低温調理器を買いました!!

ついに!というか!
やっぱり!というか!
とうとう!低温調理器を買いました!!
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拍手パチパチパチ
選んだのはアイリスオーヤマの「LTC-01」です!!

さて、低温調理器を買うにあたり、本当にずいぶん悩みました!!!!
本当に、いろいろなネット記事を参考にさせていただきましたので、今では1つ1つ思いだせないほどです。
それでも、最後の最後まで心に引っかかり、最後の最後まで参考にさせていただいたのはこの記事です。
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かまいたち濱家さんの低温調理器の徹底比較のブログ記事です。
正直この記事でナンバーワンだった、サンコーの「マスタースロークッカーS」は、私にとって最後の最後まで購入候補筆頭でした。
大きなメリットとして、浅い鍋でも使える使い勝手さと、そのコンパクトさ、そして加熱部の洗いやすさですね。
ただ唯一デメリットとして引っかかってたのは、850Wというパワーの低さでした。

で、それでも当初マスタースロークロッカーSの購入を心に決めた私は、Amazonでのネット注文を試みました。
・・・しかし、在庫なしでした。
この記事を書いているときでも、Amazonのリンクが張れない状態でした。

まあ推察するに、このコロナ過で自炊する人間が増え、そしてよりおいしい料理を求める人間も増えたことにより、低温調理器の需要が増えたのでは?!で、私のように低温調理器を求める人間がググった時、かまいたち濱家さんの影響がずいぶん大きくて、サンコー商品がAmazonから品切れになったのではないかと?!

でも、低温調理器の導入を諦めきれなかった私は、サンコーを諦めて、他の商品を探し始めました。
正直、サンコーがずば抜けて優れていたのはコンパクト性だけで、他の商品といろいろな意味で大差ありませんでした。

その中で参考になったのが、やっぱり濱家さんのサンコーの記事で、
そのサンコーの「テスト1.攪拌能力」って部分に、
「攪拌がもっとも見られたのはサンコー。温度復帰が早かったのはアイリスオーヤマでした。」
って書かれてました。

元々アイリスオーヤマ製は多少大型ですが1000Wあり、大きな塊肉を扱うのなら最適な商品に思えてました。
ただ、唯一引っかかっていたのが、
「加熱部の保護部材はドライバーがないと外せない」
って部分でした。
使用後、掃除というか乾燥させるのに、いちいちドライバーを使わないといけないなんて・・・。

でもこれは考え直すと、
ねじが面倒なら、ちょうどの蝶ねじを探せばドライバー不要となるし、だいたい低温調理なんて毎日するか?!じゃあその都度ドライバーで外しても、それほどの手間か?!

そして、サンコーのコンパクト性を諦めて、アイリスオーヤマの大型を認めた理由が手持ちの鍋にあります。
一般家庭には、寸胴鍋のような深い鍋がないから、アイリスオーヤマのような
「20㎝以上の深さの鍋を推奨」
って基準をクリアできないと思われます。

それがですね、私はたまたまティファール製の6L圧力鍋を持っていまして・・・。
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ビンゴ!!って叫んでもよいほど、ちょうどよい鍋でした!!
ただ低温調理器の真ん中くらいにへこみが見えますが、それが水面Maxの印。
つまりこんな大鍋でも、Maxすれすれに水を入れるとあふれ出てしまいます。
低温調理器を導入する際は、手持ちの鍋をご確認ください。
なお耐久性さえしっかりしていれば、鍋でなくても良いです。バケツでもゴミ箱でも、うつわになるなら何でも良いんです。熱源をコンロからとるわけではありませんので。

さて、試運転してみました。
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なんかすごくピッタリ感があります!

実はこの大鍋、まあ正直持て余してまして、圧力鍋として使ったのはほぼ経験がなく、鍋として使ったとしても、人数が集まった時にそばを茹でる大鍋として、数年に数回使う程度でした。
まさかそんな大鍋が、ここにきて低温調理鍋の筆頭として表舞台に立つとは!!


そんなこんなの紆余曲折で私が選んだのがアイリスオーヤマ製です!!
いやーーーー!!何が幸いするか、わかりませんね!!


さて、これで塊肉をよく調理する私に、強力な調理道具が仲間入りしました!!

そして低温調理とガスバーナー料理は相性が良いと思われます!!
さてさて、面白くなってきました!!


P.S.記事中加熱部の保護部材はドライバーがないと外せないと書きました。で、ネットで調べてみたら、この部位のネジは「M4」という規格ということを知りました。で、M4手回しネジを買いました。
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これがピッタリとハマったんですけど・・・この部分ですね、単純なねじ止めで止まっているのではなくて、ゴム製で溝があり、差し込んで回すタイプです。
これね、まだ使い始めだからなのかわからないんですけど、なかなかキツいんですよ、取り外すのも差し込んで回すのも。
正直・・・ネジなんかいらないです。
私は今後、ネジなしで使っていこうと思います。
ただ、今後ネジなしで不具合が出た時には、今回購入したユリヤねじの出番になるかなあと。
いずれにしても、もし低温調理器を選ぶ際に「ネジ問題」だけでアイリスオーヤマ製を避ける方がいらっしゃるなら、それは本当にもったいないと思います。
肉の結合組織コラーゲンは60℃ほどから収縮が始まるのですが、65℃付近でさらに収縮するために急激に硬くなります。厚生労働省からの指導もあり、中心温度63℃30分を守りながら、65℃未満という微妙な火加減で加熱するためには低温調理器は必須の道具です。とはいえ、赤い部分のある肉を食べることに抵抗のある方や、ジビエ肉やレバー等の内臓肉に硬さや臭みを感じたことのない方は、まったく必要ない器具と言えます。

この記事へのコメント

  • るな

    ご無沙汰しています。遂に低温調理器購入されたんですね!
    私もアノーバを持っており、非常に重宝しています。
    塊肉との相性もいいので、美味しそうな料理期待しています。
    2021年05月13日 11:18
  • morimori

    るなさん、お久しぶりです。
    最近は料理ブログネタが本格的になってきてますけど、美味しい塊肉料理の記事は、絶対的に猟師にとって有益な情報になると思っています。そしてジビエ肉にとって低温調理器は魔法の調理道具だと信じています。
    私自身もこれからの料理生活が楽しみです。
    2021年05月13日 20:07
  • るな

    鹿ローストは結構作ります。
    本当に魔法の調理器具って感じです。
    ただ低温とはいえ、長時間熱をかけ過ぎると…って感じです。
    低温調理且つ最適時間が難しいです
    2021年05月14日 11:01
  • morimori

    実はアップ予定記事が大渋滞していまして、低温調理料理記事も多いのですが、るなさんの言っている感じは、使ってみてわかりました。安全なレア状態にするために、温度をできる限り下げると、どうしても加熱時間が伸びて、どうも思っていた感じとは出来上がりが違います。最低温度と最適時間の考察はまたゆっくりと深くやりたいと思います。
    2021年05月14日 11:30
  • 黒猫

    私はしっかり火を通す派なので子供がいる間は手を出さないと思いますが、シャトルシェフとの併用はいかがでしょう?

    アイリスの製品の攪拌性能が若干落ちるのであれば、鍋自体の保温性能を確保して鍋の周囲から温度が下がるのを阻止できれば、全体の温度を均一に保てますね。あるいは普通の鍋ごとクーラーボックスに入れて保温性を上げるとか。

    シカ肉のローストとか興味はありますが、失敗して食中毒とかすると、今の時期、人生終わりますので。。。チャレンジは3年後かな?
    2021年05月14日 12:04
  • morimori

    使った感じで言うと、コトコト弱火で長時間温度気にせずに煮るときに便利なのがシャトルシェフです。一方低温調理器は、0.5℃単位の正確さで長時間加熱できる機器です。
    黒猫さんはしっかり火を通す派とのことで、それならば温度計とシャトルシェフで確かに事足ります。
    しかし私はジビエ肉でもレア派なので、どうしても微妙な火加減のコントロールが必要で、本当にずっと前から欲しかった調理器です。
    シャトルシェフとの違いは、今後の料理記事を見てもらえばわかってもらえると思います。
    2021年05月14日 20:22