やっぱり食感を上げるために、クルトンはいいわき役となってくれます。
で、色取りのパセリ投入。まあ、私も含めて生パセリのクセが苦手な人間も多いと思われるので、多少パセリに火を入れて完成です。
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このトッピングは、オーブン無しグラタンの食感に変化をつけるための、今のところベストなレシピと考えてます。


そしてホワイトソースも進化してます。
ヤンキー豚肉炙りチャーシュー料理でも書きましたが、やっぱり志摩さんの影響で、洋食系のハーブの使い方が劇的に変化しています。
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具体的には、現在ローリエとタイムは必須アイテムです!

あとですね、志摩さんレシピのホワイトソースは、覚えやすいように
バター10g・小麦粉10g・牛乳100cc
の1:1:1レシピなのですが、本にも書かれているようにこのままだと、結構固めです。

で、現在市販の牛乳パックが500mlであることを利用して、
無塩バター:45g
小麦粉:45g
牛乳500ml
で、作ることにしてます。
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作り方をもう一度説明すると、無塩バターを小鍋に入れて弱火で溶かし、ほぼ溶けたところに小麦粉を全投入。火を止めてゴムベラで混ぜ、まとまったら、牛乳を多少加えながら中火、だまにならないように少しずつ牛乳を全量加え、沸騰直前で火を止めて完成。
で、時を戻して、牛乳を半分くらい加えた段階で、
コンソメキューブ:1個
ローリエ:1枚
タイム:1つまみ
を投入。
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この状態で、最後まで牛乳を入れ切って、本当の完成となります。

コンロが2口なら、最初のカリカリベーコンと、この作業を並行して行います。



次に、具とペンネを2口で同時進行します。

まずは具のほうのレシピです。
基本は鶏もも肉とマッシュルームです。それをオリーブオイルで塩コショウして炒め、美味しいと思える塩加減で完成です。
で、現在はそこにローズマリーを1つまみ加えています。
ローズマリーは、最近焼き系の肉料理には絶対的に使ってます。

で、今回のグラタンの具材に変化球としてアスパラを選びました。
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真ん中に見えるのがローズマリーで、一口サイズに切った鶏もも肉とアスパラ。それに塩胡椒して、いつものグリルマスターをかけました。
これ本当に使いやすいのでお勧めです!他の肉系のスパイスだと、かなり塩分が入っているタイプが多いです。でもこれは塩分がかなり少ないので、いつも通りの塩コショウの後に使えるのところが気に入ってます!
あとは火をつけて、鶏もも肉にほとんど火が入ったら、スライスしたマッシュルームを入れて、
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最後まで火を通して、具材は完成です。ついでにペンネが茹で上がる前に、ホワイトソースと混ぜておきます。この時にローリエは抜きます。


さて、ペンネのほうですが、志摩さんのレシピで1Lの水に対して、塩大さじ4分の3、
「飲んでみて美味しいと思える塩分」
です。
この、飲んでみて美味しいと思える塩分の感覚さえつかめば、塩は目分量で味見して確かめることができます。
まあ簡単に言うと、一般の方が思われている以上の塩分でパスタは茹でます。
市販のペンネが500gなので、いつもその半分250gを使います。
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茹で時間9分のペンネを8分30秒で茹で上げます。

茹で上がったら、茹で汁切ってフライパンに投入。中火でゴミベラで混ぜてなじませます。
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正直、この時のペンネは通常の1.5倍ほどの量があり、この段階でホワイトソースがほとんどなくなってますが、レシピ量を超えてペンネを使った結果ですのであしからず。
ここから炎の料理人降臨!!
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まあ相変わらず、ガスバーナーで炙るだけなんですけどね
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まあ、たったこれだけのことなのですが、オーブンを使わないグラタン料理としては、香ばしさが増します。

で、「焼きベーコンクルトンパセリ和え」を、この全面に敷き詰めて、オーブンとチーズを使わない、
ペンネグラタンの最終系が完成です!!
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はい!自信作です!!

一般的にふにゃふにゃ食感のグラタンですが、オーブン過熱がない分を、ベーコンとクルトンと炙りペンネでカリッとした食感を補い、最初は優しい塩加減だけど、食べ進むうちに十分だと気が付き、何よりハーブの香りが半端ないです!!
まあハーブの効果を具体的に伝えると、翌日冷えたグラタンを弁当のおかずに入れても、ハーブの香りがしっかりと感じます。それが嫌味でない感じで残るので、美味しさとして感じるわけです。

本当に、ローリエ&タイムは使ってみるとなるほどなあって思える効果のハーブです。特に煮込みハンバーグなんか絶大な効果があります!!
洋風の煮込み系にはローリエ&タイムを。
単純な肉の焼き料理ならローズマリーを。ついでにグルメマスターも。

グラタン料理って、現在私の主流のハーブたちが、総出で使える総合料理なので、本当に面白いです!
あっはっは!そこら辺のお店グラタンに負ける気がしねえ!!!
あっはっは!ペンネ使わず、フライパンの底にご飯を敷き詰めてドリアにしても、お店ドリアに負ける気がしねえ!!


正直、ホワイトソース系の料理をやり始めた理由なのですが、ずっとずっと福井県で美味しいドリアかグラタンを出す店を探していたんですよ。
実はふた昔前には、県庁近くの喫茶店で美味しい店があったんですよ。で、よく行っていたんですよね。
その後その店が移転して、今はなくなってしまい、結局今は美味しいと思える店が見当たらなくなってしまったんです。
で、店を探すことが困難なら、自分で作ったほうが早いんじゃないかと。
たとえオーブンがない環境でも、自分で作ったほうが美味しいのではないかと。

ようやく、そんな境地にたどり着きました。

以上、ペンネグラタンの最新作でした。








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